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シナモンの嫉妬
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コットンはとりあえず手紙を書く用事も特にないので、図書室に行き読みたい本を手に取り椅子に座り久しぶりに一人で本を読んでいた。
集中して読んでいるとふと時計が目に止まり、もう一時間半くらい過ぎていた。
「あら…私こんなに集中していたのね」
「そら、俺がいるのも気が付かないくらい集中していたよ」ニコッ
!?
「バゲット!!声かけてよ」
「クスクス せっかく集中しているのに声なんてかけられないよ」
「もう……そういうところは紳士で王子ぽいわよね」
「それって褒めてる?」
「クスクス もちろん褒めてる」
「それは良かった」ニコッ
「あ、ブレスレットつけてくれたのね」
天上石のお土産のブレスレット
をつけてくれていた。
「もちろん、天上石は初めて見るし父上も母上も羨ましそうにしてて奪われそうだったから逃げてきたよ」苦笑
「まぁ!?両陛下にも何かプレゼントしようかしら」
「それは喜ぶだろうね」ニコッ
天上石は沢山買ってきたから
後でジュエリーを作りましょう。
「所でバゲットは何しているの?暇なの?」
「ああ、特に何もすることないから愛する婚約者を構いに来た」ニコッ
かあぁぁぁと顔が赤くなるコットン。
「その……暇なら一緒に両陛下にあげるジュエリー作らない?」
「お、いいね~作りたい!!ついでに俺達だけのお揃いも作ろうか」ニコッ
再び顔が赤くなるコットン
「う、うん…」
なぜか、手を握られて移動……
護衛のシナモンはいつの間にか来ていて素知らぬ顔で距離をおきつつ見ている…が内心は心穏やかではない……。なんだよコットンのやつあんなに顔赤くして
俺にはあんな顔しないくせに。
腹立つーー!!!!!
とやきもきしているのである
コットンの部屋に二人で入るわけではなく、護衛のシナモンも入る。もちろん一定の距離をとって。
テーブルの上に天上石を何個か置いて両陛下に合いそうな石を二人で選んだ。
スケッチブックにお互いたのしみながらデザイン画を描いて
最終的に決まったデザインで
両陛下にネックレスを作ったのだった。
「ね、バゲット。二人でお揃いはどんなデザインにする?」
「そうだな~シンプルだけど、他にはないデザインがいいな」
「なら、この天上石を雫型にカットしてお互い一つずつ耳にピアスとしてはめるのはどう?」
「それいい!!!!コットン天才!!」
「ふふ、褒めすぎ、じゃそれを作りましょ」
二人で石を選び魔法で形を変えてピアスにしていく。完成した
2つのピアスをお互い一つずつ耳につけた。
鏡で見るととても素敵に出来ていた。
「うん、可愛い」
「これいいな、どの服にも合いそうだ」
「ほんとよね!!」
二人で和気あいあいとしている姿がさらにシナモンの心を荒れさせる。
「じゃ、コットンまたな!ありがとう」
「うん、バゲットとこそ。両陛下に宜しくね」
ガチャ
「シナモンも部屋に戻って」
「おれも……」
「ん?どうしたの?」
「俺もコットンと二人だけのお揃いの物が欲しい」
あらまぁ……珍しい。
「いいよ、何をお揃いにする??」
パァァァと笑顔になるシナモン
「じゃぁ……アンクレットで」
あらまぁ……シナモン貴方意外と独占力強かったのね。
天上ではアンクレットは婚約者の印になり、その者がお互い一番という証になるのである。
「うん分かった」ニコッ
「え!?いいのか!!」
「ん?いいよ、どんなアンクレットにする?お互いの特徴を一ついれるでしょ?」
「俺はコットンのピンクを入れたい」
「なら、私はシナモンの空色にするわ」
お互い色が決まりそれに近い石を選ぶ。天馬族は常にいくつかの宝石を小袋にもっている習慣があるためすぐ選べるのだ。
「なら、このピンクダイヤとブルーダイヤにする?」
「いいね!!!お互いダイヤ」
「でしょ?ならこれをポイントにしてどんなデザインにする?」
「そうだな……2つの輪が重なり合う感じのデザインがいい」
「分かったわ」
お互い同じ道を歩んでいくといああのデザインね~。昔ながらの案外シナモンって乙女なのよね~苦笑
ささっとそのデザインのアンクレットを2つ作りお互いの足に付ける。
「いい感じね」
「ああ」
シナモンご満悦である、うん分かりやすい!!!!シナモン貴方絶対嘘つけないタイプよね!
苦笑
すぐ顔に出るし騎士団長なのに!!ま、それが可愛いからいいのだけど。
「コットン……ほっぺにキス」
「ええ、そうね」
このアンクレットをつけ後にお互いのほほをキスをしながら魔力を流すとアンクレットが外れなくなるのである。
チュッ
チュッ
パァァァと光りカチャっという音がした。
「コットンありがとう」
「こちらこそありがとう」ニコッ
こうして婚約者デーになった午後。3人は手紙書けたのかしら???
集中して読んでいるとふと時計が目に止まり、もう一時間半くらい過ぎていた。
「あら…私こんなに集中していたのね」
「そら、俺がいるのも気が付かないくらい集中していたよ」ニコッ
!?
「バゲット!!声かけてよ」
「クスクス せっかく集中しているのに声なんてかけられないよ」
「もう……そういうところは紳士で王子ぽいわよね」
「それって褒めてる?」
「クスクス もちろん褒めてる」
「それは良かった」ニコッ
「あ、ブレスレットつけてくれたのね」
天上石のお土産のブレスレット
をつけてくれていた。
「もちろん、天上石は初めて見るし父上も母上も羨ましそうにしてて奪われそうだったから逃げてきたよ」苦笑
「まぁ!?両陛下にも何かプレゼントしようかしら」
「それは喜ぶだろうね」ニコッ
天上石は沢山買ってきたから
後でジュエリーを作りましょう。
「所でバゲットは何しているの?暇なの?」
「ああ、特に何もすることないから愛する婚約者を構いに来た」ニコッ
かあぁぁぁと顔が赤くなるコットン。
「その……暇なら一緒に両陛下にあげるジュエリー作らない?」
「お、いいね~作りたい!!ついでに俺達だけのお揃いも作ろうか」ニコッ
再び顔が赤くなるコットン
「う、うん…」
なぜか、手を握られて移動……
護衛のシナモンはいつの間にか来ていて素知らぬ顔で距離をおきつつ見ている…が内心は心穏やかではない……。なんだよコットンのやつあんなに顔赤くして
俺にはあんな顔しないくせに。
腹立つーー!!!!!
とやきもきしているのである
コットンの部屋に二人で入るわけではなく、護衛のシナモンも入る。もちろん一定の距離をとって。
テーブルの上に天上石を何個か置いて両陛下に合いそうな石を二人で選んだ。
スケッチブックにお互いたのしみながらデザイン画を描いて
最終的に決まったデザインで
両陛下にネックレスを作ったのだった。
「ね、バゲット。二人でお揃いはどんなデザインにする?」
「そうだな~シンプルだけど、他にはないデザインがいいな」
「なら、この天上石を雫型にカットしてお互い一つずつ耳にピアスとしてはめるのはどう?」
「それいい!!!!コットン天才!!」
「ふふ、褒めすぎ、じゃそれを作りましょ」
二人で石を選び魔法で形を変えてピアスにしていく。完成した
2つのピアスをお互い一つずつ耳につけた。
鏡で見るととても素敵に出来ていた。
「うん、可愛い」
「これいいな、どの服にも合いそうだ」
「ほんとよね!!」
二人で和気あいあいとしている姿がさらにシナモンの心を荒れさせる。
「じゃ、コットンまたな!ありがとう」
「うん、バゲットとこそ。両陛下に宜しくね」
ガチャ
「シナモンも部屋に戻って」
「おれも……」
「ん?どうしたの?」
「俺もコットンと二人だけのお揃いの物が欲しい」
あらまぁ……珍しい。
「いいよ、何をお揃いにする??」
パァァァと笑顔になるシナモン
「じゃぁ……アンクレットで」
あらまぁ……シナモン貴方意外と独占力強かったのね。
天上ではアンクレットは婚約者の印になり、その者がお互い一番という証になるのである。
「うん分かった」ニコッ
「え!?いいのか!!」
「ん?いいよ、どんなアンクレットにする?お互いの特徴を一ついれるでしょ?」
「俺はコットンのピンクを入れたい」
「なら、私はシナモンの空色にするわ」
お互い色が決まりそれに近い石を選ぶ。天馬族は常にいくつかの宝石を小袋にもっている習慣があるためすぐ選べるのだ。
「なら、このピンクダイヤとブルーダイヤにする?」
「いいね!!!お互いダイヤ」
「でしょ?ならこれをポイントにしてどんなデザインにする?」
「そうだな……2つの輪が重なり合う感じのデザインがいい」
「分かったわ」
お互い同じ道を歩んでいくといああのデザインね~。昔ながらの案外シナモンって乙女なのよね~苦笑
ささっとそのデザインのアンクレットを2つ作りお互いの足に付ける。
「いい感じね」
「ああ」
シナモンご満悦である、うん分かりやすい!!!!シナモン貴方絶対嘘つけないタイプよね!
苦笑
すぐ顔に出るし騎士団長なのに!!ま、それが可愛いからいいのだけど。
「コットン……ほっぺにキス」
「ええ、そうね」
このアンクレットをつけ後にお互いのほほをキスをしながら魔力を流すとアンクレットが外れなくなるのである。
チュッ
チュッ
パァァァと光りカチャっという音がした。
「コットンありがとう」
「こちらこそありがとう」ニコッ
こうして婚約者デーになった午後。3人は手紙書けたのかしら???
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