86 / 156
第二区画
86. 新たな仕事
しおりを挟む
あれから仕事は特に何か起こることもなく忙しなく働いている。プライベートであるとすれば……。
「先輩何を見てるんですか?」
「ああ、最近なぜか家を売らないかって広告がよく入ってるんだよな」
俺が手に持っているのは"マイホームを買い替えませんか"と大きく書かれた広告だった。
「先輩あの家を売る気なんですか?」
「いや、売る気は全くないよ。穴もあるしね」
異世界に行くことを考えるとあの穴は必要になる。それ以外にも家族が残してくれた家を売りに出すことなんて考えてもいない。
「確かに売ったら勿体ないですからね?」
「それでも毎回こういうのを入れられると気分的にあまり良くないよな。最近は電話もかかってくるんだよ」
夕方頃になるとどこからか俺の携帯電話に電話がかかってくる。広告が入っていた会社とは違うが、同じような内容の電話だった。
勿論どこで情報がバレたのかはわからないが、すぐに迷惑電話の登録をしたら、それからはかかって来なくなる。しかし、昨日はまた違う会社から電話がかかってきたのだ。
「なんかきな臭い感じもしますね」
「だから気をつけないと――」
「服部ちょっと来い!」
また部長からのお呼び出しコールがかかった。あの日から部長のオーラは再び真っ黒に変身していた。
「ちょっと行ってくるわ」
俺は部長に呼ばれたため向かうと、部長は何か頭をかいていた。
「部長どうしましたか?」
「ああ、これってお前がまとめたやつだよな?」
部長の手には以前俺がまとめた資料を持っていた。
「確かにそうですね」
「これを詳しくまとめて、発表できる形にしてくれと言われたんだがな」
そう言って部長は俺を見ていた。まとめるのは良いが、発表する形にまとめるのはそもそも違うし、総務課がやる仕事なのか疑問に思う。
そして俺は男に見つめられても、そんな趣味はない。
「でも発表するってなると部長がまとめた方がいいですよね?」
「発表するとも言われてないから、たぶん大丈夫だと思うぞ」
「それなら別にいい――」
「おー、そうか! 服部はそんなにこの仕事がやりたいなら任せよう」
部長は俺の肩を叩きながら手に資料を握らせた。
必死に手を開かないようにしていたが、何度も開かせようと叩くため俺は仕方なく手を開いた。
完璧に仕事の押し付けだ。そもそもまとめることは簡単にできるが、発表形式で準備するのはその人に任せた方が良いはずだ。そもそも俺は引き受けたつもりもない。
「さぁ、仕事に戻るんだぞ。俺は少しタバコ吸ってくる」
部長はそそくさとオフィスから去って行く。
「今のは元々押し付ける気でしたね」
席に戻った俺に桃乃は笑っていた。
「また変な仕事を任されたわ」
「ご愁傷様です。内容もある程度理解しないと発表用にまとめられないから大変ですよね」
ただ資料をまとめるのとは違い、発表用ということはある程度書いてある内容を理解する必要がある。
内容的にも開発部門が行う内容をなぜ総務課に回ってきたのかもわからない。
「しかも内容がゲームに関するやつなんだよな」
「あー、最近吸収したVRを扱ってる会社のやつですよね?」
最近経営困難となった会社を買い取ったため、その会社の仕事が経営の見直しとして、たまに俺達のところに仕事が回ってくることがあった。
本当に俺のいる部署は何の仕事をするところなんだろうかと疑問に思う。
「先輩ゲームとかするんですか?」
「いや、最近はあまりやらないぞ? 異世界へ行くことになった時に勉強のために買ったけど、操作が難しかったからな」
「最近はオープンワールドのゲームが多いですからね?」
「オープンワールド……?」
俺は初めて聞いた言葉に首を傾げていた。そんな姿を見た桃乃はなぜかワクワクとしていた。
そんなに俺に教えたかったのだろうか。
そういえば、異世界に行った時から桃乃はなぜかシステムの理解が早かった。いわゆるオタク女子というやつなんだろう。
「オープンワールドって……異世界に行っている感覚に近いと思いますよ?」
「どういうことだ?」
「仮想世界を自由に動き回って探索とか攻略する設計になっているデザインのことなので――」
「あー、だから異世界に近いのか」
異世界に行った俺が主人公で色々な敵を倒してお金を稼ぐことがそもそもゲームに近い感覚だ。
それを基本的に自身で行き先も探索する場所も選択できるため、この状況こそがオープンワールドなんだろう。
「そういうことですね。そう思うと意外にリアルでVRみたいなゲームを体験していたことになるからまとめやすいかもしれないですね」
「とりあえずしばらくこの仕事をやるから、迷惑かけるかもしれ――」
「ははは、服部は今まで通りの仕事も任せるぞ」
いつのまにか後ろに部長が立っていた。たばこから帰ってきたのだろう。
それにしても仕事中にたばこを吸うなんて何を考えているのか。
オフィスの中が臭くなるから、ある程度臭いを消してから帰ってきてもらいたい。
こういう人を若者の中では老害と言われているのだろう。
たばことコーヒーのWパンチで加齢臭もしたら、みんなが離れていくだろう。ただでさえ、女性が多い部署のため、人一倍気にする必要がある。
「それって……」
「まぁ、服部は今日から残業だな!」
部長はそう言って自身のデスクに戻って行く。
笹寺のこともあり転職を考え、やっとできた時間を転職活動として行動に移そうと思った瞬間、俺はまた社畜の世界に落とされてしまった。
「先輩何を見てるんですか?」
「ああ、最近なぜか家を売らないかって広告がよく入ってるんだよな」
俺が手に持っているのは"マイホームを買い替えませんか"と大きく書かれた広告だった。
「先輩あの家を売る気なんですか?」
「いや、売る気は全くないよ。穴もあるしね」
異世界に行くことを考えるとあの穴は必要になる。それ以外にも家族が残してくれた家を売りに出すことなんて考えてもいない。
「確かに売ったら勿体ないですからね?」
「それでも毎回こういうのを入れられると気分的にあまり良くないよな。最近は電話もかかってくるんだよ」
夕方頃になるとどこからか俺の携帯電話に電話がかかってくる。広告が入っていた会社とは違うが、同じような内容の電話だった。
勿論どこで情報がバレたのかはわからないが、すぐに迷惑電話の登録をしたら、それからはかかって来なくなる。しかし、昨日はまた違う会社から電話がかかってきたのだ。
「なんかきな臭い感じもしますね」
「だから気をつけないと――」
「服部ちょっと来い!」
また部長からのお呼び出しコールがかかった。あの日から部長のオーラは再び真っ黒に変身していた。
「ちょっと行ってくるわ」
俺は部長に呼ばれたため向かうと、部長は何か頭をかいていた。
「部長どうしましたか?」
「ああ、これってお前がまとめたやつだよな?」
部長の手には以前俺がまとめた資料を持っていた。
「確かにそうですね」
「これを詳しくまとめて、発表できる形にしてくれと言われたんだがな」
そう言って部長は俺を見ていた。まとめるのは良いが、発表する形にまとめるのはそもそも違うし、総務課がやる仕事なのか疑問に思う。
そして俺は男に見つめられても、そんな趣味はない。
「でも発表するってなると部長がまとめた方がいいですよね?」
「発表するとも言われてないから、たぶん大丈夫だと思うぞ」
「それなら別にいい――」
「おー、そうか! 服部はそんなにこの仕事がやりたいなら任せよう」
部長は俺の肩を叩きながら手に資料を握らせた。
必死に手を開かないようにしていたが、何度も開かせようと叩くため俺は仕方なく手を開いた。
完璧に仕事の押し付けだ。そもそもまとめることは簡単にできるが、発表形式で準備するのはその人に任せた方が良いはずだ。そもそも俺は引き受けたつもりもない。
「さぁ、仕事に戻るんだぞ。俺は少しタバコ吸ってくる」
部長はそそくさとオフィスから去って行く。
「今のは元々押し付ける気でしたね」
席に戻った俺に桃乃は笑っていた。
「また変な仕事を任されたわ」
「ご愁傷様です。内容もある程度理解しないと発表用にまとめられないから大変ですよね」
ただ資料をまとめるのとは違い、発表用ということはある程度書いてある内容を理解する必要がある。
内容的にも開発部門が行う内容をなぜ総務課に回ってきたのかもわからない。
「しかも内容がゲームに関するやつなんだよな」
「あー、最近吸収したVRを扱ってる会社のやつですよね?」
最近経営困難となった会社を買い取ったため、その会社の仕事が経営の見直しとして、たまに俺達のところに仕事が回ってくることがあった。
本当に俺のいる部署は何の仕事をするところなんだろうかと疑問に思う。
「先輩ゲームとかするんですか?」
「いや、最近はあまりやらないぞ? 異世界へ行くことになった時に勉強のために買ったけど、操作が難しかったからな」
「最近はオープンワールドのゲームが多いですからね?」
「オープンワールド……?」
俺は初めて聞いた言葉に首を傾げていた。そんな姿を見た桃乃はなぜかワクワクとしていた。
そんなに俺に教えたかったのだろうか。
そういえば、異世界に行った時から桃乃はなぜかシステムの理解が早かった。いわゆるオタク女子というやつなんだろう。
「オープンワールドって……異世界に行っている感覚に近いと思いますよ?」
「どういうことだ?」
「仮想世界を自由に動き回って探索とか攻略する設計になっているデザインのことなので――」
「あー、だから異世界に近いのか」
異世界に行った俺が主人公で色々な敵を倒してお金を稼ぐことがそもそもゲームに近い感覚だ。
それを基本的に自身で行き先も探索する場所も選択できるため、この状況こそがオープンワールドなんだろう。
「そういうことですね。そう思うと意外にリアルでVRみたいなゲームを体験していたことになるからまとめやすいかもしれないですね」
「とりあえずしばらくこの仕事をやるから、迷惑かけるかもしれ――」
「ははは、服部は今まで通りの仕事も任せるぞ」
いつのまにか後ろに部長が立っていた。たばこから帰ってきたのだろう。
それにしても仕事中にたばこを吸うなんて何を考えているのか。
オフィスの中が臭くなるから、ある程度臭いを消してから帰ってきてもらいたい。
こういう人を若者の中では老害と言われているのだろう。
たばことコーヒーのWパンチで加齢臭もしたら、みんなが離れていくだろう。ただでさえ、女性が多い部署のため、人一倍気にする必要がある。
「それって……」
「まぁ、服部は今日から残業だな!」
部長はそう言って自身のデスクに戻って行く。
笹寺のこともあり転職を考え、やっとできた時間を転職活動として行動に移そうと思った瞬間、俺はまた社畜の世界に落とされてしまった。
15
お気に入りに追加
1,186
あなたにおすすめの小説
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

辻ダンジョン掃除が趣味の底辺社畜、迷惑配信者が汚したダンジョンを掃除していたらうっかり美少女アイドルの配信に映り込み神バズりしてしまう
なっくる
ファンタジー
ダンジョン攻略配信が定着した日本、迷惑配信者が世間を騒がせていた。主人公タクミはダンジョン配信視聴とダンジョン掃除が趣味の社畜。
だが美少女アイドルダンジョン配信者の生配信に映り込んだことで、彼の運命は大きく変わる。実はレアだったお掃除スキルと人間性をダンジョン庁に評価され、美少女アイドルと共にダンジョンのイメージキャラクターに抜擢される。自身を慕ってくれる美少女JKとの楽しい毎日。そして超進化したお掃除スキルで迷惑配信者を懲らしめたことで、彼女と共にダンジョン界屈指の人気者になっていく。
バラ色人生を送るタクミだが……迷惑配信者の背後に潜む陰謀がタクミたちに襲い掛かるのだった。
※他サイトでも掲載しています
動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!
海夏世もみじ
ファンタジー
旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました
動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。
そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。
しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!
戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

寝て起きたら世界がおかしくなっていた
兎屋亀吉
ファンタジー
引きこもり気味で不健康な中年システムエンジニアの山田善次郎38歳独身はある日、寝て起きたら半年経っているという意味不明な状況に直面する。乙姫とヤった記憶も無ければ玉手箱も開けてもいないのに。すぐさまネットで情報収集を始める善次郎。するととんでもないことがわかった。なんと世界中にダンジョンが出現し、モンスターが溢れ出したというのだ。そして人類にはスキルという力が備わったと。変わってしまった世界で、強スキルを手に入れたおっさんが生きていく話。※この作品はカクヨムにも投稿しています。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。

神様の願いを叶えて世界最強!! ~職業無職を極めて天下無双する~
波 七海
ファンタジー
※毎週土曜日更新です。よろしくお願い致します。
アウステリア王国の平民の子、レヴィンは、12才の誕生日を迎えたその日に前世の記憶を思い出した。
自分が本当は、藤堂貴正と言う名前で24歳だったという事に……。
天界で上司に結果を出す事を求められている、自称神様に出会った貴正は、異世界に革新を起こし、より進化・深化させてほしいとお願いされる事となる。
その対価はなんと、貴正の願いを叶えてくれる事!?
初めての異世界で、足掻きながらも自分の信じる道を進もうとする貴正。
最強の職業、無職(ニート)となり、混乱する世界を駆け抜ける!!
果たして、彼を待っているものは天国か、地獄か、はたまた……!?
目指すは、神様の願いを叶えて世界最強! 立身出世!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる