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おやつタイムのあとに
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おやつ、おやつ~美味しいおやつ~
「おやぶ~おやぶ~うまうまおやぶ~」
ぷかぷか浮きながらご機嫌でおやつを食べるべく部屋に向かうフローラ。
「ブハッ、おやぶ~って……クスクス」
あ!?さっきのお兄さん!!
「おい、クリスタって、フローラ!!」
「レイにぃたま~」
兄のレイルの登場である。
「あ!?クリスタ…フローラを見るな!!惚れるなよ!!」
何をそんなに…必死なんだか…お兄様…。
まぁ…まだ10歳ですものね…
「クスクス 大丈夫だよ、僕にはもうずっと心に誓っている人がいるから」
ん?心に誓っている人……10歳で??
やっぱりクリスなんじゃ……………。
「お前の心に誓ってる人って誰だよ、俺達まだ10歳なのに婚約者もいないだろ?フローラは…もういるけど…」
「は?フローラ嬢はまだ…0歳だろ?」
「あ~親友だから言うけど、他には言うなよ?」
「うん…約束する」
おい…兄よ…そんなに簡単に話して後でパパとママに怒られてもし~らない。
「フローラは前世持ちらしくて…」
「!?」
「でな、俺の叔父上が前世の旦那さんだったらしくて~」
「!?」
お兄様………クリスタ様が……驚いているのに……お構いなく続けるのですね……。
マイペースか!!!!
「で、鑑定魔法で判明して婚約となったらしい?」
ちらっとフローラをみるから…コクコクと頷いておいた…。
「鑑定魔法………」ポソッ
「しかもさ~フローラなんてめちゃくちゃチートなの」苦笑
「どんな風に?」
「全属性、空間魔法、鑑定魔法、神の愛し子、妖精の愛し子で既に契約妖精が二人もいるんだぜ」クスクス
おしゃべりだな…おい…。
「…………………」
クリスタ様固まったじゃん……どうするのよ…レイル…兄様。
じぃぃぃぃぃっと…フローラの瞳を見つめるクリスタ……。
ん~やっぱりクリスかな?苦笑
とりあえずまだいいかな~
首をコテンと曲げるフローラ
「ぐっ……レイルの叔父上って…どの叔父上だ?」
「リヨン叔父上だよ、クリスタのお父様は騎士団長だし会えるんじゃない?」
「分かった………今日は帰るよ」
「え!?もう??分かった、じゃまたな~」
クリスタは…帰っていった。
クリスなのかしらね~……。
クリスって思い詰める所が昔からあるし…拗れると面倒くさい性格なのよね。
ま…もしクリスだとして…ラフォンと話せたら少しは違うわよね。苦笑
「うまうま~」パクパクとベビー用クッキーを食べる。
「フローラ、一個兄様にもちょうだい?」
「あい、どーじょ」
ぽんと2枚レイの手の上にのせた。
「ありがとう!!」ニコッ
レイは脳筋ぽいけど、単純で素直で
優しいしいいお兄様なのよね~!
たまに…単純すぎて…痛いところもあるけど……。ドンマイ、レイルお兄様!!
「んーーたまに食べるベビークッキーうまい!」
「うまうま~」
「ふふ、仲良いですね~」ニコニコ
「アレにーは?」
アレクお兄様は?
「ああ、アレクなら今剣の授業だぞ」
パクパク パクパク
アレクお兄様は今8歳だ。
レイルお兄様はもう王立魔術学園に通っているけど、魔法よりも剣の方が好きだから魔剣士を目指してるらしい。
「さ、お嬢様はもうおやつは終わりにしましょうね」
「あう~おやじゅー」
バタバタ バタバタ
アニーに確保され……お風呂タイムのようだ……。
その頃……
バタバタ バタバタ
「父上!!!!」
「おや、クリスタ?どうしたクリスタが騎士団に来るなんて珍しいな」クスクス
「リヨン殿下はいらしてますか??」
キョロキョロと騎士団訓練場を探す。
「ん?リヨン殿下ならあそこにいるぞ」
指差す方を見ると…リヨン殿下がいた。
「父上!?ありがとうございました!」
バタバタ バタバタ
「あ、おいクリスタ!?」
バタバタ バタバタ
「はぁはぁはぁはぁ……」
くっそー!!!この体ちいさいんだよ!!
