115 / 150
第三章 新しい仲間達
115.NPC、弟の成長に喜ぶ
しおりを挟む
「なあなあ、あいつら全く言うことを聞かないんだけどどうしたらいい?」
「冒険者ですか?」
「ああ」
相談される相手を手に入れた俺は今日も働きながら、相談されていた。
毎日疲れた顔をしてやってくる男は、どうやら冒険者ギルドのギルドマスターをしているらしい。
血気盛んな冒険者に無理をするなと言っても、聞く耳も持たないことに悩んでいるようだ。
冒険者って痛い目に遭わないと気付かないことが多いから仕方ない。
「上司の命令は絶対だ! って言ってみたらどうですか? 言っていることも間違いではないから大丈夫じゃないか?」
「んー、一回それでやってみるか……。また何かあったら顔を出す」
そう言って、食べ終わった皿をユーマに渡して帰って行く。
悩みが解決したのか、笑顔で帰っていくお客さんの顔を見ると俺も嬉しくなる。
「ヴァイトってブラック企業のパワハラ上司みたいだな」
隣で聞いていたユーマは俺の知らない言葉を並べていく。
ブラック企業のパワハラ上司?
きっと悪役のようなかっこいい上司のことを言っているのだろう。
悪役って仲間思いだもんな。
「さぁ、お前の仕事もたくさんあるぞー」
俺は食べ終わって山になっている皿を指さして微笑む。
今まで暇そうにしていたから、仕事が増えてよかったな。
「やっぱりブラック企業のパワハラ上司だああああああ!」
ユーマの声がお客さんのいない店内に響く。
あれからお客さんが増えて、冒険者ギルド関係や商業街からも人が増えてきた。
そのほとんどが仕事の合間に短時間で食事を済ませたい人が多い。
食事ぐらいゆっくりすれば良いのに、中々そうもいかないようだ。
時間を有効活用するのって大事だからなんとも言えないな。
「ちょっと日課をこなしてきます」
「それならお弁当を持っていけ!」
グスタフはすぐに何かを作ると、俺に渡してきた。
まだ、お昼ご飯も食べていなかったからな。
俺は体が鈍らないように休憩時間にトレーニングをしている。
トレーニングって言ってもデイリークエストに似たようなものだ。
職業レベルが上がらなくなってから、デイリークエストは出現しなくなった。
ただ、いつか出現したときに体が忘れないように日課として続けている。
いつものようにヴァイルを肩車して、町の屋根を跳び越えていく。
背の高い建物が多い影響か、前よりも移動しづらい。
きっとそれも良いトレーニングになっている気がする。
「ちゃちく、あしょこにいく!」
「よし、任せておけ!」
ヴァイルが行きたいところを目指して、俺は建物に移っていく。
「ひひひ、ちゃかいね!」
高いところが好きなのか下を見て喜んでいる。
しばらくは屋根の上で風を感じるのも良さそうだ。
俺は鞄からお弁当箱を取り出して、ヴァイルと遅めのお昼休憩をすることにした。
人に見つからないように動くのも斥候として必要な技術だ。
いつか高い建物に侵入するときに、高いところが怖かったら話にならないからな。
「ちゃちく、きょうはなに?」
「オムライス弁当かな」
「やったあー!」
ヴァイルは屋根の上で喜んでいた。
高いところは嫌いではないが、こんなに無邪気にいられるなら斥候としての才能があるようだ。
「にいちゃん、ぼくもあそこにいきたいなー」
「さすがに無理だよ!」
下から声がすると思ったら、町の人に見られていたようだ。
ヴァイルとそこまで見た目が変わらない子と少し大きな少年が興味津々に見ていた。
「ちゃちく、どうちたの?」
「あー、なんかここに登りたそうな子がいてさ」
「いっちょにあしょぶ?」
「ヴァイルが良いなら連れてくるぞ?」
「うん! いっちょにあしょぶ」
ヴァイルには歳が近い友達がいない。
いるのは俺達か精霊のオジサンぐらいだ。
ヴァイルには良い経験になるかもしれないな。
俺は建物から降りると二人に声をかける。
「上に登るか?」
「「うわぁ!?」」
ちゃんと前から声をかけたのに、驚かせてしまったようだ。
「いいの?」
「いいんですか?」
それでも興味の方が勝っていた。
どうやら本当に建物の上に登ってみたかったらしい。
俺は二人を抱えると、足に力を入れて大きく跳び上がる。
「「うわー!」」
二人は初めて建物の上に登り、楽しそうに目を輝かせている。
「にいちゃん、すごいね!」
「ああ、遠くまで見えるね」
滅多に町を見渡すことがないため、彼らにとっては新鮮な光景だろう。
それに子どもだからか高いところも怖くなさそうだ。
そんな二人を横目に俺とヴァイルはオムライスを食べようとしたら、お腹が鳴る音が聞こえてきた。
二人ともよだれを垂らしてこっちを見ている。
「にいちゃん、おなかへった」
「よせ、今日は何も食べるものがないだろ」
「うん……」
必死によだれを拭いてはいるが、お弁当が気になるのだろう。
確かに二人とも服がボロボロだし、痩せこけているように見えた。
まるで生まれ変わったばかりの俺を見ているようだ。
「俺のお弁当食べるか?」
「いや、迷惑をかけるのは――」
「たべる!」
小さな少年はお兄ちゃんを推し退けるように近づいてきた。
お弁当を渡すと、ガツガツと勢いよく口の中にオムライスを入れていく。
「うっ……おいしいよ……」
目からはポロポロと涙が出てきていた。
よほどお腹が空いていたのだろう。
グスタフが作るオムライスは、いつ食べても美味しいからな。
「ちゃちく、オラのもあげりゅよ!」
ヴァイルは食べかけのお弁当をお兄ちゃんに渡そうと手を伸ばした。
「いや、僕より小さい子からもらうには――」
「いいの! オラはおにゃかいっぱい!」
お腹を出してポンポンと叩いていた。
まだ一口しか食べていないから、お腹は空いているはずだ。
それでも他の人を気にすることができるようになった姿に俺は涙しそうになる。
ヴァイルもいつのまにか大きくなったんだね。
その後も泣きながらお弁当を食べる二人を俺とヴァイルは見つめていた。
「冒険者ですか?」
「ああ」
相談される相手を手に入れた俺は今日も働きながら、相談されていた。
毎日疲れた顔をしてやってくる男は、どうやら冒険者ギルドのギルドマスターをしているらしい。
血気盛んな冒険者に無理をするなと言っても、聞く耳も持たないことに悩んでいるようだ。
冒険者って痛い目に遭わないと気付かないことが多いから仕方ない。
「上司の命令は絶対だ! って言ってみたらどうですか? 言っていることも間違いではないから大丈夫じゃないか?」
「んー、一回それでやってみるか……。また何かあったら顔を出す」
そう言って、食べ終わった皿をユーマに渡して帰って行く。
悩みが解決したのか、笑顔で帰っていくお客さんの顔を見ると俺も嬉しくなる。
「ヴァイトってブラック企業のパワハラ上司みたいだな」
隣で聞いていたユーマは俺の知らない言葉を並べていく。
ブラック企業のパワハラ上司?
きっと悪役のようなかっこいい上司のことを言っているのだろう。
悪役って仲間思いだもんな。
「さぁ、お前の仕事もたくさんあるぞー」
俺は食べ終わって山になっている皿を指さして微笑む。
今まで暇そうにしていたから、仕事が増えてよかったな。
「やっぱりブラック企業のパワハラ上司だああああああ!」
ユーマの声がお客さんのいない店内に響く。
あれからお客さんが増えて、冒険者ギルド関係や商業街からも人が増えてきた。
そのほとんどが仕事の合間に短時間で食事を済ませたい人が多い。
食事ぐらいゆっくりすれば良いのに、中々そうもいかないようだ。
時間を有効活用するのって大事だからなんとも言えないな。
「ちょっと日課をこなしてきます」
「それならお弁当を持っていけ!」
グスタフはすぐに何かを作ると、俺に渡してきた。
まだ、お昼ご飯も食べていなかったからな。
俺は体が鈍らないように休憩時間にトレーニングをしている。
トレーニングって言ってもデイリークエストに似たようなものだ。
職業レベルが上がらなくなってから、デイリークエストは出現しなくなった。
ただ、いつか出現したときに体が忘れないように日課として続けている。
いつものようにヴァイルを肩車して、町の屋根を跳び越えていく。
背の高い建物が多い影響か、前よりも移動しづらい。
きっとそれも良いトレーニングになっている気がする。
「ちゃちく、あしょこにいく!」
「よし、任せておけ!」
ヴァイルが行きたいところを目指して、俺は建物に移っていく。
「ひひひ、ちゃかいね!」
高いところが好きなのか下を見て喜んでいる。
しばらくは屋根の上で風を感じるのも良さそうだ。
俺は鞄からお弁当箱を取り出して、ヴァイルと遅めのお昼休憩をすることにした。
人に見つからないように動くのも斥候として必要な技術だ。
いつか高い建物に侵入するときに、高いところが怖かったら話にならないからな。
「ちゃちく、きょうはなに?」
「オムライス弁当かな」
「やったあー!」
ヴァイルは屋根の上で喜んでいた。
高いところは嫌いではないが、こんなに無邪気にいられるなら斥候としての才能があるようだ。
「にいちゃん、ぼくもあそこにいきたいなー」
「さすがに無理だよ!」
下から声がすると思ったら、町の人に見られていたようだ。
ヴァイルとそこまで見た目が変わらない子と少し大きな少年が興味津々に見ていた。
「ちゃちく、どうちたの?」
「あー、なんかここに登りたそうな子がいてさ」
「いっちょにあしょぶ?」
「ヴァイルが良いなら連れてくるぞ?」
「うん! いっちょにあしょぶ」
ヴァイルには歳が近い友達がいない。
いるのは俺達か精霊のオジサンぐらいだ。
ヴァイルには良い経験になるかもしれないな。
俺は建物から降りると二人に声をかける。
「上に登るか?」
「「うわぁ!?」」
ちゃんと前から声をかけたのに、驚かせてしまったようだ。
「いいの?」
「いいんですか?」
それでも興味の方が勝っていた。
どうやら本当に建物の上に登ってみたかったらしい。
俺は二人を抱えると、足に力を入れて大きく跳び上がる。
「「うわー!」」
二人は初めて建物の上に登り、楽しそうに目を輝かせている。
「にいちゃん、すごいね!」
「ああ、遠くまで見えるね」
滅多に町を見渡すことがないため、彼らにとっては新鮮な光景だろう。
それに子どもだからか高いところも怖くなさそうだ。
そんな二人を横目に俺とヴァイルはオムライスを食べようとしたら、お腹が鳴る音が聞こえてきた。
二人ともよだれを垂らしてこっちを見ている。
「にいちゃん、おなかへった」
「よせ、今日は何も食べるものがないだろ」
「うん……」
必死によだれを拭いてはいるが、お弁当が気になるのだろう。
確かに二人とも服がボロボロだし、痩せこけているように見えた。
まるで生まれ変わったばかりの俺を見ているようだ。
「俺のお弁当食べるか?」
「いや、迷惑をかけるのは――」
「たべる!」
小さな少年はお兄ちゃんを推し退けるように近づいてきた。
お弁当を渡すと、ガツガツと勢いよく口の中にオムライスを入れていく。
「うっ……おいしいよ……」
目からはポロポロと涙が出てきていた。
よほどお腹が空いていたのだろう。
グスタフが作るオムライスは、いつ食べても美味しいからな。
「ちゃちく、オラのもあげりゅよ!」
ヴァイルは食べかけのお弁当をお兄ちゃんに渡そうと手を伸ばした。
「いや、僕より小さい子からもらうには――」
「いいの! オラはおにゃかいっぱい!」
お腹を出してポンポンと叩いていた。
まだ一口しか食べていないから、お腹は空いているはずだ。
それでも他の人を気にすることができるようになった姿に俺は涙しそうになる。
ヴァイルもいつのまにか大きくなったんだね。
その後も泣きながらお弁当を食べる二人を俺とヴァイルは見つめていた。
169
お気に入りに追加
1,333
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。

【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる