31 / 57
先生
しおりを挟む
ロアンナの魔石を握りしめて教室に戻るとまさかの一番乗りだった!!!
「お、リサール嬢早いな」
「わりと分かりやすい場所にありましたので」ニコッ
「なるほど~」
パタパタ パタパタ
「2番~!!」
「あ、ロアンナ!お帰り~」
「ただいま~」
「1位、2位が唯一の女子か、これは先が楽しみだな」ニコッ
「どうしてです?」
「優秀な女子2名にみんな躍起になって勉強に励むだろ?」
あーーなるほどね。それはあり得るわね。
「それはあり得ますね」クスクス
「なぁ、おかしなことを言ってもいいか?」
「はい??」
「どうも、リサール嬢を昔から知っているような気がするんだよな~」
え………もしかして前世繋がり……
「あの……つかぬことをお聞きしますが」
「おう」
「ララマリーアはご存知で?」
ガタッ
「な、なんでその名前を知ってるんだ!!!」
「あーーやはりそれ繋がりですかぁ……」
うーん。誰かしら……
「ララマリーアは…その…俺の前世の最愛の人で……」
かあぁぁぁと赤くなる先生。
んーー、いまいち分からないわねー。
「貴方だれ?ちなみにララマリーアは前世の私よ」
「!?」
目から涙がポロポロ流れる先生。ちょっと……今授業中よ!!
まだ皆いないけど。
「エトワです」
「エトワ!?」
「はい……ずっと探していたんです」
「私は隣国に生まれたのよ」
「そうなのですね……」
「ちょっと……今は先生なんだし敬語はやめましょう」
ロアンナがポカーンとした顔で見ている。
これは……後で説明がいるわね。
「はい、分かりました……」グスン
「ほら……敬語」
「分かった……」
「うん、よし!!」ニコッ
「今の姿もずいぶんと愛らしく美しいのですね。さすが神の愛し子」
「お陰様でね……エトワもイケメンね…」
「はい……ララ様がイケメン好きなのでイケメンにしてもらいました」
「ぶはっ……皆そう言うのよね
…」
「その……フローラ?」
「あーごめんロアンナ。この人前世の夫のうちの一人」
「前世!!!!!」
「そうなのよ~」
「すごーい!!いいなぁ…憧れる」
え!?憧れる???何が??
「憧れるって何が??」
「何か前世からの愛って…真実の愛だから!憧れるの!」
あーーーなるほどなるほど!!
「でも、俺は元奴ぶっ…」
おもいっきりエトワの口を手で塞ぎました…ハイ。
「余計な事はぺらぺら言わないの……分かった?」ボソ
コクコク頷く
「クスクス なんかフローラの方が上の立場だったのは分かった」
「まぁ~」
「賢王ですから」
あーーまた!!!!もぉー!!!
「え!!!!フローラ女王だったの!!!!」
「うん、まぁ…ふふ」
「すごーーーい!!!」
めちゃくちゃキラキラした目で見るわね……。
「そんな……大した事ないから」
苦笑
「はぁ???賢王ですごく民たちから慕われてたろ!!」
ちょっと…………
「ちょっとエトワ黙ってくれない?」ギロ
「!?」
シュンとする………性格って変わらないのね。
「貴方今の名前は?だいたい……普通授業の時に名前くらい言いなさいよね!!」
「すみません……ほんと…」
「フローラ…先生泣きそうよ……」オロオロ
あーーー。
「コホン で、今の名前は?」
「ヒシラル……」
「なら、ヒシかラルね」
「ラルがいい!!!」
「了解、ラルね」
「その………他のメンバーとは会えたの?」
「ええ、カイルとも会ったわよ、あとはラナイ、ラフォン、ソレナル、クリス、ミリア……」
ガタン
「ミリア!!!!!!!」
まだ……言い終わってないのに
「ええ…ミリアも。まだいるけど…後々再会させるわね…」
「あ!?ありがとう……」
「みんなミリアのことを言うと悲鳴を出すか逃げるんだけど」
「ミリアは………無理だ」
そんなになのね………ミリアなにしたのよ…貴女。
「ちなみに今回は男だったけど、変身魔法で女になってる」
「えーーーーますます会いたくない」
「そんなに……その人強烈なの???」
ロアンナが不思議そうにラルに聞く。
「強烈どころか…あれは悪魔に近い」
「!?」
どんどんロアンナの顔が青ざめていく。
「めちゃくちゃSなんだよ。ララの前では猫被っていたけど」
「まぁ………」
「うわぁ………」
ミリアやばいわね………。
さすがに……女友達には普通だろうけど。
「あいつの独占力は異常だぞ……」
「そ、そんなに??」
「ああ……留学すること話したのか??」
「話してない………」
「あーーーー。探しまくってるかもな……あの執着はやばいぞ」
「うぇ………」
「嫌ならはっきり言わないと周りが迷惑するから……フローラがんばれよ」
「わ、分かったわ……」
ガラガラ ガラガラ
生徒達が戻ってきた。
「フローラ」
「ん?」
「婚約申請家に出しておくから」ポソ
「わ、分かった」
「よし、見つけた者は席につけ!」
うん、ラルも教師モードに切り替えたわね。私も生徒モードになりましょうかね~!
「お、リサール嬢早いな」
「わりと分かりやすい場所にありましたので」ニコッ
「なるほど~」
パタパタ パタパタ
「2番~!!」
「あ、ロアンナ!お帰り~」
「ただいま~」
「1位、2位が唯一の女子か、これは先が楽しみだな」ニコッ
「どうしてです?」
「優秀な女子2名にみんな躍起になって勉強に励むだろ?」
あーーなるほどね。それはあり得るわね。
「それはあり得ますね」クスクス
「なぁ、おかしなことを言ってもいいか?」
「はい??」
「どうも、リサール嬢を昔から知っているような気がするんだよな~」
え………もしかして前世繋がり……
「あの……つかぬことをお聞きしますが」
「おう」
「ララマリーアはご存知で?」
ガタッ
「な、なんでその名前を知ってるんだ!!!」
「あーーやはりそれ繋がりですかぁ……」
うーん。誰かしら……
「ララマリーアは…その…俺の前世の最愛の人で……」
かあぁぁぁと赤くなる先生。
んーー、いまいち分からないわねー。
「貴方だれ?ちなみにララマリーアは前世の私よ」
「!?」
目から涙がポロポロ流れる先生。ちょっと……今授業中よ!!
まだ皆いないけど。
「エトワです」
「エトワ!?」
「はい……ずっと探していたんです」
「私は隣国に生まれたのよ」
「そうなのですね……」
「ちょっと……今は先生なんだし敬語はやめましょう」
ロアンナがポカーンとした顔で見ている。
これは……後で説明がいるわね。
「はい、分かりました……」グスン
「ほら……敬語」
「分かった……」
「うん、よし!!」ニコッ
「今の姿もずいぶんと愛らしく美しいのですね。さすが神の愛し子」
「お陰様でね……エトワもイケメンね…」
「はい……ララ様がイケメン好きなのでイケメンにしてもらいました」
「ぶはっ……皆そう言うのよね
…」
「その……フローラ?」
「あーごめんロアンナ。この人前世の夫のうちの一人」
「前世!!!!!」
「そうなのよ~」
「すごーい!!いいなぁ…憧れる」
え!?憧れる???何が??
「憧れるって何が??」
「何か前世からの愛って…真実の愛だから!憧れるの!」
あーーーなるほどなるほど!!
「でも、俺は元奴ぶっ…」
おもいっきりエトワの口を手で塞ぎました…ハイ。
「余計な事はぺらぺら言わないの……分かった?」ボソ
コクコク頷く
「クスクス なんかフローラの方が上の立場だったのは分かった」
「まぁ~」
「賢王ですから」
あーーまた!!!!もぉー!!!
「え!!!!フローラ女王だったの!!!!」
「うん、まぁ…ふふ」
「すごーーーい!!!」
めちゃくちゃキラキラした目で見るわね……。
「そんな……大した事ないから」
苦笑
「はぁ???賢王ですごく民たちから慕われてたろ!!」
ちょっと…………
「ちょっとエトワ黙ってくれない?」ギロ
「!?」
シュンとする………性格って変わらないのね。
「貴方今の名前は?だいたい……普通授業の時に名前くらい言いなさいよね!!」
「すみません……ほんと…」
「フローラ…先生泣きそうよ……」オロオロ
あーーー。
「コホン で、今の名前は?」
「ヒシラル……」
「なら、ヒシかラルね」
「ラルがいい!!!」
「了解、ラルね」
「その………他のメンバーとは会えたの?」
「ええ、カイルとも会ったわよ、あとはラナイ、ラフォン、ソレナル、クリス、ミリア……」
ガタン
「ミリア!!!!!!!」
まだ……言い終わってないのに
「ええ…ミリアも。まだいるけど…後々再会させるわね…」
「あ!?ありがとう……」
「みんなミリアのことを言うと悲鳴を出すか逃げるんだけど」
「ミリアは………無理だ」
そんなになのね………ミリアなにしたのよ…貴女。
「ちなみに今回は男だったけど、変身魔法で女になってる」
「えーーーーますます会いたくない」
「そんなに……その人強烈なの???」
ロアンナが不思議そうにラルに聞く。
「強烈どころか…あれは悪魔に近い」
「!?」
どんどんロアンナの顔が青ざめていく。
「めちゃくちゃSなんだよ。ララの前では猫被っていたけど」
「まぁ………」
「うわぁ………」
ミリアやばいわね………。
さすがに……女友達には普通だろうけど。
「あいつの独占力は異常だぞ……」
「そ、そんなに??」
「ああ……留学すること話したのか??」
「話してない………」
「あーーーー。探しまくってるかもな……あの執着はやばいぞ」
「うぇ………」
「嫌ならはっきり言わないと周りが迷惑するから……フローラがんばれよ」
「わ、分かったわ……」
ガラガラ ガラガラ
生徒達が戻ってきた。
「フローラ」
「ん?」
「婚約申請家に出しておくから」ポソ
「わ、分かった」
「よし、見つけた者は席につけ!」
うん、ラルも教師モードに切り替えたわね。私も生徒モードになりましょうかね~!
5
お気に入りに追加
328
あなたにおすすめの小説
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
男女比がおかしい世界にオタクが放り込まれました
かたつむり
恋愛
主人公の本条 まつりはある日目覚めたら男女比が40:1の世界に転生してしまっていた。
「日本」とは似てるようで違う世界。なんてったって私の推しキャラが存在してない。生きていけるのか????私。無理じゃね?
周りの溺愛具合にちょっぴり引きつつ、なんだかんだで楽しく過ごしたが、高校に入学するとそこには前世の推しキャラそっくりの男の子。まじかよやったぜ。
※この作品の人物および設定は完全フィクションです
※特に内容に影響が無ければサイレント編集しています。
※一応短編にはしていますがノープランなのでどうなるかわかりません。(2021/8/16 長編に変更しました。)
※処女作ですのでご指摘等頂けると幸いです。
※作者の好みで出来ておりますのでご都合展開しかないと思われます。ご了承下さい。
【R18】騎士たちの監視対象になりました
ぴぃ
恋愛
異世界トリップしたヒロインが騎士や執事や貴族に愛されるお話。
*R18は告知無しです。
*複数プレイ有り。
*逆ハー
*倫理感緩めです。
*作者の都合の良いように作っています。
異世界転生先で溺愛されてます!
目玉焼きはソース
恋愛
異世界転生した18歳のエマが転生先で色々なタイプのイケメンたちから溺愛される話。
・男性のみ美醜逆転した世界
・一妻多夫制
・一応R指定にしてます
⚠️一部、差別的表現・暴力的表現が入るかもしれません
タグは追加していきます。
【※R-18】私のイケメン夫たちが、毎晩寝かせてくれません。
aika
恋愛
人類のほとんどが死滅し、女が数人しか生き残っていない世界。
生き残った繭(まゆ)は政府が運営する特別施設に迎えられ、たくさんの男性たちとひとつ屋根の下で暮らすことになる。
優秀な男性たちを集めて集団生活をさせているその施設では、一妻多夫制が取られ子孫を残すための営みが日々繰り広げられていた。
男性と比較して女性の数が圧倒的に少ないこの世界では、男性が妊娠できるように特殊な研究がなされ、彼らとの交わりで繭は多くの子を成すことになるらしい。
自分が担当する屋敷に案内された繭は、遺伝子的に優秀だと選ばれたイケメンたち数十人と共同生活を送ることになる。
【閲覧注意】※男性妊娠、悪阻などによる体調不良、治療シーン、出産シーン、複数プレイ、などマニアックな(あまりグロくはないと思いますが)描写が出てくる可能性があります。
たくさんのイケメン夫に囲まれて、逆ハーレムな生活を送りたいという女性の願望を描いています。
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
この世界に転生したらいろんな人に溺愛されちゃいました!
めーめー
恋愛
前世は不慮の事故で死んだ(主人公)公爵令嬢ニコ・オリヴィアは最近前世の記憶を思い出す。
だが彼女は人生を楽しむことができなっかたので今世は幸せな人生を送ることを決意する。
「前世は不慮の事故で死んだのだから今世は楽しんで幸せな人生を送るぞ!」
そこから彼女は義理の弟、王太子、公爵令息、伯爵令息、執事に出会い彼女は彼らに愛されていく。
作者のめーめーです!
この作品は私の初めての小説なのでおかしいところがあると思いますが優しい目で見ていただけると嬉しいです!
投稿は2日に1回23時投稿で行きたいと思います!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる