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第三章 新しい仲間達
116.ブラック企業のパワハラ上司
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「にゃまえは?」
「ぼくはルーだよ」
「るー、よろちくね!」
お弁当を食べている横でヴァイルは小さな少年に声をかけていた。
「たくさんたべちゃってごめんね。いっしょにたべよ」
「うん!」
ヴァイルとルーは仲良くなるのが早いのか、一つのお弁当を一緒に食べていた。
その様子に微笑ましくなる。
「僕も食べすぎて――」
「君はしっかり食べた方がいい。ちょうど成長期ぐらいだろ?」
俺よりも年齢は下のような気はするが、栄養が必要な年頃だとパッと見てわかる。
スプーンを持っている腕も俺の半分くらいしかなさそうだ。
「すみません」
「気にしなくていい。名前はなんて言うんだ?」
「ベンと言います」
兄がベン、弟がルーという名前らしい。
「いつもお腹を空かせているのか?」
「はい……。兄が働きに行っているんですが、収入も安定しないので食べるのもやっとですね」
毎日お腹を空かせているのは間違いないようだ。
「それに僕がルーの面倒を見ないといけないので、働きにはいけないですし……」
どうやら三兄弟でこの町に住んでおり、兄は冒険者をしているらしい。
優しく微笑む姿を見て、本当に兄弟思いなのが伝わってくる。
この世界は子どもでも働く方法はいくらでもある。
お店に雇ってもらったり、住み込みで働いている子もいるぐらいだ。
ただ、兄弟一緒に住みたいという理由もあり住み込みで働くことは難しいようだ。
それにルーの年齢が若いため、面倒を見るために働きにもいけないらしい。
小さい子どもを一人で置いておくのも怖いもんな。
発展した町ではあるものの、貧困そうな人を時折見かけるが、貧困街がある町ではないため、みんなで協力することもできない現状なんだろう。
「ちゃちく!」
「どうした?」
「もっとるーとあしょんだらだめ?」
初めてできた友達にヴァイルはもう少し遊びたいのだろう。
ルーもヴァイルにくっついて離れようとしない。
キラキラした目で見られると俺の心も痛くなる。
「ちゃんとお弁当のお礼を言ったか? ルーもそれ以上無理を言ったらダメだ」
ベンは邪魔にならないようにルーを引っ張っている。
「ぼくもゔぁいるとあそびたいもん……」
必死にヴァイルに抱きついて、泣きそうな顔をするルーに俺の心は締め付けられる。
お互いに遊びたいなら遊んだ方がいい。
ただ、これから夜の営業もあるため、目を離すわけにはいかないしな。
「あっ、ついでにベンも働いてみないか? お金は渡せないかもしれないけど、賄いは食べられると思うぞ?」
「いいんですか!?」
店主達には説明すれば問題ないだろう。
それにお店も忙しくなっているから、人手が多い方が良い。
ユーマの皿洗いも正直間に合っていなかったしな。
動くのは早いのに、不器用なのか洗い残しが多い。
「ああ、俺からも頼んでみるよ」
「やったー!」
「いっちょにあしょべるね」
ヴァイルとルーは嬉しそうに手を繋いでいた。
ああ、弟に友達ができてよかったな。
俺達は建物から降りるとお店に向かって歩いていく。
その時もずっとヴァイルとルーは手を繋いでいた。
「お兄さんが冒険者だって言ってたけど、ギルドには伝えた方が良いよな?」
「そうですね。兄に伝言してもらうように言ってきます」
「あー、それなら別に大丈夫だぞ」
俺は魔石を取り出して魔力を加える。
こうすれば問題はないだろう。
何をしたのかわからないベンは首を傾げていたが、店に着く頃になったらわかる。
「そろそろ店が見えて――」
「よっ! なにかあったのか?」
店の前には冒険者ギルドのギルドマスターがいた。
何か相談ごとがあるときのために、お互いに魔石を渡していつでも話せるようにしていた。
正確に言えば魔石が光ったら、集合って意味合いだけどな。
一般的に相談する関係ってこういうもんだと認識している。
この世界の常識はわからないし、交換日記とかも存在しないから、どうやって相談するのかもわからない。
妹がノートを持って帰ってきて、隠れて書いていたのが懐かしい。
チラッと覗いた時は怒られたからな。
俺も友達と交換日記をしたかったのが懐かしい。
まぁ、気づいたときにはペンも持てない体になっていたから仕方ない。
交換日記ならぬ相談魔石って感じか。
「この子達のお兄さんにこの店にいることを伝えて欲しいんだ。冒険者をしているらしいんだけど……」
「名前はなんて言うんだ?」
「アランって言います」
「アラン……はぁー」
アランの名前を聞いてギルドマスターは大きなため息を吐いていた。
何か問題でもあるのだろうか。
「今日相談したやつらの一人だな」
自分の実力以上に無理をする冒険者をどうしたら良いかって話をしていたが、その冒険者がベンやルーの兄らしい。
細かい事情まではわからないが、ベンやルーを見ていると必死にアランが依頼を受けている理由が分かった。
これはギルドマスターとも直接相談する必要がありそうだな。
「また俺の相談にも乗ってもらってもいいか?」
「おっ、ヴァイトからの相談か。なら今日の夜寄っていく」
「ああ」
仕事を抜け出してきたギルドマスターは急いで冒険者ギルドに戻った。
その後ろ姿はどこか嬉しそうだった。
気軽に抜け出せるってことは暇だったのか?
「ヴァイトさんって交友関係広いんですね」
「そんなこともないぞ? あの人は唯一気軽に相談できる相手だからね」
「ギルドマスターと気軽に相談できる人……」
ベンはキラキラした目で俺を見ていた。
「ぼくはルーだよ」
「るー、よろちくね!」
お弁当を食べている横でヴァイルは小さな少年に声をかけていた。
「たくさんたべちゃってごめんね。いっしょにたべよ」
「うん!」
ヴァイルとルーは仲良くなるのが早いのか、一つのお弁当を一緒に食べていた。
その様子に微笑ましくなる。
「僕も食べすぎて――」
「君はしっかり食べた方がいい。ちょうど成長期ぐらいだろ?」
俺よりも年齢は下のような気はするが、栄養が必要な年頃だとパッと見てわかる。
スプーンを持っている腕も俺の半分くらいしかなさそうだ。
「すみません」
「気にしなくていい。名前はなんて言うんだ?」
「ベンと言います」
兄がベン、弟がルーという名前らしい。
「いつもお腹を空かせているのか?」
「はい……。兄が働きに行っているんですが、収入も安定しないので食べるのもやっとですね」
毎日お腹を空かせているのは間違いないようだ。
「それに僕がルーの面倒を見ないといけないので、働きにはいけないですし……」
どうやら三兄弟でこの町に住んでおり、兄は冒険者をしているらしい。
優しく微笑む姿を見て、本当に兄弟思いなのが伝わってくる。
この世界は子どもでも働く方法はいくらでもある。
お店に雇ってもらったり、住み込みで働いている子もいるぐらいだ。
ただ、兄弟一緒に住みたいという理由もあり住み込みで働くことは難しいようだ。
それにルーの年齢が若いため、面倒を見るために働きにもいけないらしい。
小さい子どもを一人で置いておくのも怖いもんな。
発展した町ではあるものの、貧困そうな人を時折見かけるが、貧困街がある町ではないため、みんなで協力することもできない現状なんだろう。
「ちゃちく!」
「どうした?」
「もっとるーとあしょんだらだめ?」
初めてできた友達にヴァイルはもう少し遊びたいのだろう。
ルーもヴァイルにくっついて離れようとしない。
キラキラした目で見られると俺の心も痛くなる。
「ちゃんとお弁当のお礼を言ったか? ルーもそれ以上無理を言ったらダメだ」
ベンは邪魔にならないようにルーを引っ張っている。
「ぼくもゔぁいるとあそびたいもん……」
必死にヴァイルに抱きついて、泣きそうな顔をするルーに俺の心は締め付けられる。
お互いに遊びたいなら遊んだ方がいい。
ただ、これから夜の営業もあるため、目を離すわけにはいかないしな。
「あっ、ついでにベンも働いてみないか? お金は渡せないかもしれないけど、賄いは食べられると思うぞ?」
「いいんですか!?」
店主達には説明すれば問題ないだろう。
それにお店も忙しくなっているから、人手が多い方が良い。
ユーマの皿洗いも正直間に合っていなかったしな。
動くのは早いのに、不器用なのか洗い残しが多い。
「ああ、俺からも頼んでみるよ」
「やったー!」
「いっちょにあしょべるね」
ヴァイルとルーは嬉しそうに手を繋いでいた。
ああ、弟に友達ができてよかったな。
俺達は建物から降りるとお店に向かって歩いていく。
その時もずっとヴァイルとルーは手を繋いでいた。
「お兄さんが冒険者だって言ってたけど、ギルドには伝えた方が良いよな?」
「そうですね。兄に伝言してもらうように言ってきます」
「あー、それなら別に大丈夫だぞ」
俺は魔石を取り出して魔力を加える。
こうすれば問題はないだろう。
何をしたのかわからないベンは首を傾げていたが、店に着く頃になったらわかる。
「そろそろ店が見えて――」
「よっ! なにかあったのか?」
店の前には冒険者ギルドのギルドマスターがいた。
何か相談ごとがあるときのために、お互いに魔石を渡していつでも話せるようにしていた。
正確に言えば魔石が光ったら、集合って意味合いだけどな。
一般的に相談する関係ってこういうもんだと認識している。
この世界の常識はわからないし、交換日記とかも存在しないから、どうやって相談するのかもわからない。
妹がノートを持って帰ってきて、隠れて書いていたのが懐かしい。
チラッと覗いた時は怒られたからな。
俺も友達と交換日記をしたかったのが懐かしい。
まぁ、気づいたときにはペンも持てない体になっていたから仕方ない。
交換日記ならぬ相談魔石って感じか。
「この子達のお兄さんにこの店にいることを伝えて欲しいんだ。冒険者をしているらしいんだけど……」
「名前はなんて言うんだ?」
「アランって言います」
「アラン……はぁー」
アランの名前を聞いてギルドマスターは大きなため息を吐いていた。
何か問題でもあるのだろうか。
「今日相談したやつらの一人だな」
自分の実力以上に無理をする冒険者をどうしたら良いかって話をしていたが、その冒険者がベンやルーの兄らしい。
細かい事情まではわからないが、ベンやルーを見ていると必死にアランが依頼を受けている理由が分かった。
これはギルドマスターとも直接相談する必要がありそうだな。
「また俺の相談にも乗ってもらってもいいか?」
「おっ、ヴァイトからの相談か。なら今日の夜寄っていく」
「ああ」
仕事を抜け出してきたギルドマスターは急いで冒険者ギルドに戻った。
その後ろ姿はどこか嬉しそうだった。
気軽に抜け出せるってことは暇だったのか?
「ヴァイトさんって交友関係広いんですね」
「そんなこともないぞ? あの人は唯一気軽に相談できる相手だからね」
「ギルドマスターと気軽に相談できる人……」
ベンはキラキラした目で俺を見ていた。
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