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第一章 はじまりの町
31.NPC、冒険者登録をする
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「ヴァイト、今日はギルドに顔を出しに行け」
「ギルドですか?」
「ああ、商業ギルド、冒険者ギルド、生産ギルドからお呼びがかかった」
翌日、俺は各ギルドに呼ばれることになった。
何か悪いことをしたのかと思ったが、特にそんな記憶もない。
とりあえず、家を出る前に日課のポイントの割り振りだけ行う。
21種類デイリークエストがあるため、ステータスポイントは合計63ある。
そのうちの60ポイントだけ、各ステータスに10ずつ振り分けてからギルドに向かった。
まず初めに向かったのは、一番近い冒険者ギルドだ。
中は冒険者だけではなく、勇者の姿もチラホラといる。
きっと一人前になった勇者達も朝に冒険者ギルドから依頼を受けているのだろう。
そこにはアル達の姿もあった。
ユーマが拳闘士として一人前になったから、一緒に外で魔物を倒しにいくのだろう。
「おはようございます」
俺は冒険者ギルドの職員に声をかけると、一斉に目を輝かせて振り返った。
どこか獲物を狙っているような瞳をしている。
「さあさあ、ヴァイトくんはこっちに来てね」
俺は言われるがままテーブルがあるところに向かうと、目の前にあるものが置かれていた。
――冒険者登録説明書
冒険者ギルドで事務仕事を手伝っているが、たしか冒険者登録をする時に必要な説明内容が書かれているはず。
「あっ、ヴァイトくんはもちろん冒険者ギルドに登録するよね?」
俺は何を言われているのかわからず、その場で首を傾げた。
今、冒険者ギルドに登録すると聞こえたような気がする。
「いえ、俺はまだどこにも登録するつもりは――」
「そんなに戦う力があって、冒険者ギルドに登録しないって選択肢はないわよ?」
それってどういうことだろうか?
ギルドに登録するかどうかは自身で選択できたはずだ。
「あー、ヴァイトくんは知らないのか。ある一定の戦う力があったら、冒険者ギルドに登録しないといけないことになっているのよ」
それを聞いて俺は頭が真っ白になった。
まさか職業体験をしていたはずなのに、職業を決められるとは思いもしなかった。ただ、どうやって俺が戦う力があると判断されたのだろうか。
「昨日ジェイドさんとエリックさんから報告を受けたのよ。アーツと属性魔法が使えるんだってね」
昨日何気なく話したことがこんな展開になるとは思いもしなかった。
本当に口は災いの元って言うぐらいだからな。
どうやらアーツや属性魔法が使えたら、戦う力があるという認識なんだろう。
「少し勘違いしているかもしれないけど、登録するのは冒険者ギルドだけではないわよ?」
「へっ!?」
「バビットさんに各ギルドに顔を出せって言われてなかったかしら? ヴァイトくんには特例で全ギルドに登録してもらうことが決まったの」
その言葉に俺は一安心した。
正直、今後何をしたいのかまだ決まっていない。
一般的にこの世界は働く場所は変わったとしても、仕事内容が変わることはない。
変わるのは病気やケガで、その仕事ができなくなった時ぐらいだ。ただ、その職業の才能はないため、かなりの努力が必要になると聞いた。
実際に普通の主婦が飲食店をやったとしても、集客率は全く異なるらしい。
有名店の料理人がただ焼いただけのステーキと普通の主婦が焼いたステーキでは、同じ肉でも全く違う料理になる。
俺は職員に言われた通りにサインをすると、あるカードを渡された。
「これは冒険者ギルドに所属している人が持っているギルドカードですね」
カードにはFランクと書かれていた。
この世界にもアルファベットが存在していることに驚いた。
冒険者ギルドのギルドカードは依頼の件数でランクが上がっていくらしい。
「各ギルドにもギルドカードが存在しますが、身分証明書になるので無くさないようにしてくださいね」
商業ギルドや生産ギルドにもギルドカードは存在している。ただ、身分証明書よりも営業許可証に近い。
詳細の説明は各ギルドが教えてくれると言っていた。
「それで本題に入りますね」
「あっ……今のが本題ではないんですね」
俺は座り直して話を聞くことにした。
「ぜひ、冒険者ギルドの職員として、勇者達の指導をしてもらえないでしょうか?」
ん?
それは師匠になってほしいということだろうか。
「あっ、師匠になってほしいってわけではないんです。また魔物の活動が活発になったので、人手が足りてないんです」
どうやら冒険者が勇者の指導に取られて、魔物の討伐ができないから代わりに指導をしてもらいたいということらしい。
アル達も初めは魔物の討伐をしていたため、周辺の魔物が減っていたのだろう。
急に訓練場に人が増えたら、魔物が増えるのも仕方ない。
ただ、それにも問題があった。
「きっと指導はできないですよ……?」
俺の力はほぼデイリークエストの影響で手に入れている。
そんな俺に人を教えることができる気がしない。
教えられる方も、力を手に入れたばかりのやつかベテランならベテランの方が良いはずだ。
ただ、断られているのに冒険者ギルドの職員はニヤニヤとしていた。
「やっぱりそうですよね! だから、もう一つの方の提案です!」
冒険者ギルド側は元々断られると思っていたのだろう。
「今すぐに冒険者として活動してください」
「へっ!?」
「簡単に言えば魔物をある程度倒して欲しいってことですね。ちなみに実力なら……」
今まで魔物を倒したことがないけど大丈夫なんだろうか。
どうしようか迷っていると、職員が何か耳元で呟いていた。
「剣士の斬撃や魔法使いの土属性魔法も使えるんですよね?」
俺が使えるアーツや魔法を呟いていた。ただ、基本的に冒険者に登録したからって、強さを職員が把握しているわけではない。
それに他にも俺の知らないスキルを言っていた。
〝大声宣伝〟や〝レシピ作成〟、〝簡単解体〟とか知らないことばかりだ。
「なんでそんなことまで知っているんですか?」
「だって私鑑定士……あっ!?」
【デイリークエスト】
職業 鑑定士
情報を一つ覚える 0/5
報酬 ステータスポイント3
どうやらこの町にはいないと聞いていた鑑定士が目の前にいたようだ。
俺はニヤリと笑う。
「俺に鑑定の仕方を教えてくれたら良いですよ?」
「くっ……」
これで嫌だと言われても、デイリークエストが出たなら手探りで探せば良い。
10回クリアした頃には、何か変わるはずだからな。
「わかりましたよ……。ただ、バビットさんには言わないでくださいね?」
「バビットさんですか?」
前にユリアも同じようなことを言っていたが、バビットに怒られるのだろうか。
バビットには伝えないことを約束すると、魔物退治の条件として鑑定の仕方を教えてもらうことになった。
ははは、これで新しい職場体験ができるぞ!
ワクワクしながら職員にこの後、鑑定を教えてもらうことになった。
この時、俺は全てのギルドに登録することが決まったから、わざわざ職業を絞らなくても、フリーとして働けることに気づかなかった。
「ギルドですか?」
「ああ、商業ギルド、冒険者ギルド、生産ギルドからお呼びがかかった」
翌日、俺は各ギルドに呼ばれることになった。
何か悪いことをしたのかと思ったが、特にそんな記憶もない。
とりあえず、家を出る前に日課のポイントの割り振りだけ行う。
21種類デイリークエストがあるため、ステータスポイントは合計63ある。
そのうちの60ポイントだけ、各ステータスに10ずつ振り分けてからギルドに向かった。
まず初めに向かったのは、一番近い冒険者ギルドだ。
中は冒険者だけではなく、勇者の姿もチラホラといる。
きっと一人前になった勇者達も朝に冒険者ギルドから依頼を受けているのだろう。
そこにはアル達の姿もあった。
ユーマが拳闘士として一人前になったから、一緒に外で魔物を倒しにいくのだろう。
「おはようございます」
俺は冒険者ギルドの職員に声をかけると、一斉に目を輝かせて振り返った。
どこか獲物を狙っているような瞳をしている。
「さあさあ、ヴァイトくんはこっちに来てね」
俺は言われるがままテーブルがあるところに向かうと、目の前にあるものが置かれていた。
――冒険者登録説明書
冒険者ギルドで事務仕事を手伝っているが、たしか冒険者登録をする時に必要な説明内容が書かれているはず。
「あっ、ヴァイトくんはもちろん冒険者ギルドに登録するよね?」
俺は何を言われているのかわからず、その場で首を傾げた。
今、冒険者ギルドに登録すると聞こえたような気がする。
「いえ、俺はまだどこにも登録するつもりは――」
「そんなに戦う力があって、冒険者ギルドに登録しないって選択肢はないわよ?」
それってどういうことだろうか?
ギルドに登録するかどうかは自身で選択できたはずだ。
「あー、ヴァイトくんは知らないのか。ある一定の戦う力があったら、冒険者ギルドに登録しないといけないことになっているのよ」
それを聞いて俺は頭が真っ白になった。
まさか職業体験をしていたはずなのに、職業を決められるとは思いもしなかった。ただ、どうやって俺が戦う力があると判断されたのだろうか。
「昨日ジェイドさんとエリックさんから報告を受けたのよ。アーツと属性魔法が使えるんだってね」
昨日何気なく話したことがこんな展開になるとは思いもしなかった。
本当に口は災いの元って言うぐらいだからな。
どうやらアーツや属性魔法が使えたら、戦う力があるという認識なんだろう。
「少し勘違いしているかもしれないけど、登録するのは冒険者ギルドだけではないわよ?」
「へっ!?」
「バビットさんに各ギルドに顔を出せって言われてなかったかしら? ヴァイトくんには特例で全ギルドに登録してもらうことが決まったの」
その言葉に俺は一安心した。
正直、今後何をしたいのかまだ決まっていない。
一般的にこの世界は働く場所は変わったとしても、仕事内容が変わることはない。
変わるのは病気やケガで、その仕事ができなくなった時ぐらいだ。ただ、その職業の才能はないため、かなりの努力が必要になると聞いた。
実際に普通の主婦が飲食店をやったとしても、集客率は全く異なるらしい。
有名店の料理人がただ焼いただけのステーキと普通の主婦が焼いたステーキでは、同じ肉でも全く違う料理になる。
俺は職員に言われた通りにサインをすると、あるカードを渡された。
「これは冒険者ギルドに所属している人が持っているギルドカードですね」
カードにはFランクと書かれていた。
この世界にもアルファベットが存在していることに驚いた。
冒険者ギルドのギルドカードは依頼の件数でランクが上がっていくらしい。
「各ギルドにもギルドカードが存在しますが、身分証明書になるので無くさないようにしてくださいね」
商業ギルドや生産ギルドにもギルドカードは存在している。ただ、身分証明書よりも営業許可証に近い。
詳細の説明は各ギルドが教えてくれると言っていた。
「それで本題に入りますね」
「あっ……今のが本題ではないんですね」
俺は座り直して話を聞くことにした。
「ぜひ、冒険者ギルドの職員として、勇者達の指導をしてもらえないでしょうか?」
ん?
それは師匠になってほしいということだろうか。
「あっ、師匠になってほしいってわけではないんです。また魔物の活動が活発になったので、人手が足りてないんです」
どうやら冒険者が勇者の指導に取られて、魔物の討伐ができないから代わりに指導をしてもらいたいということらしい。
アル達も初めは魔物の討伐をしていたため、周辺の魔物が減っていたのだろう。
急に訓練場に人が増えたら、魔物が増えるのも仕方ない。
ただ、それにも問題があった。
「きっと指導はできないですよ……?」
俺の力はほぼデイリークエストの影響で手に入れている。
そんな俺に人を教えることができる気がしない。
教えられる方も、力を手に入れたばかりのやつかベテランならベテランの方が良いはずだ。
ただ、断られているのに冒険者ギルドの職員はニヤニヤとしていた。
「やっぱりそうですよね! だから、もう一つの方の提案です!」
冒険者ギルド側は元々断られると思っていたのだろう。
「今すぐに冒険者として活動してください」
「へっ!?」
「簡単に言えば魔物をある程度倒して欲しいってことですね。ちなみに実力なら……」
今まで魔物を倒したことがないけど大丈夫なんだろうか。
どうしようか迷っていると、職員が何か耳元で呟いていた。
「剣士の斬撃や魔法使いの土属性魔法も使えるんですよね?」
俺が使えるアーツや魔法を呟いていた。ただ、基本的に冒険者に登録したからって、強さを職員が把握しているわけではない。
それに他にも俺の知らないスキルを言っていた。
〝大声宣伝〟や〝レシピ作成〟、〝簡単解体〟とか知らないことばかりだ。
「なんでそんなことまで知っているんですか?」
「だって私鑑定士……あっ!?」
【デイリークエスト】
職業 鑑定士
情報を一つ覚える 0/5
報酬 ステータスポイント3
どうやらこの町にはいないと聞いていた鑑定士が目の前にいたようだ。
俺はニヤリと笑う。
「俺に鑑定の仕方を教えてくれたら良いですよ?」
「くっ……」
これで嫌だと言われても、デイリークエストが出たなら手探りで探せば良い。
10回クリアした頃には、何か変わるはずだからな。
「わかりましたよ……。ただ、バビットさんには言わないでくださいね?」
「バビットさんですか?」
前にユリアも同じようなことを言っていたが、バビットに怒られるのだろうか。
バビットには伝えないことを約束すると、魔物退治の条件として鑑定の仕方を教えてもらうことになった。
ははは、これで新しい職場体験ができるぞ!
ワクワクしながら職員にこの後、鑑定を教えてもらうことになった。
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