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マリッサ
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マリッサに色々な編みぐるみを貰ってご満悦のコットン。
すっごいクオリティーの高さよ!!!売り物みたいなの。
「ねー、マリッサ」
「お嬢様どうなさいました?」
「こんな凄い才能あるのになんか勿体ないと思うの」
「そう……ですか?」
「今度の街のバザールで売り出してみない??他にも巾着や小銭入れとか色々作って」
「それはとても楽しそうですね!!」
マリッサの瞳がキラキラしてきた。
「じゃ決まりね!!マリッサにまとめて生地や毛糸を渡しておくからマジックバッグに入れて自由に作ってくれる?」
「はい、承知致しました!!」
すぐさまマリッサの前に大量の生地と毛糸を置くと……マリッサは深いため息を。
「姫様………いつも買い過ぎないようにとあれほど口酸っぱく申してますのに!!!!」
「!?でも今回は使うし!!ねっ!?」
「まぁ……今回は見逃しますが!!!次からは考えて購入してくださいませ!!!」
「は、はい……」
もぉ……マリッサは厳しいんだから!!!
そして、学園に戻るのはあと
4日も先なので二人でバザール用の布雑貨をせっせと作るのだった。ちなみにバザールは明後日である。
トントン
「はい、どちら様ですか?」
「シナモンだ」
「あー、シナモンどうぞ~」
「姫様!!そんな言い方を!」
ガチャ
「クスクス マリッサ相変わらずだね」
「まぁ!?どういう意味ですの!?」
「いや、別に」苦笑
「どうせ真面目が取り柄の侍女ですので!!」
あー自分で言っちゃうところがマリッサなのよね。
「あのさ、コットンに頼まれてさっき天上に戻ってたんだけど無事にマリッサの最悪な婚約者との縁は切れたから安心して」
「!?」
「あら、シナモン仕事が早いわね!さすが」
「俺は一応騎士団長だからな。それにあの家は叩けばぱらぱらと不正が出まくりだったぞ」
「まあぁぁ!?そんな不正だらけの家に嫁に行かなくて本当に……姫様とシナモン様に感謝致します」
頭を下げるマリッサ
「ねー、マリッサ」
「はい」
「貴女次の婚約者どうするの?」
「いりません」キッパリ
「へ!?」
「結婚しないのか?」
「はい、別に必要としないので」
マリッサ…………
「マリッサのことをずっと好きな人がいるわよね?」
チラッとシナモンを見るとシナモンが頷く
「え!?そんな物好きいるのですか???」
まったく……鈍いわね
「シナモン、入れてあげて」
「はい」
シナモンはシナモンの侍従の
パセリを呼んだ
「シナモン様どうなさいました?」
「パセリ!?」
「マリッサ!?」
そう、二人は幼なじみなのである。
「やっぱりお似合いよね~」
「俺もそう思う」
「「え!?」」
二人は顔を見合わせてかあぁぁと赤くする。
「ちょっと二人で話してくればどう?家格も同じ位だし、なにより幼なじみだもの。良縁だと思うわよ」ニコッ
「俺もそう思うよ」ニコッ
「シナモン様!!!」
「姫様!!!」
「ほら、さっさと話してきなさい」
「はい……」
「分かりました……ではお言葉に甘えて失礼致します。マリッサ行こう」
「ええ……」
ふふ、上手く行けばいいわね!
気付かぬ所に幸せはあったりするのよ!!
すっごいクオリティーの高さよ!!!売り物みたいなの。
「ねー、マリッサ」
「お嬢様どうなさいました?」
「こんな凄い才能あるのになんか勿体ないと思うの」
「そう……ですか?」
「今度の街のバザールで売り出してみない??他にも巾着や小銭入れとか色々作って」
「それはとても楽しそうですね!!」
マリッサの瞳がキラキラしてきた。
「じゃ決まりね!!マリッサにまとめて生地や毛糸を渡しておくからマジックバッグに入れて自由に作ってくれる?」
「はい、承知致しました!!」
すぐさまマリッサの前に大量の生地と毛糸を置くと……マリッサは深いため息を。
「姫様………いつも買い過ぎないようにとあれほど口酸っぱく申してますのに!!!!」
「!?でも今回は使うし!!ねっ!?」
「まぁ……今回は見逃しますが!!!次からは考えて購入してくださいませ!!!」
「は、はい……」
もぉ……マリッサは厳しいんだから!!!
そして、学園に戻るのはあと
4日も先なので二人でバザール用の布雑貨をせっせと作るのだった。ちなみにバザールは明後日である。
トントン
「はい、どちら様ですか?」
「シナモンだ」
「あー、シナモンどうぞ~」
「姫様!!そんな言い方を!」
ガチャ
「クスクス マリッサ相変わらずだね」
「まぁ!?どういう意味ですの!?」
「いや、別に」苦笑
「どうせ真面目が取り柄の侍女ですので!!」
あー自分で言っちゃうところがマリッサなのよね。
「あのさ、コットンに頼まれてさっき天上に戻ってたんだけど無事にマリッサの最悪な婚約者との縁は切れたから安心して」
「!?」
「あら、シナモン仕事が早いわね!さすが」
「俺は一応騎士団長だからな。それにあの家は叩けばぱらぱらと不正が出まくりだったぞ」
「まあぁぁ!?そんな不正だらけの家に嫁に行かなくて本当に……姫様とシナモン様に感謝致します」
頭を下げるマリッサ
「ねー、マリッサ」
「はい」
「貴女次の婚約者どうするの?」
「いりません」キッパリ
「へ!?」
「結婚しないのか?」
「はい、別に必要としないので」
マリッサ…………
「マリッサのことをずっと好きな人がいるわよね?」
チラッとシナモンを見るとシナモンが頷く
「え!?そんな物好きいるのですか???」
まったく……鈍いわね
「シナモン、入れてあげて」
「はい」
シナモンはシナモンの侍従の
パセリを呼んだ
「シナモン様どうなさいました?」
「パセリ!?」
「マリッサ!?」
そう、二人は幼なじみなのである。
「やっぱりお似合いよね~」
「俺もそう思う」
「「え!?」」
二人は顔を見合わせてかあぁぁと赤くする。
「ちょっと二人で話してくればどう?家格も同じ位だし、なにより幼なじみだもの。良縁だと思うわよ」ニコッ
「俺もそう思うよ」ニコッ
「シナモン様!!!」
「姫様!!!」
「ほら、さっさと話してきなさい」
「はい……」
「分かりました……ではお言葉に甘えて失礼致します。マリッサ行こう」
「ええ……」
ふふ、上手く行けばいいわね!
気付かぬ所に幸せはあったりするのよ!!
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