10 / 28
「爺ちゃんとミノル」の会話(2)~3
しおりを挟む
(45)
「貧困の国や子どもたちにお金を送ってあげる」
「そりゃあ一時しのぎしかならんど。しかも困っている人たち全部に届かんからの~」
「そっか~。お金じゃあ解決できないんだね」
「世界が一つの家族って言ってたじゃろうが」
「そっか~。困っている人たちを助けるだけじゃなくて困っている人のいない世界にするってことなんだね」
「ほ~。そこまでたどり着いたか(笑)。そういうことじゃの~」
「じゃあ、これをやれば良いってことなんだね?」
「そういうことじゃの」
「でも、僕のような子供でもわかることが大人の政治家にどうしてわからないの?」
「これくらいのことは知っちょるど」
「知っているのにどうして実行しないの?」
「ここで問題。なんで実行せんのか?」
「また問題なの?」
「もう簡単じゃろうが」
「そう言われると・・・・お金でしょ?(笑)」
「あったり~♪(笑)」
「今回の問題は簡単だったね(笑)」
「人はお金をもらわんと動かんし、企業もお金が儲からんと参加せんし、国も経済活動を優先するしの」
(46)
「そっか~。世界平和実現の方法は知っているのに行動できないってことなんだね」
「お金以外にも宗教や風習や考え方の違いをまとめることが出来んと思うちょる人が多いからの」
「それって、学校で習ったよ」
「へ~どんなことを習ったんか?」
「違いを認めあって違いを尊重するんだって」
「そりゃあええ話じゃの~」
「だから、違いを一つにまとめないほうが良いと思う」
「そうじゃの~。自然界もみんなばらばらじゃけどみんなが必要とされちょるからの~」
「それでも世界平和が実現しないんだったら何か違う方法が要るのかな~?」
「このあいだから感染病やら気候変動の話があったじゃろうが」
「うん」
「ここに大きなチャンスがあると思わんか?」
「大きなチャンスね~?(悩)なかなか思いつかないな~(笑)」
「インデペンデンス・ディとかアルマゲドンとか地球全体の危機の映画があったじゃろうが」
「あ~見た見た。何を言いたいかわかったよ(笑)」
(47)
「そうか~?言うてみ」
「人類が結束しないと解決できないってことなんだよ」
「ようわかったの~。あの映画がええ見本じゃの~」
「でもね、地球を攻めてくる宇宙人っていないよ(笑)」
「そりゃあ映画の中の話じゃろうが(笑)」
「そうだよね(笑)」
「感染病にしても気候変動にしても人類が一つにならんといけんちゅうことなんじゃ」
「戦争するんじゃないんだよね(笑)」
「軍隊を使うんじゃのうて子供から大人まで活躍できる環境を作ったらどうじゃ?」
「あ!思い出した」
「何じゃ?」
「学校で習った平和活動ってどうだろう?」
「どんな活動じゃ?」
「国連が中心となってやってる平和活動だよ」
「あれは昔からあるけどなかなか世界平和まで実現せんの~」
「国連の平和活動をでっかくしたら上手くいくんじゃないかな~?」
「そりゃあええ方法じゃがの~。どうやってでっかくするかが問題じゃの~」
「お爺ちゃんも考えてよ(笑)」
(48)
「平和活動にお金は要るからの~。どこの国もお金は出したくないって思うちょるからの~」
「世界中の国がお金を出したくなる方法ってないかな~?」
「そうじゃの~。ミノルちょっと調べてくれんか?」
「何を?」
「軍事費ってどれくらい要るんじゃろうかの~」
「どの国のを調べたら良いの?」
「一覧表があるかもしれんど」
「2020年の世界の軍事費上位10カ国ってあったよ」
「1位が米国で7780億ドル、2位が中国で2520億ドル・・」
「全部読まんでもええから日本は?」
「日本は9位で491億ドルで、アメリカと中国が世界の半分以上だって」
参考
3、インド 729億ドル
4、ロシア 617億ドル
5、英国 592億ドル
6、サウジアラビア 575億ドル
7、ドイツ 528億ドル
8、フランス 527億ドル
10、韓国 457億ドル
「なんとこれだけのお金を・・・・もったいないの~」
(49)
「これだけのお金があれば世界平和ってすぐ実現するんじゃないの?」
「そりゃあ簡単にゃあいかんじゃろう」
「どうして?」
「いつ攻めてくるかわからんじゃろうが」
「日本みたいな自衛隊だったらもっと少なくても良いと思うよ」
「そうじゃの~。あ~ええ方法を思いついたど」
「どんな方法なの?」
「全部の国がしばらく攻撃をしませんと約束するんじゃ」
「あ~自衛隊のように専守防衛っていうやつね。学校で習ったよ」
「それなら軍事費の中から平和活動に軍隊やらお金が使えるじゃろう」
「そうだよね。軍隊が平和活動するってすごいことだよね♪」
「じゃろう?これなら普通の会社員やら学生も安心して参加出来るじゃろう」
「子供たちも一緒に参加できたら良いな~♪」
「そうじゃのう。そりゃあええことじゃのう」
「ふと思ったんだけどね。こんな話をテレビ番組でやったら良いのにね」
「そうじゃの~テレビ番組じゃったら大人も子供も一緒に考えるようになるのにの~」
「貧困の国や子どもたちにお金を送ってあげる」
「そりゃあ一時しのぎしかならんど。しかも困っている人たち全部に届かんからの~」
「そっか~。お金じゃあ解決できないんだね」
「世界が一つの家族って言ってたじゃろうが」
「そっか~。困っている人たちを助けるだけじゃなくて困っている人のいない世界にするってことなんだね」
「ほ~。そこまでたどり着いたか(笑)。そういうことじゃの~」
「じゃあ、これをやれば良いってことなんだね?」
「そういうことじゃの」
「でも、僕のような子供でもわかることが大人の政治家にどうしてわからないの?」
「これくらいのことは知っちょるど」
「知っているのにどうして実行しないの?」
「ここで問題。なんで実行せんのか?」
「また問題なの?」
「もう簡単じゃろうが」
「そう言われると・・・・お金でしょ?(笑)」
「あったり~♪(笑)」
「今回の問題は簡単だったね(笑)」
「人はお金をもらわんと動かんし、企業もお金が儲からんと参加せんし、国も経済活動を優先するしの」
(46)
「そっか~。世界平和実現の方法は知っているのに行動できないってことなんだね」
「お金以外にも宗教や風習や考え方の違いをまとめることが出来んと思うちょる人が多いからの」
「それって、学校で習ったよ」
「へ~どんなことを習ったんか?」
「違いを認めあって違いを尊重するんだって」
「そりゃあええ話じゃの~」
「だから、違いを一つにまとめないほうが良いと思う」
「そうじゃの~。自然界もみんなばらばらじゃけどみんなが必要とされちょるからの~」
「それでも世界平和が実現しないんだったら何か違う方法が要るのかな~?」
「このあいだから感染病やら気候変動の話があったじゃろうが」
「うん」
「ここに大きなチャンスがあると思わんか?」
「大きなチャンスね~?(悩)なかなか思いつかないな~(笑)」
「インデペンデンス・ディとかアルマゲドンとか地球全体の危機の映画があったじゃろうが」
「あ~見た見た。何を言いたいかわかったよ(笑)」
(47)
「そうか~?言うてみ」
「人類が結束しないと解決できないってことなんだよ」
「ようわかったの~。あの映画がええ見本じゃの~」
「でもね、地球を攻めてくる宇宙人っていないよ(笑)」
「そりゃあ映画の中の話じゃろうが(笑)」
「そうだよね(笑)」
「感染病にしても気候変動にしても人類が一つにならんといけんちゅうことなんじゃ」
「戦争するんじゃないんだよね(笑)」
「軍隊を使うんじゃのうて子供から大人まで活躍できる環境を作ったらどうじゃ?」
「あ!思い出した」
「何じゃ?」
「学校で習った平和活動ってどうだろう?」
「どんな活動じゃ?」
「国連が中心となってやってる平和活動だよ」
「あれは昔からあるけどなかなか世界平和まで実現せんの~」
「国連の平和活動をでっかくしたら上手くいくんじゃないかな~?」
「そりゃあええ方法じゃがの~。どうやってでっかくするかが問題じゃの~」
「お爺ちゃんも考えてよ(笑)」
(48)
「平和活動にお金は要るからの~。どこの国もお金は出したくないって思うちょるからの~」
「世界中の国がお金を出したくなる方法ってないかな~?」
「そうじゃの~。ミノルちょっと調べてくれんか?」
「何を?」
「軍事費ってどれくらい要るんじゃろうかの~」
「どの国のを調べたら良いの?」
「一覧表があるかもしれんど」
「2020年の世界の軍事費上位10カ国ってあったよ」
「1位が米国で7780億ドル、2位が中国で2520億ドル・・」
「全部読まんでもええから日本は?」
「日本は9位で491億ドルで、アメリカと中国が世界の半分以上だって」
参考
3、インド 729億ドル
4、ロシア 617億ドル
5、英国 592億ドル
6、サウジアラビア 575億ドル
7、ドイツ 528億ドル
8、フランス 527億ドル
10、韓国 457億ドル
「なんとこれだけのお金を・・・・もったいないの~」
(49)
「これだけのお金があれば世界平和ってすぐ実現するんじゃないの?」
「そりゃあ簡単にゃあいかんじゃろう」
「どうして?」
「いつ攻めてくるかわからんじゃろうが」
「日本みたいな自衛隊だったらもっと少なくても良いと思うよ」
「そうじゃの~。あ~ええ方法を思いついたど」
「どんな方法なの?」
「全部の国がしばらく攻撃をしませんと約束するんじゃ」
「あ~自衛隊のように専守防衛っていうやつね。学校で習ったよ」
「それなら軍事費の中から平和活動に軍隊やらお金が使えるじゃろう」
「そうだよね。軍隊が平和活動するってすごいことだよね♪」
「じゃろう?これなら普通の会社員やら学生も安心して参加出来るじゃろう」
「子供たちも一緒に参加できたら良いな~♪」
「そうじゃのう。そりゃあええことじゃのう」
「ふと思ったんだけどね。こんな話をテレビ番組でやったら良いのにね」
「そうじゃの~テレビ番組じゃったら大人も子供も一緒に考えるようになるのにの~」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
足元からの変革:靴職人の挑戦と成功
O.K
エッセイ・ノンフィクション
靴職人の主人公は、海外からの安価な靴の輸入により売り上げが減少して困っていた。しかし、地元の素材会社が特殊な素材を開発したことを知り、その素材を使って世界で唯一無二の靴を作り上げる。その靴は世界的なブームとなり、地元経済の活性化や持続可能なファッションの先駆者として成功を収める。
機織姫
ワルシャワ
ホラー
栃木県日光市にある鬼怒沼にある伝説にこんな話がありました。そこで、とある美しい姫が現れてカタンコトンと音を鳴らす。声をかけるとその姫は一変し沼の中へ誘うという恐ろしい話。一人の少年もまた誘われそうになり、どうにか命からがら助かったというが。その話はもはや忘れ去られてしまうほど時を超えた現代で起きた怖いお話。はじまりはじまり
【ガチ恋プリンセス】これがVtuberのおしごと~後輩はガチで陰キャでコミュ障。。。『ましのん』コンビでトップVtuberを目指します!FA
夕姫
エッセイ・ノンフィクション
【ガチ恋プリンセス】これがVtuberのおしごと~後輩はガチで陰キャでコミュ障。。。『ましのん』コンビでトップVtuberを目指します!
⬇️
https://www.alphapolis.co.jp/novel/187178688/586758976
FmすたーらいぶのライバーのファンアートとしてAIイラストを紹介します。
物語のキャラクターのイメージを補完できたら幸いです。
可愛かったらお気に入り登録お願いします✨
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる