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美味しい

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「フローラ!!」

「あ、ロアンナ!ご飯行こっ」


「うん!!」


「今日は何を食べようかな~」


「毎日迷うよね」


「そうそう、この学園の食堂美味しいよね」


「うんうん、今のところ全て美味しい」

んー、今日はお米が食べたいかな~


立てかけてあるメニューを見ると……


本日のメニュー

ホクホクポテトのグラタン
サラダ、スープ付き

デミグラスソースのハンバーグ目玉焼き添え定食ご飯かパン


鮭のムニエル定食ご飯かパン


きのこのパスタ、サラダ、
スープ付き

本日のデザート

いちごのムース

マドレーヌ

ティラミス


「ぬあーーーー、めちゃくちゃ美味しそう……」


「コホン フローラ様……淑女なのにその話し方はちょっと」



「あ、ごめんリレイ」


「ハイ…」

やれやれ……元女王なのに、相変わらずなんだからこの人は。


「ロアンナ何にする?」


「んーーー、ホクホクポテトグラタンといちごのムースにする!」


グラタンかぁ~うーむ。


よし!決めた!!!


「ハンバーグと米!ティラミスよ!!」


「「俺たちもそれにします」」


「同じでいいの??」


「お嬢様チョイスは確実ですので」ニコッ


「うんうん」


リレイとクレイも同じ物にするみたいと言うことを聞くなり……

「なら私も同じにするわ!!」


「え!?ロアンナまで同じにするの???」


「うん!!!」


「クスクス 了解、頼みにいこっ」


「「「うん」」」

ぞろぞろと食券を買って、受け取り席に着く。


ふおぉぉぉ、美味しそうー


いただきます!!

パクっ


「んーーー!!!おいしぃ」


「「美味しい!!」」
リレイ、クレイ


「ハンバーグ美味しいね!!変更正解だったわ」



「美味しいか?ララ」


「あ、律!うんめちゃくちゃ美味しい!!」


「それは良かった、リクエストあるなら聞くけど」


「え!?本当に??」


「おう」

リクエストかぁ~うーーん。


「天ぷら!!天ぷらが食べたい!!海老天、かき揚げ、さつまいも天、なす、まいたけ!大葉!!」


「クスクス 天ぷらね!了解~」


「やったぁー楽しみにしてる!!」


「そう言えばさ、頼みたいことがあって……」


「ん?律何?」

コソコソ


「あのさ、フローラでもマジックバッグって作れたりする?」
コソコソ


「作れるよ、欲しいの?」
コソコソ


「ほしい……頼める?」

コソコソ


「ええ、いいわよ。婚約者だし」


「ありがとう!!助かるよ」

コソコソ


「ふふ、じゃまたね律、出来たら持ってくわ」


「おう、ありがとう」

律は厨房に戻って行った。

あーーー、満腹。

帰り道


「ロアンナちょっと早いけどお誕生日プレゼントよ」


「え!?ありがとう!!フローラ。開けてもいい?」


「もちろん」ニコッ

ガサガサ ゴソゴソ


「わぁ~~可愛いポシェット!!ネックレスもめちゃくちゃ可愛い!!ありがとう」

コソコソ


「ロアンナ、その鞄は私の空間魔法でマジックバッグ仕様になってて屋敷まるごと一個くらいは入る容量になってるから」


「!?」


「ナイショね?」

コクコク頷くロアンナ


「ありがとう、フローラ。すっごく嬉しい……家宝にする」


「家宝なんて言わずにじゃんじゃか使って?使用者登録してあるから無くしても返ってくるし汚れないように自動クリーン機能もつけたから」


「至れり尽くせり……」


「ふふ、将来使用者を変更するならロアンナが心の中で念じながら魔力を流せば変更になるからね」


「分かった、ありがとう!」


うん、喜んで貰えて良かった!

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