転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家

meimei

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お散歩日和

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あれから、皆に愛されてスクスクと絶賛成長中!!!

「あら!?お嬢様!?お嬢様どこです!?」

どうやら私今回の転生は魔力がチートみたいで、ちょうど今ハイハイシーズンなんだけど、魔力で浮遊しながらの高速ハイハイを取得したの!!!!
ねっ!!凄いでしょ!!!

「お嬢様!?お嬢様!!!!フローラお嬢様!!!」

バタバタ バタバタ

乳母とメイド達が必死にフローラを探している……


ん~天気いいしたまには陽にあたらないとね!!

ぷかぷか浮きながら一階の開いている窓から脱走成功!!!!


「あぶぶぶうー!!!」
やったね!!!

中庭にお母様と行ったお花が咲いている所があるのよね~!

ぷかぷか ぷかぷか


「フローラ、何をしているんだい?」

ん??どこから声が………

上を見上げると……お父様が執務室から身を乗り出して…話かけてきた。


「あぶ…………」


「もう、浮遊魔法を取得したのか、さすが私の娘だな」クスクス

フローラは必死でお花畑の方を指さした。

「ん?花を見たいのかい?」

コクコクと頷く


「ふむ、ちょっと待てるかい?」

「あい!」
片手を上にあげる。

「くぅ………可愛い……。ならちょっと待っててくれ…」

待ってたらいいのかな…


バタバタ バタバタ

「フローラちゃん!!」

どうやらお父様がお母様に伝えてくれたみたい。


「あい!」

「もう……みんな心配したのよ……勝手に一人で行ったらだめよ?」メッ

「あい……」しょぼん


「ふふ、お花がみたいの?」

コクコクと頷く


「ふふ、ならママと見にいきましょ?」

「あい!まー!」

「まぁ、もう話せるように………フローラちゃんの成長にはびっくりね」

「あぶ~」そんな事はないよ~



「さ、着いたわよ」

お母様が敷物を敷いてくれてその上に座らせてくれる。

わぁ~綺麗~!!
色とりどりのお花が咲いていて、蝶々も飛んでいて、ん???あのキラキラしたのは何?

「あっぶーあっぶー」

「ん??あっちに行ってきたいの?」

コクコク頷く

「浮遊で行くならいいわよ、でもママの見える場所にいてね」ニコッ

「あい!」

ぷかぷか ぷかぷか ぷかぷか


「わっ!?可愛い赤ちゃん来たね」

「本当ね!」

「あぶ!!あぶぶのぶ」君たちなに?

「まぁ、私達が視えるの?」

コクコク頷く

「凄いね!妖精の目があるのかな?」

「鑑定してみる?」

鑑定???

フローラがコクコク頷く

「フローラ、人間0歳、転生者
魔力∞全属性もち、空間魔法S、鑑定魔法Sもち…
神の愛し子…なるほどだから私達が視えるのね」

「あぶー!」なんと!?それはびっくりだわ!!神様ありがとう!!

「私は花の妖精なの」

「僕は水の妖精」 

「あぶあぶ~」よろしくね!

「ふふ、赤ちゃん言葉でも私達には通じてるから大丈夫よ」

「あぶ!?」なんと!!凄いわね!
妖精って!?

「ふふ、でしょ??ねぇ貴女とお友達になりたいわ」ニコッ

「僕も!」

「うぶぶー」なりたい!!

「私達に名前をくれる?」

「あい!あぶぶぶぶぅ」了解名前ね!!

「あーー、あぶうぶ」花の女の子が
可愛いエメラルドの瞳だからエーメ

花の妖精の子とフローラがぱあぁぁぁっと光かり、花の妖精の子の手首と、
フローラの手首にお互いの目の色がついた石がついたブレスレットがしゃらんとついた。

「わぁ~ありがとう!素敵な名前ねフローラ」ニコッ

「ふふ、どういたしまして」
あれ!?普通に話せる!?

「妖精の言葉を話せるようになったのよ」ニコッ

「わぁーー!!便利ね!!」

「僕にもお願い!!」

「うん!水の妖精さんは、紫色の瞳だからアメジスト」

ぱあぁぁぁっとアメジストの手首にフローラの石のブレスレットがフローラのブレスレットにアメジストの石もついた。

「かっこいい名前をありがとう!!」


「ふふ、気に入って貰えて良かったわ」





「フローラ!!!!貴女なんで光っているの!?まぁ…どうしましょ!?」

「ちょっと、貴女!!うちの人を連れてきて!!」

「奥様!?はい!転移で行ってまいります!!」

パッ


パッ

「カリーナ!!フローラがどうかしたのかい??」

「貴方!!見て!!フローラが光っているの!!!」

カリーナがフローラを指差す…


「なっ!?あれは……妖精か!?」

「妖精!?なら…フローラは」

「ああ…なんだかしらの加護を授かっているだろうな」

「そう……」

「出来れば子供らしく…自由な生活をさせてあげたいな……」

「そうよね…」


「あ、パパもいる!みんなもう行くね!またね」

「うん、フローラまたね~」

「また遊ぼうね」ニコッ

妖精達に別れを告げて、またぷかぷかと
パパとママの元に行く。

「ぱー!まー!」

「フローラ、お花遊びは楽しかったかい?」

「あい!」しゃらん

「おや……そのブレスレットは…」

「さっきまでは…つけていなかったわ…」

「んー、外せない様になっているね。妖精の契約の印かもしれないな…」

「まぁ!?」

「カリーナ、至急君の兄君を呼んでくれるかい?」

「ええ、わかったわ!!私転移で先に行くからフローラをお願いね」

「ああ、任せてくれ」ニコッ

「あう!」ママ、パパは任せて!!

「ふふ」

パッ


「さ、フローラはおててをクリーンしてと」手が光って綺麗になった。

「あぶーーー」すごーいパパ
キャッキャ

「ふふ、フローラは魔法が好きだね、きっと君は魔法に愛されている子なんだね」

「あぶ?」魔法に愛される??

「ああ、ご先祖様にもね、魔法に愛されていた偉大な人がいたんだよ」ニコッ

「あぶーーー」すごーい!


「んー、うちを継ぐのはフローラかもなぁ」

「あぶ??」そうなの??

「一番魔力が高くて加護を持つものが家を継ぐんだ。パパもそうだったんだよ」
ニコッ

「あぶぶ~」なるほど!!継げるなら継いでもいいわよ!!

小さな両手でガッツポーズを披露する。

「クスクス 頼もしいねうちのお姫様は」

「うぶぶぶ~」うふふ、任せて

「貴方!!お兄様が直ぐに来てくれるそうよ!!!」

「おお、そうか!有り難いな!」

「可愛い姪っ子に早く会いたいのよ」
クスクス

「兄上に、嫁に欲しいと言われたら困るなぁ」クスクス

「ほんとよね!!お兄様ったら…いつまでも独身で!!高魔力持ちだから見た目と肉体が年をとらないことをいいことに…」

「あぶ!?」

高魔力持ちだと、見た目も肉体も廊下しないの!?

「クスクス フローラ、貴女も高魔力持ちだからある程度の年になったら見た目も肉体も老化しないわよ。貴方のパパとママもそうなのよ」ニコッ

「あぶばー!?」

なんと!?パパとママもなの!?
すごーーい!!!!!!

「さ、フローラは叔父様が来るまで少しおやつでも食べましょ」ニコッ

「おばぶーっ!!」
キャッキャ

「そうよ、おやつね」クスクス

「カリーナ私はあと少し執務をしてくるよ」

「ええ、またね」チュッ

んー、両親が仲良しなのは良いことよね~!

ソレナル達も気になるけど……

とりあえずは!!自分の成長よね!!

頑張れッ私!!!!


「お嬢様!!!!勝手に浮いたらだめですよ!!」

「あぶぶーあい」アニーごめんなさい

「分かっていればいいです」

アニーが抱っこしてくれる。

ぎゅうぅっ

「あら?このブレスレットなにかしら……」

「アニー……その件も含めてお兄様がこれから来るの」

「そうでしたか」

「貴女も乳母だし、同席してもいいわよ」ニコッ

「ありがとうございます!!」

「あぶぶー」アニーも一緒に聞いてね!

「はい、ご一緒しますよ」ニコッ


「凄いわね、フローラの言葉が分かるの?」

「ええ、なんとなくですが」クスクス


「凄いわ~私も頑張らないとね!」


「奥様は充分頑張っておいでです」ニコッ

「ん~そうかしらぁ」

首をコテンと曲げる仕草もママは可愛い~

「あぶーあーいー」

「奥様、フローラ様が奥様可愛い~と言っておられます」

「まぁ~ありがとう。フローラも可愛いわよ」ニコッ

「あぶぶう」当然!


「さ、ボーロをどうぞ」ニコッ

目の前にボーロとお茶の哺乳瓶を置かれてパクパク食べるフローラ。

横でお母様は紅茶とケーキを食べてる。

いいなぁ~早くケーキを食べられるようになりたぁぁぁい!!!

と密かな野望を胸にボーロをパクパク
頬張るのだった………苦笑

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