3 / 36
毎日凝りもせず
しおりを挟む
さくさく書類関係の仕事をすませて魔法で封をして魔法で城の近衛騎士団長室宛に送る。
魔法便利よね~!!!!
とは言ってもクオーレももうじき六ヶ月。もうそろそろ乳母に頼んで職場復帰する予定だ。
「あーー、疲れた」
トントン
「はーい」
「お嬢様、お茶と茶菓子を用意致しました」
「わぁ~すごいタイミング!!ありがとう!さすがタリヤ」
「ふふ、お嬢様の専属ですから」
「いつも助かるわ」
「良く寝てらっしゃいますね」
「親孝行息子でしょ?」
「ええ、とっても」
「ふふ、毎日この子に癒やされているからか近衛騎士の執務も苦じゃないのよね~不思議」
「クオーレ坊ちゃまは癒やしの力がおありなのですよ」
「まぁ!?貴女もクオーレに夢中なのね」
「ええ、とっても」ニコッ
「クスクス お父様もお母様も溺愛だもの……」
「目に入れても痛くないとはああいう事を言うのですね」
「ええ、そうね」苦笑
トントン
「はい?」
「メイリーン、クオーレに会いに来た」
「まぁ!?アスランまた来たの?」
アスランは……ほぼ、毎日クオーレに会いに来るのよね。
「可愛いなぁ~クオーレ、色は違うけどこの大きな瞳がメイリーンそっくりなんだよなー」
「貴方もなのね……クオーレ溺愛」苦笑
「だってさ、この可愛いさはやばいだろ?天使だぞ!!なーメイリーン俺と結婚しない?」
「…………クオーレを息子にしたいからって勘弁してよね!」
「は??本当お前は昔から鈍いよな~~まっ長期戦でがんばるわ!!」
「……………」
「じゃぁなクオーレ、未来のパパは頑張って毎日ママを口説くからな!」
「はあぁぁ??寝言は寝てからいいなさいよね!!」
「クスクス またなー」
まったく……アスランは。
「タリヤ、少しクオーレ見ててくれる?今のうちにお風呂に入ってくるわ」
「はい、坊ちゃまはきちんとみております」
「ええ、宜しくね」
クオーレがねているうちに
お風呂に入りに行く。屋敷には
大浴場があるのでゆっくり入れるのだ。
「あーーー、気持ちいい」
やっぱり部屋のお風呂とは違うのよね。
アスランも冗談なんだか本気なのかいまいち分からないよね。
困ったやつ!!!!
まっ、冗談にしておこう……うん
しかし、クオーレの子供部屋は
お父様、お母様、お兄様、お姉様からのプレゼントが毎日毎日
山のように増えて行くのよね。
私くらいは……もう少し物心ついたら剣を教えないと。あの溺愛ぷりで剣を持たせないとか言い出したらどうしようかと今から
頭が痛くなるのよね。
お風呂から上がり、部屋に戻るとクオーレは起きていてベビーサークルの中でおすわりして遊んでいた。
「クオーレただいま」
声をかければ上を見上げて
まー、まーと手を伸ばす。
「抱っこするの?おいで」
ひょいっ
「まーまーあぶぶぶぅ」
「ウンウン、ママよ」ニコッ
トントン
「どうぞ」
「お嬢様、もうそろそろクオーレ様を寝かせますので」
「ええ、分かったわ。クオーレママはもう少しお仕事するから乳母とおねんねしてね、おやすみクオーレ」チュッ
乳母にクオーレを頼みこれから
残りの執務だ……。
育休中なのになんでこんなに忙しいの???不思議じゃない?
団長!!!執務も得意になって下さいね!!ほんとに。
魔法便利よね~!!!!
とは言ってもクオーレももうじき六ヶ月。もうそろそろ乳母に頼んで職場復帰する予定だ。
「あーー、疲れた」
トントン
「はーい」
「お嬢様、お茶と茶菓子を用意致しました」
「わぁ~すごいタイミング!!ありがとう!さすがタリヤ」
「ふふ、お嬢様の専属ですから」
「いつも助かるわ」
「良く寝てらっしゃいますね」
「親孝行息子でしょ?」
「ええ、とっても」
「ふふ、毎日この子に癒やされているからか近衛騎士の執務も苦じゃないのよね~不思議」
「クオーレ坊ちゃまは癒やしの力がおありなのですよ」
「まぁ!?貴女もクオーレに夢中なのね」
「ええ、とっても」ニコッ
「クスクス お父様もお母様も溺愛だもの……」
「目に入れても痛くないとはああいう事を言うのですね」
「ええ、そうね」苦笑
トントン
「はい?」
「メイリーン、クオーレに会いに来た」
「まぁ!?アスランまた来たの?」
アスランは……ほぼ、毎日クオーレに会いに来るのよね。
「可愛いなぁ~クオーレ、色は違うけどこの大きな瞳がメイリーンそっくりなんだよなー」
「貴方もなのね……クオーレ溺愛」苦笑
「だってさ、この可愛いさはやばいだろ?天使だぞ!!なーメイリーン俺と結婚しない?」
「…………クオーレを息子にしたいからって勘弁してよね!」
「は??本当お前は昔から鈍いよな~~まっ長期戦でがんばるわ!!」
「……………」
「じゃぁなクオーレ、未来のパパは頑張って毎日ママを口説くからな!」
「はあぁぁ??寝言は寝てからいいなさいよね!!」
「クスクス またなー」
まったく……アスランは。
「タリヤ、少しクオーレ見ててくれる?今のうちにお風呂に入ってくるわ」
「はい、坊ちゃまはきちんとみております」
「ええ、宜しくね」
クオーレがねているうちに
お風呂に入りに行く。屋敷には
大浴場があるのでゆっくり入れるのだ。
「あーーー、気持ちいい」
やっぱり部屋のお風呂とは違うのよね。
アスランも冗談なんだか本気なのかいまいち分からないよね。
困ったやつ!!!!
まっ、冗談にしておこう……うん
しかし、クオーレの子供部屋は
お父様、お母様、お兄様、お姉様からのプレゼントが毎日毎日
山のように増えて行くのよね。
私くらいは……もう少し物心ついたら剣を教えないと。あの溺愛ぷりで剣を持たせないとか言い出したらどうしようかと今から
頭が痛くなるのよね。
お風呂から上がり、部屋に戻るとクオーレは起きていてベビーサークルの中でおすわりして遊んでいた。
「クオーレただいま」
声をかければ上を見上げて
まー、まーと手を伸ばす。
「抱っこするの?おいで」
ひょいっ
「まーまーあぶぶぶぅ」
「ウンウン、ママよ」ニコッ
トントン
「どうぞ」
「お嬢様、もうそろそろクオーレ様を寝かせますので」
「ええ、分かったわ。クオーレママはもう少しお仕事するから乳母とおねんねしてね、おやすみクオーレ」チュッ
乳母にクオーレを頼みこれから
残りの執務だ……。
育休中なのになんでこんなに忙しいの???不思議じゃない?
団長!!!執務も得意になって下さいね!!ほんとに。
32
お気に入りに追加
128
あなたにおすすめの小説
【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
チートな幼女に転生しました。【本編完結済み】
Nau
恋愛
道路に飛び出した子供を庇って死んだ北野優子。
でもその庇った子が結構すごい女神が転生した姿だった?!
感謝を込めて別世界で転生することに!
めちゃくちゃ感謝されて…出来上がった新しい私もしかして規格外?
しかも学園に通うことになって行ってみたら、女嫌いの公爵家嫡男に気に入られて?!
どうなる?私の人生!
※R15は保険です。
※しれっと改正することがあります。
帰らなければ良かった
jun
恋愛
ファルコン騎士団のシシリー・フォードが帰宅すると、婚約者で同じファルコン騎士団の副隊長のブライアン・ハワードが、ベッドで寝ていた…女と裸で。
傷付いたシシリーと傷付けたブライアン…
何故ブライアンは溺愛していたシシリーを裏切ったのか。
*性被害、レイプなどの言葉が出てきます。
気になる方はお避け下さい。
・8/1 長編に変更しました。
・8/16 本編完結しました。
婚姻初日、「好きになることはない」と宣言された公爵家の姫は、英雄騎士の夫を翻弄する~夫は家庭内で私を見つめていますが~
扇 レンナ
恋愛
公爵令嬢のローゼリーンは1年前の戦にて、英雄となった騎士バーグフリートの元に嫁ぐこととなる。それは、彼が褒賞としてローゼリーンを望んだからだ。
公爵令嬢である以上に国王の姪っ子という立場を持つローゼリーンは、母譲りの美貌から『宝石姫』と呼ばれている。
はっきりと言って、全く釣り合わない結婚だ。それでも、王家の血を引く者として、ローゼリーンはバーグフリートの元に嫁ぐことに。
しかし、婚姻初日。晩餐の際に彼が告げたのは、予想もしていない言葉だった。
拗らせストーカータイプの英雄騎士(26)×『宝石姫』と名高い公爵令嬢(21)のすれ違いラブコメ。
▼掲載先→アルファポリス、小説家になろう、エブリスタ
魔力なしと虐げられた令嬢は孤高の騎士団総長に甘やかされる
橋本彩里(Ayari)
恋愛
五歳で魔力なしと判定され魔力があって当たり前の貴族社会では恥ずかしいことだと蔑まれ、使用人のように扱われ物置部屋で生活をしていた伯爵家長女ミザリア。
十六歳になり、魔力なしの役立たずは出て行けと屋敷から追い出された。
途中騎士に助けられ、成り行きで王都騎士団寮、しかも総長のいる黒狼寮での家政婦として雇われることになった。
それぞれ訳ありの二人、総長とミザリアは周囲の助けもあってじわじわ距離が近づいていく。
命を狙われたり互いの事情やそれにまつわる事件が重なり、気づけば総長に過保護なほど甘やかされ溺愛され……。
孤高で寡黙な総長のまっすぐな甘やかしに溺れないようにとミザリアは今日も家政婦業に励みます!
※R15については暴力や血の出る表現が少々含まれますので保険としてつけています。
妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる