71 / 150
第二章 精霊イベント
71.NPC、一人になる ※一部バビット視点
しおりを挟む
ああ、本当に耳障りだ。
羽の音がまるで俺の悪口を言っているように聞こえてくる。
気づいた時には体が勝手に動いていた。
久しぶりに狂戦士モードになっているのだろう。
次々とグリーンリーパーを切っていく。
止まっているグリーンリーパーに攻撃しても短剣の刃は通らないが、飛んだ瞬間なら豆腐のように柔らかく感じる。
それにしても、グリーンリーパーが飛んだ瞬間に後から何かが付いてきているような気がする。
あれが魔力に覆われている甲殻なんだろうか。
「はははははは!」
簡単に倒せる相手に時間を使うのは勿体無いからな。
倒せるタイミングがわかれば後は簡単だ。
回復魔法を使いながらどんどんとグリーンリーパーを倒す。
「ちゃちくかっこいい!」
遠くでヴァイルの声が聞こえてくる。
ああ、お兄ちゃんはかっこいいだろ!
だから兄ちゃんを置いていかないでくれよ。
一人になるのはもう寂しい……。
辛い思いをするのは、もう懲り懲りだ。
どこか寂しい気持ちといつになったら終わるんだという気持ちが交互にやってくる。
足元には虫の死骸で溢れていた。
小麦畑があるからいけないのか?
「お兄ちゃん!」
「ヴァイト!」
「ちゃちく!」
俺は三人に呼び止められて体が止まる。
あれ……?
少し意識を失っていたのか?
いつ間にか俺は小麦畑の真ん中にいた。
いや、むしろグリーンリーパーに食べられた小麦畑はただの更地になっているだろう。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「もう戦わなくて良いんだぞ?」
「ちゃちくしゅごかった!」
俺は少し褒められて嬉しくなった。
ただ、魔力をたくさん使いすぎたのだろう。
俺はそのまま眠りに着くように倒れた。
♢
ヴァイトの様子がおかしくなったのはグリーンリーパーを半分ぐらい倒してからだった。
あいつは泣きながらずっと戦っていた。
もちろんジェイドやエリックから、ヴァイトは王都で活躍できるほど強いのは聞いている。
チェリーもその場でヴァイトを助けられるように準備していた。
ただ、あいつは本当に強かった。
一人であの数のグリーンリーパーを倒したのだ。
「おい、ヴァイト大丈夫か?」
俺が声をかけても反応がない。
むしろ体が止まることなく小麦畑に向かっていく。
「お兄ちゃんの様子がおかしい」
すぐに気づいたチェリーが走っていく。
チェリーはあれでも勇者だ。
ヴァイトの状態の変化に気づいたのだろう。
俺とヴァイルも急いで、ヴァイトの元へ駆けつける。
ヴァイトは小麦畑の中心で暴れ出した。
まるで元凶である小麦を消そうとしているようだ。
声をかけてきたおじさんもその場で驚いて固まっていた。
「お兄ちゃん!」
「ヴァイト!」
「ちゃちく!」
俺達が声をかけるとヴァイトは一瞬止まった。
その姿がどこか亡くなった息子と重なった。
あいつもスキルの影響で、時々我を忘れることがあったからな。
まるで息子を見ているようだ。
「チェリー今すぐヴァイトを止めるぞ」
「はい!」
止めると言っても力づくで止めることはできないだろう。
ここにいる俺達ではヴァイトに負けてしまう。
俺の息子もだが、声をかけ続ければスーッと取り憑いていた何かが抜けていくことがあった。
「ヴァイトもういいぞ!」
「お兄ちゃんありがとう!」
「ちゃちく、きゃこいい!」
ヴァイトは聞こえているのだろうか。
その場から動かず止まっている。
目から涙がポタポタと垂れて震えている。
微かに動く口が何かを伝えようとしていた。
「死にたくない?」
チェリーには聞こえたのだろう。
ただ、その言葉の意味が俺にはわからなかった。
どこか俺達の話している言語とは異なっていた。
「何を言っているんだ?」
「あっ、えーっと……ずっと死にたくないと日本語を言ってますよ」
日本語?
それは珍しい言語なんだろうか。
「あとは一人にしないでくれって――」
「ちゃちく!」
ヴァイルはヴァイトの元へ走っていく。
出会って数日だが、ヴァイルはヴァイトを本当の兄のように慕っている。
気づいた時にはヴァイトはそのまま後ろに倒れていく。
急いで駆けつけるとヴァイトは苦痛の表情でそのまま眠りについた。
「魔力の使いすぎだな」
「あれだけ自分に回復魔法をかけていたら仕方ないですよね」
せっかくの旅行に来たのに俺達は何をやっているのだろうか。
そんなことを思いながら、ヴァイトを背負って歩き出す。
こいつも大きくなったんだな。
ヴァイトと出会った時はまだ小さかった。
それなのに一瞬にして成長した変わり者だ。
まあ、俺のご飯が美味しいって毎食三人前くらい食べていたからな。
作っている身としては、そんな姿を見せられたら嬉しくてたまらない。
「おい、お前達小麦畑を荒らしてどうしてくれるんだ!」
そんな中、ヴァイトに声をかけてきた男が何かを言っていた。
助けてもらったやつが言う言葉だろうか。
「オラあのちときりゃい!」
「私もです」
何も文句を返さないが、俺も我が子達と同じ気分だ。
「俺達の小麦畑を返してくれ!」
なぜヴァイトが文句を言われないといけない。
そもそもグリーンリーパーにほとんど食べ尽くされていた。
ヴァイトが小麦畑を荒らしたのは、その中のほんの一部だ。
「チェリー少しヴァイトを頼む」
俺はチェリーをヴァイトに預けた。
男の前まで歩いていく。
「あっ……」
少しずつ俺から遠ざかろうとする。
こう見えて俺も少しは戦う力があるからな。
無駄に体が大きいわけではない。
「息子が迷惑をかけてすまない」
俺は頭を下げると男は驚いた顔をしていた。
だが、俺も我が子を侮辱されて怒らない父ではない。
「それならお前達でグリーンリーパーを倒せばよかっただろ! 俺の息子に次何か言ったら煮て殺すぞ!」
そのまま男の首元を掴むと、グリーンリーパーの死骸の山に放り投げた。
その身で敵の数を知ることで、ヴァイトの大変さがわかるだろう。
「しょーだ! ころしゅじょ!」
ヴァイルもチェリーの隣で足をジタバタとしている。
その姿にどこかほっこりするが、あまり悪い言葉は使いたくないな。
「よし、宿屋に帰るぞ」
俺はチェリーからヴァイトを受け取ると、すぐに宿屋に向かった。
羽の音がまるで俺の悪口を言っているように聞こえてくる。
気づいた時には体が勝手に動いていた。
久しぶりに狂戦士モードになっているのだろう。
次々とグリーンリーパーを切っていく。
止まっているグリーンリーパーに攻撃しても短剣の刃は通らないが、飛んだ瞬間なら豆腐のように柔らかく感じる。
それにしても、グリーンリーパーが飛んだ瞬間に後から何かが付いてきているような気がする。
あれが魔力に覆われている甲殻なんだろうか。
「はははははは!」
簡単に倒せる相手に時間を使うのは勿体無いからな。
倒せるタイミングがわかれば後は簡単だ。
回復魔法を使いながらどんどんとグリーンリーパーを倒す。
「ちゃちくかっこいい!」
遠くでヴァイルの声が聞こえてくる。
ああ、お兄ちゃんはかっこいいだろ!
だから兄ちゃんを置いていかないでくれよ。
一人になるのはもう寂しい……。
辛い思いをするのは、もう懲り懲りだ。
どこか寂しい気持ちといつになったら終わるんだという気持ちが交互にやってくる。
足元には虫の死骸で溢れていた。
小麦畑があるからいけないのか?
「お兄ちゃん!」
「ヴァイト!」
「ちゃちく!」
俺は三人に呼び止められて体が止まる。
あれ……?
少し意識を失っていたのか?
いつ間にか俺は小麦畑の真ん中にいた。
いや、むしろグリーンリーパーに食べられた小麦畑はただの更地になっているだろう。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「もう戦わなくて良いんだぞ?」
「ちゃちくしゅごかった!」
俺は少し褒められて嬉しくなった。
ただ、魔力をたくさん使いすぎたのだろう。
俺はそのまま眠りに着くように倒れた。
♢
ヴァイトの様子がおかしくなったのはグリーンリーパーを半分ぐらい倒してからだった。
あいつは泣きながらずっと戦っていた。
もちろんジェイドやエリックから、ヴァイトは王都で活躍できるほど強いのは聞いている。
チェリーもその場でヴァイトを助けられるように準備していた。
ただ、あいつは本当に強かった。
一人であの数のグリーンリーパーを倒したのだ。
「おい、ヴァイト大丈夫か?」
俺が声をかけても反応がない。
むしろ体が止まることなく小麦畑に向かっていく。
「お兄ちゃんの様子がおかしい」
すぐに気づいたチェリーが走っていく。
チェリーはあれでも勇者だ。
ヴァイトの状態の変化に気づいたのだろう。
俺とヴァイルも急いで、ヴァイトの元へ駆けつける。
ヴァイトは小麦畑の中心で暴れ出した。
まるで元凶である小麦を消そうとしているようだ。
声をかけてきたおじさんもその場で驚いて固まっていた。
「お兄ちゃん!」
「ヴァイト!」
「ちゃちく!」
俺達が声をかけるとヴァイトは一瞬止まった。
その姿がどこか亡くなった息子と重なった。
あいつもスキルの影響で、時々我を忘れることがあったからな。
まるで息子を見ているようだ。
「チェリー今すぐヴァイトを止めるぞ」
「はい!」
止めると言っても力づくで止めることはできないだろう。
ここにいる俺達ではヴァイトに負けてしまう。
俺の息子もだが、声をかけ続ければスーッと取り憑いていた何かが抜けていくことがあった。
「ヴァイトもういいぞ!」
「お兄ちゃんありがとう!」
「ちゃちく、きゃこいい!」
ヴァイトは聞こえているのだろうか。
その場から動かず止まっている。
目から涙がポタポタと垂れて震えている。
微かに動く口が何かを伝えようとしていた。
「死にたくない?」
チェリーには聞こえたのだろう。
ただ、その言葉の意味が俺にはわからなかった。
どこか俺達の話している言語とは異なっていた。
「何を言っているんだ?」
「あっ、えーっと……ずっと死にたくないと日本語を言ってますよ」
日本語?
それは珍しい言語なんだろうか。
「あとは一人にしないでくれって――」
「ちゃちく!」
ヴァイルはヴァイトの元へ走っていく。
出会って数日だが、ヴァイルはヴァイトを本当の兄のように慕っている。
気づいた時にはヴァイトはそのまま後ろに倒れていく。
急いで駆けつけるとヴァイトは苦痛の表情でそのまま眠りについた。
「魔力の使いすぎだな」
「あれだけ自分に回復魔法をかけていたら仕方ないですよね」
せっかくの旅行に来たのに俺達は何をやっているのだろうか。
そんなことを思いながら、ヴァイトを背負って歩き出す。
こいつも大きくなったんだな。
ヴァイトと出会った時はまだ小さかった。
それなのに一瞬にして成長した変わり者だ。
まあ、俺のご飯が美味しいって毎食三人前くらい食べていたからな。
作っている身としては、そんな姿を見せられたら嬉しくてたまらない。
「おい、お前達小麦畑を荒らしてどうしてくれるんだ!」
そんな中、ヴァイトに声をかけてきた男が何かを言っていた。
助けてもらったやつが言う言葉だろうか。
「オラあのちときりゃい!」
「私もです」
何も文句を返さないが、俺も我が子達と同じ気分だ。
「俺達の小麦畑を返してくれ!」
なぜヴァイトが文句を言われないといけない。
そもそもグリーンリーパーにほとんど食べ尽くされていた。
ヴァイトが小麦畑を荒らしたのは、その中のほんの一部だ。
「チェリー少しヴァイトを頼む」
俺はチェリーをヴァイトに預けた。
男の前まで歩いていく。
「あっ……」
少しずつ俺から遠ざかろうとする。
こう見えて俺も少しは戦う力があるからな。
無駄に体が大きいわけではない。
「息子が迷惑をかけてすまない」
俺は頭を下げると男は驚いた顔をしていた。
だが、俺も我が子を侮辱されて怒らない父ではない。
「それならお前達でグリーンリーパーを倒せばよかっただろ! 俺の息子に次何か言ったら煮て殺すぞ!」
そのまま男の首元を掴むと、グリーンリーパーの死骸の山に放り投げた。
その身で敵の数を知ることで、ヴァイトの大変さがわかるだろう。
「しょーだ! ころしゅじょ!」
ヴァイルもチェリーの隣で足をジタバタとしている。
その姿にどこかほっこりするが、あまり悪い言葉は使いたくないな。
「よし、宿屋に帰るぞ」
俺はチェリーからヴァイトを受け取ると、すぐに宿屋に向かった。
72
お気に入りに追加
1,337
あなたにおすすめの小説
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
もふもふで始めるVRMMO生活 ~寄り道しながらマイペースに楽しみます~
ゆるり
ファンタジー
☆第17回ファンタジー小説大賞で【癒し系ほっこり賞】を受賞しました!☆
ようやくこの日がやってきた。自由度が最高と噂されてたフルダイブ型VRMMOのサービス開始日だよ。
最初の種族選択でガチャをしたらびっくり。希少種のもふもふが当たったみたい。
この幸運に全力で乗っかって、マイペースにゲームを楽しもう!
……もぐもぐ。この世界、ご飯美味しすぎでは?
***
ゲーム生活をのんびり楽しむ話。
バトルもありますが、基本はスローライフ。
主人公は羽のあるうさぎになって、愛嬌を振りまきながら、あっちへこっちへフラフラと、異世界のようなゲーム世界を満喫します。
カクヨム様でも公開しております。
異世界転生したのだけれど。〜チート隠して、目指せ! のんびり冒険者 (仮)
ひなた
ファンタジー
…どうやら私、神様のミスで死んだようです。
流行りの異世界転生?と内心(神様にモロバレしてたけど)わくわくしてたら案の定!
剣と魔法のファンタジー世界に転生することに。
せっかくだからと魔力多めにもらったら、多すぎた!?
オマケに最後の最後にまたもや神様がミス!
世界で自分しかいない特殊個体の猫獣人に
なっちゃって!?
規格外すぎて親に捨てられ早2年経ちました。
……路上生活、そろそろやめたいと思います。
異世界転生わくわくしてたけど
ちょっとだけ神様恨みそう。
脱路上生活!がしたかっただけなのに
なんで無双してるんだ私???
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎
って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!
何故こうなった…
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
そして死亡する原因には不可解な点が…
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる