転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家

meimei

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出発

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翌日!!
身支度をすませ、朝食も済ませ
荷物は全てマジックバック!!
ルンルンでロビーに下りるとクリスタや両親、レンがお見送りに来てくれていた。それぞれ挨拶をして出発!!!!転移と行きたい所だけど…なぜか転移は止められて魔法馬車で行くことに。魔法馬車は高速で行けるのよ!

フローラ、アニー、シリル、
クレイ、リレイが馬車に乗る。

タリョンとリヨンは王家の魔法馬車で現地集合である。

「なんで転移で行けるのに馬車なのかしらね~」


「それは、一応他国ですし用心しての事かと」
クレイが答える

「なるほどね~」

色々と面倒くさいのね…………

「まぁ、馬車の旅もなかなか楽しいぞ」


「え、そう?シリル馬車好きなの?」


「別に嫌いでもない」

ふ~ん

「嫌いでもないということは好きでもないと言うことね」


「まぁ、そうとも言う」ニヤ


「ふ~~ん」

「興味なさそうな返事だな…」
苦笑

「だってさ、馬車っておしりが痛くなるのよ」


「まぁ……な」


「ですね、お嬢様」

「なら転移で行くほうが時短だし体にも負担にならないし平和なのよ」


「まぁな」


「ですね~」


「でも馬車だと道中の景色とか楽しめるし」


「街とか寄れますよ?」


なぜか、クレイとリレイは馬車推しなのよね。

「クレイとリレイはなんで馬車推しなの??なにか理由あるの??」





「え!?だって…馬車のほうが一緒にいられるし」
リレイ


「馬車のほうが沢山話せるし」

クレイ

なるほど


「クリスは前世と同じね」
クスクス


「!?」

「いいなぁ…前世からの繋がり……羨ましいなぁ」


「ならクレイは来世も私の大切な人になってくれる?」

リレイが目を見開く


「もちろん!!!!」


「俺も…………」


「もちろんリレイもね」ニコッ

パァァァと笑顔になるうさぎちゃん達、うん可愛い!!


「本当可愛い物好きだよな~」
クスクス


「なによ…シリル……」

「いや、別に~俺も来世も宜しく~」クスクス


「えーーどうしようかなぁ~」


「おい!!!」


クスクス


「分かってる」ニコッ


「前世も現世も俺達ってララとフローラに振り回されてるよな」


「ほんとほんと」

別に振り回してるつもりないんだけどなぁ~


「そう言えばさ、シリルは隣国で何をするの?」


「俺?あれ言ってなかったっけ?」


「うん…何も聞いてないけど…」


「隣国の王国騎士団で交換騎士」にひひ


「交換騎士!?なにそれ!!」


「ん?隣国とは和平国だからさ、お互いの騎士を交換して鍛えましょう的な?」

あ~ソレナル好きそう~


「相変わらずね……シリルは」


「だろ?」

そんな…いたずらっ子みたいな表情して…困った兄ね 苦笑


うとうと………うとうと………

ねむい……………


「おい、フローラ膝かしてやるから寝てろ」

「ありがとう、シリル」

コテンとシリルの膝を枕にして寝る。

寝るとすかさずクレイとリレイがひざ掛けをかけてくれていた。

どのくらい寝たのかしら……

「ううん……」


「フローラ起きたか?もうじき着くぞ」

「うん、ありがとう」

馬車の窓から外を見ると海が見えた。

「わぁ~海が見える!!!素敵!!」


「海いいよな~泳ぎたい!!」


「ちょっと…竜人じゃないんだから気をつけてね…」

竜人なら飛べるし体力あるし
ちょっとやそっとじゃ傷つかないけど…。

なんかこうシリルって未だに竜人が抜けてない感じがするのよね~。


「おい……そんな目でみるなよ。無茶なんてしないから」


「うん…」


「そう言えば、隣国でしばらく生活するのに別邸を買ったらしいぞ、そこに今向かってる」


「え!?わざわざ別荘買ったの!?」


「ああ、そうらしい。あとたまに泊まりに来るらしい」

泊まりに来る?


「誰が???」


「そんなの…両親とレイに決まってるだろ?」

はぁぁと深いため息をつくシリル。

「なるほどなるほど」

「もう少し家族に関心持てよなぁ~」

「えー?持ってると思うけど」

ガシガシ頭をかくシリル


「ま、そういうことにしておく」苦笑


むむっ…なんか納得いかないけどまぁいっか。


しばらく馬車を走らせているとようやく馬車が止まった。

「着きました」
扉が開かれてシリルに抱っこされた状態でおりる。なんで抱っこ????


「ちょっとシリル下ろしてよ」


「ん?ああ」

ストンと地面に足をつける。


わぁ~おしゃれな別荘!!!

ちょっとヨーロピアン調の
白い外壁でおしゃれな感じ!!

あの南国風の植物もいいテイストね!!!


「気に入ったのか?」


「うん!!!!とても素敵だわ!!!」


「それは良かった、部屋に行こうか」

「うん!!!!」

ちょっと屋敷を冒険したいけど
とりあえず部屋に行ってからにしましょ!!!!

わぁ~中もおしゃれ~この絵高そう……………キョロキョロしながら部屋に案内されて向かう。

「こちらがお嬢様のお部屋になります」

キィィィ


カチャ


わぁ~~可愛い部屋!!!!!
なんというの?ラブリーな部屋!フリフリ、イチゴ柄!!!
うん…私の好みではない!!

「この部屋は誰が?」


「どうみても母上だろ?」
苦笑


やっぱりそうか………お母様って
ぶりぶりの趣味なのよね。

私はどちらかというと、シンプルで可愛い色合いな雰囲気が好きなのよね~。
どうしよう……このフリフリ部屋。落ち着かなーーい!!!!

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