62 / 71
マソラと
しおりを挟む
「ラフィー僕も一緒に買い物する!!」
マソラ
「ぬぉ!?」
ラフィ
ラフィは突然マソラから転移する寸前に腕にしがみつかれて驚いた。
パッ
「マーーソーーラァ!?お前なぁ!?転移する直前は危ないと何回言ったら分かるんだ!!!!異空間で迷子になったら見つけられないんだぞ!!!!」
ラフィ
「…………ごめんなさい」シュン
マソラ
転移してからそれはそれは……こっぴどく説教をされたマソラだけど……
5分もすればはい!元通り!!
「ん~~美味しい!!!彗様この世界にもソフトクリームがあって本当良かったよね」
マソラ
マソラはラフィにソフトクリームを買ってもらってご満悦だった。
「ん?ソフトクリームは俺の商店だよ。あそこはその商店の屋台」
ラフィ
「え!?彗様がソフトクリームをこの世界に!!」
マソラ
「ああ、前世でもどこかの誰かさんがいつもコンビニでソフトクリームを買ってたからな」クスクス
ラフィ
「彗様~嬉しい!!!!」
マソラ
マソラは思いっきり彗に抱きつこうとしたが……
「お、おい!!!その口をとりあえずなんとかしろよ!!まったく……一応令嬢なのに」苦笑
ラフィ
ラフィはマソラの口のまわりをハンカチで優しく拭いてあげるとマソラはご満悦に微笑んだ。
そう、よく前世でも彗がマソラの口を拭いてくれていたからだ。
「ふふっ」
マソラ
「ん?どうした?」
ラフィ
「なーんでもなーい!ねっ、ラフィ様!早く買い物しよっ」
マソラ
「あぁ、とりあえずはパン屋だな」
ラフィ
「ラフィ様のパン好きは前世と変わらずだね」
マソラ
「そりゃ、僕は珈琲が前世と変わらず好きだし、やっぱりパンが合うからね」
ラフィ
「うんうん!」
マソラ
それは執務をしながらちょろっとつまめるパンは丁度いいのだ。
「いらっしゃいませ、おや久しぶりのラフィーアス様だね」
パン屋のおばちゃん
「久しぶりだなー、女将!いつものはある?」
ラフィ
「あるよ!!好きだけ買っていっておくれ」
「うん、そうさせてもらうよ」
ラフィ
既にマソラは自分で選んでいた。
クスクス本当変わらないよなー。
さて、やっぱりアップルデニッシュだろ?あとはクリームブルーベリーディニッシュ。あとは、こし餡パンとクルミパン、クリームチーズブレッド。あと、ミニクロワッサンの詰め合わせ。
パン屋さんで買い物するといつも
つい大量になるんだよなぁ……前世と変わらず。
「まいどーー」
おばちゃん
マソラもラフィも山盛りに買ったパンをマジックバックに入れて店を後にした。
次はちょっと宝石店に。
「これはこれは、いらっしゃいませ公爵様」
店主
「久しぶり、見させてもらうよ」
ラフィ
「はい、ごゆっくりと」ニコッ
店主
ん~相変わらずここの宝石はクオリティーが高いなぁ。ラフィは一通り宝石をみてから魔石の方に移動した。
「これを下さい」
ラフィ
「はい、かしこまりました」
店主
ラフィが選んだのは美しい黄色の魔石。かなり純度が高い魔石だ。
「ラフィ様ー!見てみて!!」
マソラ
そうそう婚約者メンバーは普段は呼び捨てだけど、外などでは公爵であるラフィに「様」をつけている。
「お、マソラに似合いそうだな、店主これも頼む」
ラフィ
「え!!!いいの!?」
マソラ
「もちろん、マソラは婚約者だろ?」ニコッ
ラフィ
マソラが見せたのはイルカの形をした美しいサファイアの髪留めだった。マソラのさらさらな髪に似合いそうだな。
「ありがとう、ラフィ様」
マソラ
前世でも彗から水族館でイルカのぬいぐるみ特大を買ってもらってずっと大切にしていたマソラ。
マソラにとってイルカは思い出の1つなのだ。
「ふふ、マソラは昔から「イルカ」が好きだよね」
ラフィ
「うん!!可愛いし、賢いし、彗様みたいだから…」
マソラ
「僕に似てるの?」
ラフィ
コクコク頷くマソラ
イルカかーー、じゃぁ……
「マソラは僕の可愛い子猫ちゃんだね」ニコッ
ラフィ
しれっと素直な気持ちをマソラに告げてスタスタと次の店に向かうラフィだけど、マソラは顔面赤面になりしばらく放心状態だったのだった。
「あれ?おーーい!!マソラおいてくよーーー」
ラフィ
「ハッ!まっ、まってーいくよー」
マソラ
マソラ
「ぬぉ!?」
ラフィ
ラフィは突然マソラから転移する寸前に腕にしがみつかれて驚いた。
パッ
「マーーソーーラァ!?お前なぁ!?転移する直前は危ないと何回言ったら分かるんだ!!!!異空間で迷子になったら見つけられないんだぞ!!!!」
ラフィ
「…………ごめんなさい」シュン
マソラ
転移してからそれはそれは……こっぴどく説教をされたマソラだけど……
5分もすればはい!元通り!!
「ん~~美味しい!!!彗様この世界にもソフトクリームがあって本当良かったよね」
マソラ
マソラはラフィにソフトクリームを買ってもらってご満悦だった。
「ん?ソフトクリームは俺の商店だよ。あそこはその商店の屋台」
ラフィ
「え!?彗様がソフトクリームをこの世界に!!」
マソラ
「ああ、前世でもどこかの誰かさんがいつもコンビニでソフトクリームを買ってたからな」クスクス
ラフィ
「彗様~嬉しい!!!!」
マソラ
マソラは思いっきり彗に抱きつこうとしたが……
「お、おい!!!その口をとりあえずなんとかしろよ!!まったく……一応令嬢なのに」苦笑
ラフィ
ラフィはマソラの口のまわりをハンカチで優しく拭いてあげるとマソラはご満悦に微笑んだ。
そう、よく前世でも彗がマソラの口を拭いてくれていたからだ。
「ふふっ」
マソラ
「ん?どうした?」
ラフィ
「なーんでもなーい!ねっ、ラフィ様!早く買い物しよっ」
マソラ
「あぁ、とりあえずはパン屋だな」
ラフィ
「ラフィ様のパン好きは前世と変わらずだね」
マソラ
「そりゃ、僕は珈琲が前世と変わらず好きだし、やっぱりパンが合うからね」
ラフィ
「うんうん!」
マソラ
それは執務をしながらちょろっとつまめるパンは丁度いいのだ。
「いらっしゃいませ、おや久しぶりのラフィーアス様だね」
パン屋のおばちゃん
「久しぶりだなー、女将!いつものはある?」
ラフィ
「あるよ!!好きだけ買っていっておくれ」
「うん、そうさせてもらうよ」
ラフィ
既にマソラは自分で選んでいた。
クスクス本当変わらないよなー。
さて、やっぱりアップルデニッシュだろ?あとはクリームブルーベリーディニッシュ。あとは、こし餡パンとクルミパン、クリームチーズブレッド。あと、ミニクロワッサンの詰め合わせ。
パン屋さんで買い物するといつも
つい大量になるんだよなぁ……前世と変わらず。
「まいどーー」
おばちゃん
マソラもラフィも山盛りに買ったパンをマジックバックに入れて店を後にした。
次はちょっと宝石店に。
「これはこれは、いらっしゃいませ公爵様」
店主
「久しぶり、見させてもらうよ」
ラフィ
「はい、ごゆっくりと」ニコッ
店主
ん~相変わらずここの宝石はクオリティーが高いなぁ。ラフィは一通り宝石をみてから魔石の方に移動した。
「これを下さい」
ラフィ
「はい、かしこまりました」
店主
ラフィが選んだのは美しい黄色の魔石。かなり純度が高い魔石だ。
「ラフィ様ー!見てみて!!」
マソラ
そうそう婚約者メンバーは普段は呼び捨てだけど、外などでは公爵であるラフィに「様」をつけている。
「お、マソラに似合いそうだな、店主これも頼む」
ラフィ
「え!!!いいの!?」
マソラ
「もちろん、マソラは婚約者だろ?」ニコッ
ラフィ
マソラが見せたのはイルカの形をした美しいサファイアの髪留めだった。マソラのさらさらな髪に似合いそうだな。
「ありがとう、ラフィ様」
マソラ
前世でも彗から水族館でイルカのぬいぐるみ特大を買ってもらってずっと大切にしていたマソラ。
マソラにとってイルカは思い出の1つなのだ。
「ふふ、マソラは昔から「イルカ」が好きだよね」
ラフィ
「うん!!可愛いし、賢いし、彗様みたいだから…」
マソラ
「僕に似てるの?」
ラフィ
コクコク頷くマソラ
イルカかーー、じゃぁ……
「マソラは僕の可愛い子猫ちゃんだね」ニコッ
ラフィ
しれっと素直な気持ちをマソラに告げてスタスタと次の店に向かうラフィだけど、マソラは顔面赤面になりしばらく放心状態だったのだった。
「あれ?おーーい!!マソラおいてくよーーー」
ラフィ
「ハッ!まっ、まってーいくよー」
マソラ
47
お気に入りに追加
246
あなたにおすすめの小説
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。
悪役令息の七日間
リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。
気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
異世界で騎士団寮長になりまして
円山ゆに
BL
⭐︎ 書籍発売‼︎2023年1月16日頃から順次出荷予定⭐︎溺愛系異世界ファンタジーB L⭐︎
天涯孤独の20歳、蒼太(そうた)は大の貧乏で節約の鬼。ある日、転がる500円玉を追いかけて迷い込んだ先は異世界・ライン王国だった。
王立第二騎士団団長レオナードと副団長のリアに助けられた蒼太は、彼らの提案で騎士団寮の寮長として雇われることに。
異世界で一から節約生活をしようと意気込む蒼太だったが、なんと寮長は騎士団団長と婚姻関係を結ぶ決まりがあるという。さらにレオナードとリアは同じ一人を生涯の伴侶とする契りを結んでいた。
「つ、つまり僕は二人と結婚するってこと?」
「「そういうこと」」
グイグイ迫ってくる二人のイケメン騎士に振り回されながらも寮長の仕事をこなす蒼太だったが、次第に二人に惹かれていく。
一方、王国の首都では不穏な空気が流れていた。
やがて明かされる寮長のもう一つの役割と、蒼太が異世界にきた理由とは。
二人の騎士に溺愛される節約男子の異世界ファンタジーB Lです!
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる