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第一章 はじまりの町
38.NPC、急な状況に巻き込まれる ※一部ユーマ視点
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夜の営業をしていると冒険者ギルドの職員がやってきた。
その表情はどこか焦っているようだった。
それでも俺は明日の仕込みの手を緩めない。
これをやっておくと、朝からデイリークエストをたくさんできるからな。
「皆さん、大変です! 勇者達が大蛇の討伐に向かいました!」
「はぁん!?」
ついつい大声を出してしまった。
そのせいか冒険者達が全員俺を見ている。
「あっ……いや、俺の働く時間が減るなーって……」
みんなどうして残念なやつを見るような顔をしているのだろうか。
俺は嘘をついてないし、正直に言ったつもりだ。
「はぁー」
隣で注文されたメニューを作っているバビットにもため息を吐かれた。
だって、ついさっき勇者達を引き止めるって話していたばかりだ。
引き止める時間もなく、勝手に大蛇の討伐に向かったのはあいつらだぞ。
「ヴァイトって社畜を超えてドMなのか?」
「あれはドMというより社畜奴隷とかに近いと思うよ」
「ただ、本人そんな風な思っていないからね……」
「はぁー」
なぜか店内にいる冒険者達からもため息が聞こえてきた。
「それで勇者達はいつ行ったんですか?」
「冒険者ギルドが知ったのはつい一時間前です」
「あの人達ってやっぱりバカですよね? 暗い方が戦いにくいし、危険が多いと思うけど……」
「メモには夜の方が大蛇が寝ていると判断したそうですよ」
「はああああああー」
もうこれは呆れて何も言えない。
店内にいる冒険者全員からため息が聞こえてきた。
中には弟子達に怒りを覚えている人もいる。
「とりあえず武器が必要ない人とヴァイトで向かうか」
「それが良いですね。ブギーには何か代理の武器がないか聞いてきます」
武器屋にはここの周辺にいる魔物のレベルにあった武器しか売られていない。
その人の実力にあった武器を買うにはオーダーメイドするしかなかった。
それもあり武器を失った冒険者を待つしか選択肢がないのだ。
それに武器屋にある武器も勇者達が買い占めている可能性がある。
事前に武器が破壊されると言われていたら、あいつらバカだから大量に買ってるはずだ。
ポーションも同じ状況だったからな。
「あいつらいつのまに準備をしていたんだ?」
「たぶんインベントリに入れてたんじゃないですか?」
「インベントリ?」
「亜空間みたいなところに荷物がいくつか入れられるらしいです。レックスさんの家を掃除するときに、ユーマが使ってたよ」
勇者にはインベントリがあるから、袋に荷物をまとめればいくらでも入るだろう。
ただ、容量も決められているから、重たい武器ばかりは持っていけないという特徴もある。
「ああ、あの肩に担いで今度は何をやらかしたのかってみんなで言ってたやつね」
「えっ……俺そんな風に思われてたんですか?」
みんなが頷いていた。
どうやら効率良く動くためにやっていたことすら、周囲から見たらおかしな行動に見えていたようだ。
これからは少し反省して、周りに気づかれないように効率的に動いた方が良いだろう。
「よし、仕込みが終わったので行きましょうか」
「何かやっていると思ったら、まだ仕込みをしていたのかよ!」
「これで気兼ねなく行けるじゃないですか!」
俺とみんなとでは少し考え方が違うようだ。
すぐに二階に行き準備を済ませると、店内はすでに片付けが終わっていた。
今日はもう閉店することにしたらしい。
「じゃあ、バビットさん行ってきます!」
「ああ、無理だけはするんじゃないぞ」
「はい!」
俺は勇者達を追うように店を後にした。
♢
「なぁ、本当にこの時間にレイドバトルを仕掛けて良いと思うか?」
「珍しくバカが考えているのね」
「いや、だってヴァイトの話だと魔物は夜の方が強くなるって聞いてるぞ?」
「今回は寝ている大蛇に奇襲を仕掛けるって聞いたよ」
俺達は臨時レイドバトルパーティーに参加している。
作戦のリーダーはパーティーで一番レベルが高いやつが決めた。
「ナコは俺が守るからな。もし、怪我でもされたらヴァイトに殺されそうだしな」
「いざとなったら、私もナコちんを抱えられると思うしね」
「ああ、あれだけ荷物を持ちながら、走らされたらナコは軽い方だよ」
俺達は魔物を討伐するよりもヴァイトと特訓をしていた。
ヴァイトからの依頼をクリアすると、職業レベルが上がる予定だったが、模擬戦にもならずクリアはできなかった。
その反面、体が鍛えられてステータスが上がっていた。
【ステータス】
名前 ユーマ・シーカ
職業 拳闘士12
STR 42
DEX 13
VIT 20
AGI 55
INT 10
MND 19
今までSTRばかりにステータスを振っていたが、他の数値はほとんどが特訓で得たステータスだ。
「ナコはあれから何をしていたんだ?」
「ちょっと魔物と戦うのが怖くて、ゲームをやめてました」
「あー、あれは結構衝撃的だったもんね。私は思わず動画を撮っちゃったけどね」
「まさかあれがバズるとは思わなかったよね」
「人族プレイヤーの中でちょっとした有名NPCだもん」
俺達がヴァイトと訓練をしていると、その動画がネットで投稿された。
他の種族のプレイヤーにも変わったNPCがいるのか情報を集めたが、その中で群を抜いていたのがヴァイトだ。
ラブは助けてもらった時のヴァイトを動画で撮影していたが、それを投稿したら物凄い勢いで拡散された。
俺達が驚くほど早かったし、動画に映ってるヴァイトが想像以上にかっこよかった。
NPCにAIが搭載されているからこそ、偶然起きた行動なんだろう。
「もうそろそろで始まるから構えろ!」
パーティーリーダーの合図に俺達は構える。
もちろんナコを守るのが、俺達のパーティーの一番の仕事みたいなものだ。
人族のプレイヤーの中で、聖職者の存在がわかっているのはナコだけだからな。
ポーションが足りなくなったら、ナコしか回復手段はない。
聖職者の存在が広がった時には、すでに二職業の見習いをしている奴らが多かった。
そのため新しく聖職者になるプレイヤーもいなかった。
俺もINTが低いから、もう一枠で聖職者になる気はないからな。
「よし、いくぞお!」
どうやらレイドバトルが始まるようだ。
その表情はどこか焦っているようだった。
それでも俺は明日の仕込みの手を緩めない。
これをやっておくと、朝からデイリークエストをたくさんできるからな。
「皆さん、大変です! 勇者達が大蛇の討伐に向かいました!」
「はぁん!?」
ついつい大声を出してしまった。
そのせいか冒険者達が全員俺を見ている。
「あっ……いや、俺の働く時間が減るなーって……」
みんなどうして残念なやつを見るような顔をしているのだろうか。
俺は嘘をついてないし、正直に言ったつもりだ。
「はぁー」
隣で注文されたメニューを作っているバビットにもため息を吐かれた。
だって、ついさっき勇者達を引き止めるって話していたばかりだ。
引き止める時間もなく、勝手に大蛇の討伐に向かったのはあいつらだぞ。
「ヴァイトって社畜を超えてドMなのか?」
「あれはドMというより社畜奴隷とかに近いと思うよ」
「ただ、本人そんな風な思っていないからね……」
「はぁー」
なぜか店内にいる冒険者達からもため息が聞こえてきた。
「それで勇者達はいつ行ったんですか?」
「冒険者ギルドが知ったのはつい一時間前です」
「あの人達ってやっぱりバカですよね? 暗い方が戦いにくいし、危険が多いと思うけど……」
「メモには夜の方が大蛇が寝ていると判断したそうですよ」
「はああああああー」
もうこれは呆れて何も言えない。
店内にいる冒険者全員からため息が聞こえてきた。
中には弟子達に怒りを覚えている人もいる。
「とりあえず武器が必要ない人とヴァイトで向かうか」
「それが良いですね。ブギーには何か代理の武器がないか聞いてきます」
武器屋にはここの周辺にいる魔物のレベルにあった武器しか売られていない。
その人の実力にあった武器を買うにはオーダーメイドするしかなかった。
それもあり武器を失った冒険者を待つしか選択肢がないのだ。
それに武器屋にある武器も勇者達が買い占めている可能性がある。
事前に武器が破壊されると言われていたら、あいつらバカだから大量に買ってるはずだ。
ポーションも同じ状況だったからな。
「あいつらいつのまに準備をしていたんだ?」
「たぶんインベントリに入れてたんじゃないですか?」
「インベントリ?」
「亜空間みたいなところに荷物がいくつか入れられるらしいです。レックスさんの家を掃除するときに、ユーマが使ってたよ」
勇者にはインベントリがあるから、袋に荷物をまとめればいくらでも入るだろう。
ただ、容量も決められているから、重たい武器ばかりは持っていけないという特徴もある。
「ああ、あの肩に担いで今度は何をやらかしたのかってみんなで言ってたやつね」
「えっ……俺そんな風に思われてたんですか?」
みんなが頷いていた。
どうやら効率良く動くためにやっていたことすら、周囲から見たらおかしな行動に見えていたようだ。
これからは少し反省して、周りに気づかれないように効率的に動いた方が良いだろう。
「よし、仕込みが終わったので行きましょうか」
「何かやっていると思ったら、まだ仕込みをしていたのかよ!」
「これで気兼ねなく行けるじゃないですか!」
俺とみんなとでは少し考え方が違うようだ。
すぐに二階に行き準備を済ませると、店内はすでに片付けが終わっていた。
今日はもう閉店することにしたらしい。
「じゃあ、バビットさん行ってきます!」
「ああ、無理だけはするんじゃないぞ」
「はい!」
俺は勇者達を追うように店を後にした。
♢
「なぁ、本当にこの時間にレイドバトルを仕掛けて良いと思うか?」
「珍しくバカが考えているのね」
「いや、だってヴァイトの話だと魔物は夜の方が強くなるって聞いてるぞ?」
「今回は寝ている大蛇に奇襲を仕掛けるって聞いたよ」
俺達は臨時レイドバトルパーティーに参加している。
作戦のリーダーはパーティーで一番レベルが高いやつが決めた。
「ナコは俺が守るからな。もし、怪我でもされたらヴァイトに殺されそうだしな」
「いざとなったら、私もナコちんを抱えられると思うしね」
「ああ、あれだけ荷物を持ちながら、走らされたらナコは軽い方だよ」
俺達は魔物を討伐するよりもヴァイトと特訓をしていた。
ヴァイトからの依頼をクリアすると、職業レベルが上がる予定だったが、模擬戦にもならずクリアはできなかった。
その反面、体が鍛えられてステータスが上がっていた。
【ステータス】
名前 ユーマ・シーカ
職業 拳闘士12
STR 42
DEX 13
VIT 20
AGI 55
INT 10
MND 19
今までSTRばかりにステータスを振っていたが、他の数値はほとんどが特訓で得たステータスだ。
「ナコはあれから何をしていたんだ?」
「ちょっと魔物と戦うのが怖くて、ゲームをやめてました」
「あー、あれは結構衝撃的だったもんね。私は思わず動画を撮っちゃったけどね」
「まさかあれがバズるとは思わなかったよね」
「人族プレイヤーの中でちょっとした有名NPCだもん」
俺達がヴァイトと訓練をしていると、その動画がネットで投稿された。
他の種族のプレイヤーにも変わったNPCがいるのか情報を集めたが、その中で群を抜いていたのがヴァイトだ。
ラブは助けてもらった時のヴァイトを動画で撮影していたが、それを投稿したら物凄い勢いで拡散された。
俺達が驚くほど早かったし、動画に映ってるヴァイトが想像以上にかっこよかった。
NPCにAIが搭載されているからこそ、偶然起きた行動なんだろう。
「もうそろそろで始まるから構えろ!」
パーティーリーダーの合図に俺達は構える。
もちろんナコを守るのが、俺達のパーティーの一番の仕事みたいなものだ。
人族のプレイヤーの中で、聖職者の存在がわかっているのはナコだけだからな。
ポーションが足りなくなったら、ナコしか回復手段はない。
聖職者の存在が広がった時には、すでに二職業の見習いをしている奴らが多かった。
そのため新しく聖職者になるプレイヤーもいなかった。
俺もINTが低いから、もう一枠で聖職者になる気はないからな。
「よし、いくぞお!」
どうやらレイドバトルが始まるようだ。
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