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「爺ちゃんとミノル」の会話(3)~7
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(92)
「命のある菌は地球も人間も健康にしてくれるんじゃ」
「やっぱり菌ってすごいんだね。お爺ちゃんはそれをどうしてたの?」
「町内でおばちゃん連中を集めて生ゴミリサイクルの話をしたり、善玉菌の普及活動をしたんじゃ」
「そんなに良いことを今はやらないの?」
「とっくにやめたど」
「どうして?」
「お婆ちゃんに言われたんじゃ」
「何て?」
「いい加減に仕事を探してって(笑)」
「善玉菌の普及って仕事じゃなかったの?」
「お金が儲からんからの~」
「お金が儲からないと仕事じゃないの?」
「生活するには生活費が要るじゃろうが」
「あ~そういうことか」
「じゃからその時も思ったんじゃ」
「何て?」
「お金のない社会ならええのにのうって(笑)」
「なるほどね~。そういうことなんだ」
参考
<有効微生物群体験談集一覧表>
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/10006/
(93)
「環境運動だけじゃのうて環境を蘇生化する活動が大切なんじゃ」
「地球も人間も元気にならなきゃってことなんだね」
「じゃからのう環境を汚すことも止めんにゃあいけんのんじゃ」
「環境を汚すって?」
「お爺ちゃんが一年半だけ経験したことなんじゃがの」
「どんな経験したの?」
「産業廃棄物の運搬なんじゃ」
「産業廃棄物って?」
「工場とか建設会社とか要らんようになったゴミのことなんじゃ」
「へ~工場とか入ったの?」
「お爺ちゃんが運んだのは建設会社とか土木工事の廃棄物なんじゃがの」
「どんな物を運ぶの?」
「リフォームの家やら新築の家、建設現場の廃棄物なんじゃがの」
「いろいろあるんだね」
「辛いのは雨降りの日にかっぱを着て積み込むんじゃがの、ネズミやらゴキブリがおる時は・・・」
「へ~そんなことやるの?」
「それだけじゃないど。リフォームの家なんか要らんようになった電気釜があっての、その中を見るとウジが湧いちょったんじゃ」
「ウジって?」
(94)
「ちいさな虫なんじゃが・・・思い出しとうないのう(笑)」
「よくそんな経験できたね」
「本当に辛かったのはまだまだ使えるような材料を捨てんにゃあいけんのんじゃ。もったいないのう」
「使えるのに捨てるの?」
「それを他の業者にあげると新しいものが売れんから困るんじゃて」
「そういうことだったんだ」
「まだまだ辛いことがあるど」
「何?」
「山の中に決められた所へ持って行って埋めるんじゃ」
「何でも埋めるの?」
「決められた種類のゴミなんじゃがの。これが辛い」
「どうして?」
「細かく分別するのが面倒くさいからいろんなものが混ざっちょるんじゃ」
「どうして分別しないの?」
「大雑把に分別するだけで精一杯なんじゃ」
「それでそれらは土の中に?」
「そうなんじゃ。埋めたあとは公園にするんじゃ」
「なんだか地球さんが可愛そうだね」
「雨が降って地下を通過した地下水が汚染されんにゃあええんじゃがのう」
「何か良い方法はないの?」
(95)
「あるど。このあいだミノルがインターネットで見つけた大規模リサイクルセンターなんじゃ」
「大規模リサイクルセンター?あ~あれね」
「そうなんじゃ、あのシステムは実現して欲しいのう」
「そうだね」
「あれが出来りゃあ不法投棄も環境汚染も無くなるんじゃがのう」
「不法投棄って?」
「山の中にゴミを捨てるんじゃ」
「どうして?」
「ゴミの処分ちゅうのもお金が要るんじゃ」
「お金を使いたくないから山の中に捨てるの?」
「そうなんじゃ。何でも無料じゃったらこんなこともせんじゃろうにのう」
「だから無料で回収する大規模リサイクルセンターが良いんだね?」
「そういうことなんじゃ」
「そういえばテレビ番組でも不法投棄の撲滅みたいなのあったね」
「最近じゃあ池の中のゴミを回収する番組もあるのう」
「そういう番組がいっぱいあったら地球はきれいになるよね」
「本当は勝手に捨てんでも簡単に集める場所があったらええのう(笑)」
<参考>
「大規模リサイクルセンター」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5033/
(96)
「そういえば愛は地球を救うって番組が毎年あるよね」
「愛は地球を救うけど救うための行動をせんにゃあいけんのう」
「募金活動もやってるのにね」
「募金で思い出したど。ユニセフにもお金を送ったことがあるど」
「へ~どのくらい?」
「ちょっとじゃけどの(笑)」
「ちょっとでもすごいよ」
「でもすぐやめた(笑)」
「どうして?」
「お金を集めても世界から貧困やら飢餓が無くならんことがわかったんじゃ」
「あ~わかった。だから世界からお金を無くしたいんだね」
「お~さすがに我が孫じゃのう。あっぱれ!(笑)」
「お爺ちゃんはいろんな体験をしたんだね。他にはどんな仕事をやったの?」
「生命保険、運送会社、自動車学校、損害保険、広告代理店、代行運転、温泉旅館、土木作業員、産廃の運搬まだまだあるけど」
「小さい仕事もあるんだろうね。それにしてもけっこうあるね(笑)」
「一番長いのは自動車学校で16年じゃのう。受け持った教習生の卒業生は700人になるのう」
「命のある菌は地球も人間も健康にしてくれるんじゃ」
「やっぱり菌ってすごいんだね。お爺ちゃんはそれをどうしてたの?」
「町内でおばちゃん連中を集めて生ゴミリサイクルの話をしたり、善玉菌の普及活動をしたんじゃ」
「そんなに良いことを今はやらないの?」
「とっくにやめたど」
「どうして?」
「お婆ちゃんに言われたんじゃ」
「何て?」
「いい加減に仕事を探してって(笑)」
「善玉菌の普及って仕事じゃなかったの?」
「お金が儲からんからの~」
「お金が儲からないと仕事じゃないの?」
「生活するには生活費が要るじゃろうが」
「あ~そういうことか」
「じゃからその時も思ったんじゃ」
「何て?」
「お金のない社会ならええのにのうって(笑)」
「なるほどね~。そういうことなんだ」
参考
<有効微生物群体験談集一覧表>
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/10006/
(93)
「環境運動だけじゃのうて環境を蘇生化する活動が大切なんじゃ」
「地球も人間も元気にならなきゃってことなんだね」
「じゃからのう環境を汚すことも止めんにゃあいけんのんじゃ」
「環境を汚すって?」
「お爺ちゃんが一年半だけ経験したことなんじゃがの」
「どんな経験したの?」
「産業廃棄物の運搬なんじゃ」
「産業廃棄物って?」
「工場とか建設会社とか要らんようになったゴミのことなんじゃ」
「へ~工場とか入ったの?」
「お爺ちゃんが運んだのは建設会社とか土木工事の廃棄物なんじゃがの」
「どんな物を運ぶの?」
「リフォームの家やら新築の家、建設現場の廃棄物なんじゃがの」
「いろいろあるんだね」
「辛いのは雨降りの日にかっぱを着て積み込むんじゃがの、ネズミやらゴキブリがおる時は・・・」
「へ~そんなことやるの?」
「それだけじゃないど。リフォームの家なんか要らんようになった電気釜があっての、その中を見るとウジが湧いちょったんじゃ」
「ウジって?」
(94)
「ちいさな虫なんじゃが・・・思い出しとうないのう(笑)」
「よくそんな経験できたね」
「本当に辛かったのはまだまだ使えるような材料を捨てんにゃあいけんのんじゃ。もったいないのう」
「使えるのに捨てるの?」
「それを他の業者にあげると新しいものが売れんから困るんじゃて」
「そういうことだったんだ」
「まだまだ辛いことがあるど」
「何?」
「山の中に決められた所へ持って行って埋めるんじゃ」
「何でも埋めるの?」
「決められた種類のゴミなんじゃがの。これが辛い」
「どうして?」
「細かく分別するのが面倒くさいからいろんなものが混ざっちょるんじゃ」
「どうして分別しないの?」
「大雑把に分別するだけで精一杯なんじゃ」
「それでそれらは土の中に?」
「そうなんじゃ。埋めたあとは公園にするんじゃ」
「なんだか地球さんが可愛そうだね」
「雨が降って地下を通過した地下水が汚染されんにゃあええんじゃがのう」
「何か良い方法はないの?」
(95)
「あるど。このあいだミノルがインターネットで見つけた大規模リサイクルセンターなんじゃ」
「大規模リサイクルセンター?あ~あれね」
「そうなんじゃ、あのシステムは実現して欲しいのう」
「そうだね」
「あれが出来りゃあ不法投棄も環境汚染も無くなるんじゃがのう」
「不法投棄って?」
「山の中にゴミを捨てるんじゃ」
「どうして?」
「ゴミの処分ちゅうのもお金が要るんじゃ」
「お金を使いたくないから山の中に捨てるの?」
「そうなんじゃ。何でも無料じゃったらこんなこともせんじゃろうにのう」
「だから無料で回収する大規模リサイクルセンターが良いんだね?」
「そういうことなんじゃ」
「そういえばテレビ番組でも不法投棄の撲滅みたいなのあったね」
「最近じゃあ池の中のゴミを回収する番組もあるのう」
「そういう番組がいっぱいあったら地球はきれいになるよね」
「本当は勝手に捨てんでも簡単に集める場所があったらええのう(笑)」
<参考>
「大規模リサイクルセンター」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5033/
(96)
「そういえば愛は地球を救うって番組が毎年あるよね」
「愛は地球を救うけど救うための行動をせんにゃあいけんのう」
「募金活動もやってるのにね」
「募金で思い出したど。ユニセフにもお金を送ったことがあるど」
「へ~どのくらい?」
「ちょっとじゃけどの(笑)」
「ちょっとでもすごいよ」
「でもすぐやめた(笑)」
「どうして?」
「お金を集めても世界から貧困やら飢餓が無くならんことがわかったんじゃ」
「あ~わかった。だから世界からお金を無くしたいんだね」
「お~さすがに我が孫じゃのう。あっぱれ!(笑)」
「お爺ちゃんはいろんな体験をしたんだね。他にはどんな仕事をやったの?」
「生命保険、運送会社、自動車学校、損害保険、広告代理店、代行運転、温泉旅館、土木作業員、産廃の運搬まだまだあるけど」
「小さい仕事もあるんだろうね。それにしてもけっこうあるね(笑)」
「一番長いのは自動車学校で16年じゃのう。受け持った教習生の卒業生は700人になるのう」
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