転生令息の飴玉達

meimei

文字の大きさ
上 下
7 / 71

しおりを挟む
さてと……休暇も今日までなんだよな~。
そう…僕も一応成人しているし
これでも社会人なのである。
チートのおかげでね!!!!

一応宮廷魔術師だよ?

街に出て買い物でもしてこようかな……。ついでに夕食も外で済ませて飲んでこよう!!!

転移でちゃちゃっとね!!

パッ


!?


ドンドン

「ラフィーアス様!!!入りますよ!!!」

ガチャ


シーーーン


「ああぁ………やられた。あれほど一人では出歩かないように言っているのに。まぁ…ラフィーアス様は魔術師だしお強いけど。とりあえず街だろうから追いかけるとするか」

俺は奴隷の母を持つから生まれた時から嫡子である弟の為に生まれて育てられた。もちろん不満はない。むしろ父親は奴隷の子の俺にも自分の子供として扱ってくれるし屋敷の一角に奴隷用の家まで用意してくれている。衣食住不自由することなく生活出来るのはとても幸せな事なんだ。しかも男のラフィーアス様はとても美しいし……中身は天真爛漫で大変だけどな。

俺の腹には……ラフィーアス様の
ラフィーの子がいるのだろうか?
授かってたらとても嬉しいな……
ラフィーに似ていて欲しい。

そう思いながら侯爵家の馬車に揺られようやく街についた。

さて、我が君主を探すとしよう



「あ~1人でぶらぶら最高!!買い食いしても小言言われないし」

パクパク


「おじさん!!この串焼き美味しいね!!あと10本持ち帰りでくれる?」


「お、それは嬉しいね!!分かった、2本おまけしておいてやるよ!」


「え!?マジで!!ありがとうおじさん!!」


12本の串焼きを持ち帰りにしてもらってご満悦でまた街をぶらぶらする。


ん?露店か~久しぶりだな!!見てみよう!!

綺麗だな、魔石かー

1つ買おうかな~ふふ


「綺麗だな、買ってやろうか?ラフィーアス」

!?だっ、誰!!!

バッと振り向いて上を見上げると………


「で、殿下!!!なぜ街に!?」

そう……何かとちょっかいかけてくる王太子年は俺より二つ違いの16歳だ。


「おい、ここは街なんだぞ…名前で呼んでくれよ」

「…………レイナル様なぜここに?」


「レイでいい。いつもレイでいいと言ってるだろ?」

なんなの?


「レイ……」

「街に来たのは暇だからかな」


「王太子なのに…暇なんですか?」


「ラフィーだって侯爵家の嫡子なのに暇なのか?」苦笑


「僕は…今日まで休日なんですよ。明日からまた仕事です」


「そうか、それならまた王宮で会えるし嬉しいな」


「……………」
なんなのこの王太子。
僕に気があるの?


「そんな目で見ないでくれよ……で?どれが欲しい?」


「いらないです!!せっかくの休日なんです!ほっておいて下さい」

ペコッと頭を一応下げてダッシュで走る。休みの日にまで上司に近い相手にあいたくないつーの!!!

もう、路地に転移しちゃえ!

パッ


「ふう~」

ここなら……


「それでまいたつもり?おれは魔力を辿って転移できるんだよラフィー」ニコッ

げぇ~もうなんなの!!!


てゆうか…ここ路地だし逃げ場が。

ジリジリと近づいて鼻が付きそう。

「くっつきすぎですが!!」

「だってくっつきたいからね?」


「ひっ……ひゃん……ちょっどこ触って!!あっ」

王太子の手がズボンの中に入ってきて……僕の蕾を…。


「ふふ、まだ硬いね~嬉しいな」

「ひうぅ、ちょっ挿れないで指……あんっ…んっんっ」

一本の指でラフィーの蕾を出し入れしてくる。やっ……そこ前立腺じゃ…


「やあぁぁぁん、れ、レイやめてぇ~あっ」

立てなくて壁に顔を伏してる形になってる……

いつの間にかズボン下げられてるしこれ……やばくない?


「ふふ、ラフィーのおちんちんから蜜が出てるよ?」


「あっ、あっ、んぁぁぁ」


「それにもう三本入ったほら」

指がお尻の中でバラバラに動けば気持ちいい所にあたって腰が
跳ねる。

「やだぁぁ……イッちゃうから」


「ふふ、イッていいよ。イケ」


「ああぁぁぁぁぁぁぁあ」

レイの魔力を込めた声で盛大にいってしまった……。

「クリーン」

ぱあぁぁぁぁぁと光り綺麗になるラフィー


「んっ、んんっ」

正面に戻され濃厚なキスをされ
ようやく離して貰えた。


「なぁ、ラフィー」

「…………なに?」


「なんで最近俺のこと避ける?年は二歳違うけど親友だったろ?」


「……………」


「俺の事嫌いなの?でも嫌いじゃラフィーのここ立たないよな?」


だって……俺嫡子だし、お前王太子じゃんか……。何言ってるんだこいつ。本当腹立つ!!!!!


「ねぇ、僕のお尻にレイの挿れてくれない?」


ゴクンとレイの喉が上下するのが見える。


「こんな……路地でいいのかよ…」


「転移で僕の部屋に行こうか」


「ああ……」

もういいや、心のままに進もう
馬鹿馬鹿しいや!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ちっちゃくなった俺の異世界攻略

鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた! 精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!

変態村♂〜俺、やられます!〜

ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。 そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。 暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。 必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。 その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。 果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?

【完結】ハードな甘とろ調教でイチャラブ洗脳されたいから悪役貴族にはなりたくないが勇者と戦おうと思う

R-13
BL
甘S令息×流され貴族が織りなす 結構ハードなラブコメディ&痛快逆転劇 2度目の人生、異世界転生。 そこは生前自分が読んでいた物語の世界。 しかし自分の配役は悪役令息で? それでもめげずに真面目に生きて35歳。 せっかく民に慕われる立派な伯爵になったのに。 気付けば自分が侯爵家三男を監禁して洗脳していると思われかねない状況に! このままじゃ物語通りになってしまう! 早くこいつを家に帰さないと! しかし彼は帰るどころか屋敷に居着いてしまって。 「シャルル様は僕に虐められることだけ考えてたら良いんだよ?」 帰るどころか毎晩毎晩誘惑してくる三男。 エロ耐性が無さ過ぎて断るどころかどハマりする伯爵。 逆に毎日甘々に調教されてどんどん大好き洗脳されていく。 このままじゃ真面目に生きているのに、悪役貴族として討伐される運命が待っているが、大好きな三男は渡せないから仕方なく勇者と戦おうと思う。 これはそんな流され系主人公が運命と戦う物語。 「アルフィ、ずっとここに居てくれ」 「うん!そんなこと言ってくれると凄く嬉しいけど、出来たら2人きりで言って欲しかったし酒の勢いで言われるのも癪だしそもそも急だし昨日までと言ってること真逆だしそもそもなんでちょっと泣きそうなのかわかんないし手握ってなくても逃げないしてかもう泣いてるし怖いんだけど大丈夫?」 媚薬、緊縛、露出、催眠、時間停止などなど。 徐々に怪しげな薬や、秘密な魔道具、エロいことに特化した魔法なども出てきます。基本的に激しく痛みを伴うプレイはなく、快楽系の甘やかし調教や、羞恥系のプレイがメインです。 全8章128話、11月27日に完結します。 なおエロ描写がある話には♡を付けています。 ※ややハードな内容のプレイもございます。誤って見てしまった方は、すぐに1〜2杯の牛乳または水、あるいは生卵を飲んで、かかりつけ医にご相談する前に落ち着いて下さい。 感想やご指摘、叱咤激励、有給休暇等貰えると嬉しいです!ノシ

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました

SEKISUI
BL
 ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた  見た目は勝ち組  中身は社畜  斜めな思考の持ち主  なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う  そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される    

【完結】お嬢様の身代わりで冷酷公爵閣下とのお見合いに参加した僕だけど、公爵閣下は僕を離しません

八神紫音
BL
 やりたい放題のわがままお嬢様。そんなお嬢様の付き人……いや、下僕をしている僕は、毎日お嬢様に虐げられる日々。  そんなお嬢様のために、旦那様は王族である公爵閣下との縁談を持ってくるが、それは初めから叶わない縁談。それに気付いたプライドの高いお嬢様は、振られるくらいなら、と僕に女装をしてお嬢様の代わりを果たすよう命令を下す。

【完結済】(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。

キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成) エロなし。騎士×妖精 ※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。 気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。 木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。 色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。 ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。 捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。 彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。 少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──? いいねありがとうございます!励みになります。

イケメン王子四兄弟に捕まって、女にされました。

天災
BL
 イケメン王子四兄弟に捕まりました。  僕は、女にされました。

転生したらBLゲーの負け犬ライバルでしたが現代社会に疲れ果てた陰キャオタクの俺はこの際男相手でもいいからとにかくチヤホヤされたいっ!

スイセイ
BL
夜勤バイト明けに倒れ込んだベッドの上で、スマホ片手に過労死した俺こと煤ヶ谷鍮太郎は、気がつけばきらびやかな七人の騎士サマたちが居並ぶ広間で立ちすくんでいた。 どうやらここは、死ぬ直前にコラボ報酬目当てでダウンロードしたBL恋愛ソーシャルゲーム『宝石の騎士と七つの耀燈(ランプ)』の世界のようだ。俺の立ち位置はどうやら主人公に対する悪役ライバル、しかも不人気ゆえ途中でフェードアウトするキャラらしい。 だが、俺は知ってしまった。最初のチュートリアルバトルにて、イケメンに守られチヤホヤされて、優しい言葉をかけてもらえる喜びを。 こんなやさしい世界を目の前にして、前世みたいに隅っこで丸まってるだけのダンゴムシとして生きてくなんてできっこない。過去の陰縁焼き捨てて、コンプラ無視のキラキラ王子を傍らに、同じく転生者の廃課金主人公とバチバチしつつ、俺は俺だけが全力でチヤホヤされる世界を目指す! ※頭の悪いギャグ・ソシャゲあるあると・メタネタ多めです。 ※逆ハー要素もありますがカップリングは固定です。 ※R18は最後にあります。 ※愛され→嫌われ→愛されの要素がちょっとだけ入ります。 ※表紙の背景は祭屋暦様よりお借りしております。 https://www.pixiv.net/artworks/54224680

処理中です...