「おや?騎士団長の息子のクリスタじゃないか?どうしたんだ?」
「はぁはぁ………クリス、ラフォン、ソレナル……」
「はっ!?お前!?」
リヨンが目を見開く
「誰?どいつ?はぁはぁ……早く言いなさいよ!」
「!?お前ラナイだな!!」
「そういうお前はどれよ!!」
「クスクス……ラフォンだよ、ラナイ。お前もまた…ずいぶん小さいな」
「ラフォンか………うるさいわね…もしかしてあんたが婚約したのって…」
「ん?ああ…お前フローラの兄と友達なのか」クスクス
「ああ…レイルとな…」
「フローラはララマリーアだ。正解!おめでとう~」
「やっぱり………あの娘が……」ポロポロ
「やっぱり泣くよな…俺も泣いたよ」
苦笑
「ええ……ずっと探していたので…学園でも…まさか赤ん坊とは…」
「あのな、俺を感謝しろよ?他の4人の夫も現れればすぐ婚約出来るようになっているぞ」
ガバッ
「それは本当なの!?」
「本当だよ…お前女言葉はもういいからいつも通り話せよ…」
「ん?ああ…では…レイルの父上と俺の父上に話を通せばいいのか?」
「んーー、お前父親脳筋ぽいから…おれから公爵家に話を通してやるよ」
「あ、ありがとう!!!ラフォン…」
「ああ…前世で兄弟だったし、お互い一人の女を生涯愛した仲だろ」ニコッ
「まさか…今でも変身魔法使えるのか……」
「いや、あれは使えない…」苦笑
「そうか……」
「クリスタって…てっきりクリスかと思ったぞ…」
「ああ……だよな…」
「とりあえずこのまま公爵家行くけど、お前も一緒に転移で行くか?」
「いいのか?」
「もちろん」ニコッ
「行く……」
「おい、ナサルバ!!!!」
バタバタ バタバタ
「はっ!なんでしょうか!?何か息子が…無礼を…」
「いや、なにも?ちょっとクリスタを連れて公爵家に行ってくるわ。借りるなクリスタ」
「はい?承知致しました…」
「じゃ、またな~あ!帰りは直接家に帰すから心配するなよ」
「何から何までありがとうございます」
頭を下げる父上。
父上は、リスタス.ナサルバ候爵
騎士団長だ。
領地は母と第二夫以降の夫達が管理している。俺は嫡男で…第一夫の候爵の息子だ。この世界もまさかの…逆ハーの世界だったとは物心ついたときは驚いたなんのって……。
まっ…前世のおかげでなんの違和感もないまま…生活出来たのが救いだな。
「行くぞ、クリスタ」
「はい!」
パッ
「うお、ん?クリスタとリヨン殿下?」
「レイル……その…」
レイルが妹を溺愛しているのは…知っているから言いづらい……。
「にーー」
「あっ!?フローラお風呂に入ったのか??ん~いい匂いだな」
キャッキャ
「おい、ララ」
ん?
「らふぉ?」
振り向くとリヨンこと、ラフォンと
レイル兄様の親友のクリスタがいた。
ひょいっ
「この姫様が俺の婚約者で前世の妻のララマリーアだ」ニコッ
突然クリスタの目から涙がポロポロ溢れる。
「え!?クリスタどうしたの!?」
レイルはオロオロしている。
「ララぁ……会いたかったわよぉ~」
ギョッ
この話し方………。クリスタとかいう名前なのに…紛らわしい…。
「まぎりゃわしいにゃまえ!!」
「クスクス だよね俺も物心ついたときそう思ったわよ」クスクス
「らにゃい」ラナイ
抱っこポーズを取るとリヨンはクリスタにフローラを抱かせた。
「わじゃとおにぇいこちょばしなにゃいで!」わざとオネェ言葉しないで!
「だって…この話し方ならすぐわかってくれるだろう?ララ……」ポロポロ
「まぁにぇ」まぁね
「まさか!?クリスタもフローラの前世の夫なのか!?」
レイルがようやく気がついたようだ…。
「うん…」
「だな~こいつはラナイと言って俺の前世の弟でフローラの前世の夫だ」
「なっ!?」
「と、言うことでルイサルの元に行くぞ、クリスタ、フローラ」
パッ
「あ!?フローラ!クリスタ」
「どうした?レイル」
「あ!?兄上!!」
「おやぶ~おやぶ~うまうまおやぶ~」
ぷかぷか浮きながらご機嫌でおやつを食べるべく部屋に向かうフローラ。
「ブハッ、おやぶ~って……クスクス」
あ!?さっきのお兄さん!!
「おい、クリスタって、フローラ!!」
「レイにぃたま~」
兄のレイルの登場である。
「あ!?クリスタ…フローラを見るな!!惚れるなよ!!」
何をそんなに…必死なんだか…お兄様…。
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「!?」
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マイペースか!!!!
「で、鑑定魔法で判明して婚約となったらしい?」
ちらっとフローラをみるから…コクコクと頷いておいた…。
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「しかもさ~フローラなんてめちゃくちゃチートなの」苦笑
「どんな風に?」
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おしゃべりだな…おい…。
「…………………」
クリスタ様固まったじゃん……どうするのよ…レイル…兄様。
じぃぃぃぃぃっと…フローラの瞳を見つめるクリスタ……。
ん~やっぱりクリスかな?苦笑
とりあえずまだいいかな~
首をコテンと曲げるフローラ
「ぐっ……レイルの叔父上って…どの叔父上だ?」
「リヨン叔父上だよ、クリスタのお父様は騎士団長だし会えるんじゃない?」
「分かった………今日は帰るよ」
「え!?もう??分かった、じゃまたな~」
クリスタは…帰っていった。
クリスなのかしらね~……。
クリスって思い詰める所が昔からあるし…拗れると面倒くさい性格なのよね。
ま…もしクリスだとして…ラフォンと話せたら少しは違うわよね。苦笑
「うまうま~」パクパクとベビー用クッキーを食べる。
「フローラ、一個兄様にもちょうだい?」
「あい、どーじょ」
ぽんと2枚レイの手の上にのせた。
「ありがとう!!」ニコッ
レイは脳筋ぽいけど、単純で素直で
優しいしいいお兄様なのよね~!
たまに…単純すぎて…痛いところもあるけど……。ドンマイ、レイルお兄様!!
「んーーたまに食べるベビークッキーうまい!」
「うまうま~」
「ふふ、仲良いですね~」ニコニコ
「アレにーは?」
アレクお兄様は?
「ああ、アレクなら今剣の授業だぞ」
パクパク パクパク
アレクお兄様は今8歳だ。
レイルお兄様はもう王立魔術学園に通っているけど、魔法よりも剣の方が好きだから魔剣士を目指してるらしい。
「さ、お嬢様はもうおやつは終わりにしましょうね」
「あう~おやじゅー」
バタバタ バタバタ
アニーに確保され……お風呂タイムのようだ……。
その頃……
バタバタ バタバタ
「父上!!!!」
「おや、クリスタ?どうしたクリスタが騎士団に来るなんて珍しいな」クスクス
「リヨン殿下はいらしてますか??」
キョロキョロと騎士団訓練場を探す。
「ん?リヨン殿下ならあそこにいるぞ」
指差す方を見ると…リヨン殿下がいた。
「父上!?ありがとうございました!」
バタバタ バタバタ
「あ、おいクリスタ!?」
バタバタ バタバタ
「はぁはぁはぁはぁ……」
くっそー!!!この体ちいさいんだよ!!
「おや?騎士団長の息子のクリスタじゃないか?どうしたんだ?」
「はぁはぁ………クリス、ラフォン、ソレナル……」
「はっ!?お前!?」
リヨンが目を見開く
「誰?どいつ?はぁはぁ……早く言いなさいよ!」
「!?お前ラナイだな!!」
「そういうお前はどれよ!!」
「クスクス……ラフォンだよ、ラナイ。お前もまた…ずいぶん小さいな」
「ラフォンか………うるさいわね…もしかしてあんたが婚約したのって…」
「ん?ああ…お前フローラの兄と友達なのか」クスクス
「ああ…レイルとな…」
「フローラはララマリーアだ。正解!おめでとう~」
「やっぱり………あの娘が……」ポロポロ
「やっぱり泣くよな…俺も泣いたよ」
苦笑
「ええ……ずっと探していたので…学園でも…まさか赤ん坊とは…」
「あのな、俺を感謝しろよ?他の4人の夫も現れればすぐ婚約出来るようになっているぞ」
ガバッ
「それは本当なの!?」
「本当だよ…お前女言葉はもういいからいつも通り話せよ…」
「ん?ああ…では…レイルの父上と俺の父上に話を通せばいいのか?」
「んーー、お前父親脳筋ぽいから…おれから公爵家に話を通してやるよ」
「あ、ありがとう!!!ラフォン…」
「ああ…前世で兄弟だったし、お互い一人の女を生涯愛した仲だろ」ニコッ
「まさか…今でも変身魔法使えるのか……」
「いや、あれは使えない…」苦笑
「そうか……」
「クリスタって…てっきりクリスかと思ったぞ…」
「ああ……だよな…」
「とりあえずこのまま公爵家行くけど、お前も一緒に転移で行くか?」
「いいのか?」
「もちろん」ニコッ
「行く……」
「おい、ナサルバ!!!!」
バタバタ バタバタ
「はっ!なんでしょうか!?何か息子が…無礼を…」
「いや、なにも?ちょっとクリスタを連れて公爵家に行ってくるわ。借りるなクリスタ」
「はい?承知致しました…」
「じゃ、またな~あ!帰りは直接家に帰すから心配するなよ」
「何から何までありがとうございます」
頭を下げる父上。
父上は、リスタス.ナサルバ候爵
騎士団長だ。
領地は母と第二夫以降の夫達が管理している。俺は嫡男で…第一夫の候爵の息子だ。この世界もまさかの…逆ハーの世界だったとは物心ついたときは驚いたなんのって……。
まっ…前世のおかげでなんの違和感もないまま…生活出来たのが救いだな。
「行くぞ、クリスタ」
「はい!」
パッ
「うお、ん?クリスタとリヨン殿下?」
「レイル……その…」
レイルが妹を溺愛しているのは…知っているから言いづらい……。
「にーー」
「あっ!?フローラお風呂に入ったのか??ん~いい匂いだな」
キャッキャ
「おい、ララ」
ん?
「らふぉ?」
振り向くとリヨンこと、ラフォンと
レイル兄様の親友のクリスタがいた。
ひょいっ
「この姫様が俺の婚約者で前世の妻のララマリーアだ」ニコッ
突然クリスタの目から涙がポロポロ溢れる。
「え!?クリスタどうしたの!?」
レイルはオロオロしている。
「ララぁ……会いたかったわよぉ~」
ギョッ
この話し方………。クリスタとかいう名前なのに…紛らわしい…。
「まぎりゃわしいにゃまえ!!」
「クスクス だよね俺も物心ついたときそう思ったわよ」クスクス
「らにゃい」ラナイ
抱っこポーズを取るとリヨンはクリスタにフローラを抱かせた。
「わじゃとおにぇいこちょばしなにゃいで!」わざとオネェ言葉しないで!
「だって…この話し方ならすぐわかってくれるだろう?ララ……」ポロポロ
「まぁにぇ」まぁね
「まさか!?クリスタもフローラの前世の夫なのか!?」
レイルがようやく気がついたようだ…。
「うん…」
「だな~こいつはラナイと言って俺の前世の弟でフローラの前世の夫だ」
「なっ!?」
「と、言うことでルイサルの元に行くぞ、クリスタ、フローラ」
パッ
「あ!?フローラ!クリスタ」
「どうした?レイル」
「あ!?兄上!!」
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