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授業

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んーー、いい天気!!!!

今日から授業がスタートするのよ!!!

凄くワクワクするーー!!!!!

身支度を整えて待ち合わせの場所に行き
みんなで朝食を食べに行く。

朝はバイキング形式みたいだ。

「好きな物を好きなだけ食べられるって最高」

「分かるわかる!!!」

「私、朝は小さなパンと果物とヨーグルトがいいわ」

「あら、レードは少食なのね」

「少食というか……太りやすいのよ…うちの家系…」

「あら…なんでかしら?後で魔法で見てみてもいい?」

「え!?コットンなんとか出来るの??」

「かも?」

「見てほしい!!!!」

「うん、了解!」

成長期なのに食べられないって辛いわよね……。

コットンが取ってきたのは、
スクランブルエッグ、ベーコン
クロワッサン2個、サラダ、果物、ヨーグルト!珈琲!

「コットンはバランスいいのね」

「美容には、バランスが大事なのよ!」

「美しい…コットンに言われると…とても大切な気がしてきたわ……サラダも持ってくる…」

なるほどミールはあまり野菜は好きじゃないみたいね。

マスカットは私と同じバランスのチョイス。さすが姫ね~!

美味しく食事を取って、授業まで
時間があるから、レードの体を魔法で見ることになった。

「どう?」

「んー、体が歪んでいるわね。遺伝性かもしれないわ。骨が曲がっていたりズレているの。それで太りやすくなるのよ」

「ひぇぇぇぇ……治らないの?」

「治るよ、今私の天上魔法で治してあげる」

魔力をレードの体の中を通して治していく。

ん、出来た!

「終わったわよ、鏡で見てみて」ニコッ

猫背だった体は真っ直ぐなり、体もシュッとなった。
内臓が元の位置に戻った。

「うわぁぁぁ、全然ちがう!!!すごーーい」

「これで、もう気にすることないわよ。元に戻らないし。貴女の子供も大丈夫よ」

「!?未来の子供も大丈夫なの!!」

「うん、遺伝性的に治したから」

「コットン!!ありがとう!!!!」

「ふふ、どういたしまして」ニコッ

未来の自分の子供も体型で悩まなくていいと思うとレードはとてもコットンに
感謝していた。

「さて、授業行く?」

「うん!!!!」


「まーちゃん、ミールお待たせ!」

「お待たせ~」


「うわぁぁ、レード全然見違えたわね!!!」

「本当!!!!別人のようよ!!!」

「ふふふ、ありがとう。コットンのおかげよ」ニコッ

「コットンすごーーい!!!!」

「さすがねーー!!!天馬族は魔法も特別だと言うし天才的な種族だものね」

「褒めすぎよ?」クスクス


「!?」


「コットンは……無自覚タイプなのね……」

「これは…守ってあげないとね…」


「よくぞ、気が付いてくれた……」

!?

「シナモン様!?」

「シナモン様!?」

「あいつは……無自覚で…天然で…人を疑わないんだ……」

「それは……」

「私達がなんとか護りを固めますわ!」

「ああ……宜しく頼む」

「「「はい!!!」」」


ん?


「あー、皆遅い!!!って何シナモンと話しているの???」

「あー、ごめーん!ちょっとコットンのことで」

バタバタ バタバタ


「私の事?」

「単なる惚気だから気にしなくていいの」

「そうそう」

「ね~」

惚気?????シナモンって惚気るタイプだったっけ???

教室に入ると、クラスメート達がそれぞれ席について仲良くなった友達と話したり本を読んでいたり、それぞれだった。

「あ、私は窓側の席だ!陽当りいいわね~」

「眠くなりそう」クスクス

「確かに…」

「大丈夫、眠らない魔法かけておくわ!」


「なにその…便利な魔法!?」

「皆もかける?授業終わったら解けるようにしておくけど」

「「「かける!!!」」」

三人にも魔法をかけてあげたら
これで落第しないわ!!と喜んでいた。


しばらくすると、担任の先生が入ってきた。

「今日からこのSクラス担当の、ウースター.スーソという。3年間担任は基本変わらないから宜しく頼む」

それから一人ずつ自己紹介をしてから

教科書を配られ、名前を一つずつ書いたり、説明をされたりして、2時間は過ぎた。

「午後からは校内の場所を案内する。休み時間は10分だ」

「「はーい!!」」

先生はそのまま椅子に座り、教科書を
呼んでいる。


へぇ~静かそうな先生ね。
ダージリンとは間逆な感じがする。

休み時間も終わり、学校案内に行く!

魔術室、錬金室、調理室、家庭室

図書室色んな施設があったわ!!

楽しそう~!!!!

後はそれぞれクラブの教室があった。

生徒会、魔術師サークル、運動サークル

錬金サークル、家庭サークル

図書サークル。

色んなクラブがあるのね。

何か入ろうかな~

「ね、クラブ入る?」

「ね~どうしようかな…」

「勉強もあるしね~」

「私は家庭サークルに入ろうかな。刺繍が好きなの」

「まーちゃん刺繍が好きなんて素敵ね!!羨ましい」

「コットンは刺繍しないの?」

「私が作るとかなり…個性的になるのよね…」

「…………なるほど」

「なんとなく察したわ」

「うんうん」

「コットンキャンディー姫とマスカット姫はもう生徒会って決まっているから、他のクラブは無理だね」

!?

バッと振り向くと…見慣れない男子学生が立っていた。

「僕は生徒会役員でね、王族は強制的に生徒会加入なんだ…」

「そ、、そうなのですか?」

「まぁ……家庭クラブ残念ね……」

「ああ…だから宜しく頼むよ。。君たち二人の加入報告も……僕の役割でさ」

なんだか……苦労してそう……。

「ええ、加入致しますわ、貴方が大変そうですし…」

「私もコットンが加入するなら…加入します…わ」

「ありがとう!!!!!」

半泣きになりながら喜んで去っていった


え………そんなに泣くほどなの???

そんなに……大変なのかしら……。


「まっ……まーちゃんいるなら…頑張れるわ」

「私も…コットンいるなら頑張るわ…」


「なら私達はさり気なく応援しているわ」

「ええ、応援しているわ!!」


「「レード、ミールありがとう」」


「このあと中庭でお茶する?」

「「「するする!」」」


「じゃ、このまま中庭行こうよ」

「「「賛成!」」」

4人でぞろぞろと中庭につくと、

タイミング良く誰もいかなかった。

陽当りのいいテーブルを選んで、
空間から紅茶のセットとポット、
お菓子をお皿に並べると3人の目はまた
キラキラ輝いていた。

「このお菓子なに???」

「美味しそう~」

「初めて見るお菓子よ!」


「これ?ブラウニーというチョコレートのお菓子よ、食べてみて」ニコッ


一口食べると3人の顔が幸せそうに
緩む。


「ん~~~美味しい」

「しっとりしてる~」

「これ、大好き」

「幸せ~」

「ふふ、美味しくて良かったわ。私の手作りなの」ふふ


「「「え!?手作り」」」

三人が目を見開く

「え?うん」

「はぁ……可愛くて……料理まで上手なんて……羨ましすぎる~」

「私にも料理教えて!!!」

「そうよね!私も料理してみたいわ!」

「私も!!!」

そうよね…貴族が料理って基本しないわよね……。

「もちろん、今度一緒に作ってみる?」

「「「うん!!!」」」

「オッケー、なら作る日に声掛けるね」

「「「うん!!」」」

四人は和気あいあいとお茶をして
これが毎日の日課になりそうな予感がするコットンであった。

ん~学園生活楽しいかも~!
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