92 / 131
野営
しおりを挟む
ついに、野営部活動!!
「野営楽しみだねー」
クルト
「あんまりはしゃぐと怪我するぞ……カシウスに迷惑かけるなよ」
シバル
ここ数日で一足先にカシウスの婚約者になり、ハーレム入りした
シバル。すっかり嫁のような態度にクルトは口を尖らせる。
「なんだよーー、まだ僕が嫡男でサルトはスペアなのに、自分だけさっさとハーレム入りして!!ずるい!!!!!」
クルト
「は?この野営が終わったら話すのだろ?」
シバル
「そのつもりだけど……」
クルト
「なら、先にハーレム入りしといたほうがサルトにごちゃごちゃ言われなくてすむ。うちの父上は断れない性格だからな…。さっさと兄上に代替わりしてほしいもんだ」
シバル
「あー、ソリム兄様ならハッキリ断りそうだよね」
クルト
「だろ?兄上は、第二母上に似ているからな」
シバル
「シバルは第1夫人に似てて綺麗だよね~」
クルト
「サルトは、あのヘビ女そっくりだよなぁ……俺あの夫人も嫌いだわ」
シバル
「あーー、第二夫人ね。僕もあと人は無理……。父上も断れない性格難儀だよね~」
クルト
「まっ、僕はいつでも避難してきて貰ってかまわないけどさ……きっぱり綺麗にしてから来てよね……。」
カシウス
立つ鳥跡を濁さずでさ……
逆恨みされるとか本当にやめて…。
「うん、大丈夫」
クルト
「おーい、森に出発するぞ」
ラントナー先生
なんと、野営部は担任の先生が
顧問だった。
それぞれラントナー先生が描いた
魔法陣の上にのる。
「発動するぞ、隣や近くのやつと手を繋げ」
ラントナー
それぞれ手を繋ぐとラントナー先生が魔法陣を発動させたのと同時に森に転移した。
森は光がさしてとても綺麗だ。
へー、魔法陣だとこういう感じなんだ~。
カシウスは普段自分で自由自在に転移出来るから初めてだ。
「さ、ここを30分くらい歩いた所に野営地を作るぞ」
ラントナー
はーいと皆が返事をして歩きだす。
30分ほど歩くと美しい湖畔があった。
「うわーー、きれい」
クルト
「本当に綺麗な湖だね、底が見えそう」
カシウス
「魚が見える」
シバル
「ここのまわりに各自用意したテントを張るように」
ラントナー
「テントさ、カシウスが用意してくれるって言ってたから持ってこなかったけど」
クルト
「俺も」
シバル
「もちろん、ちょっと出すからどいてて」
カシウス
作っておいた空間をかなり広げて
部屋数も4部屋、リビング、お風呂、トイレ、とかなりいい感じに拡張した見た目だけテントをポンと地面に置いた。
「うわー、テントなのにドアがある」
クルト
そう、ドアは自動鍵付きだ。
「クルトとシバルは魔力登録されているから入れるよ」
カシウス
「入っていいの?」
クルト
「もちろん」
カシウス
3人で中に入るとリビングで
呆然と立っているクルトとシバル。
「どう?空間拡張してみた、お風呂もあるよ」
カシウス
「すっ、すげーー!!!!!!なにこれ!!中テントじゃないし!!!普通の家じゃん!!」
クルト
「これ……ここに住めるな」
シバル
「ふふっ、いいでしょ~!気に入った?」
カシウス
「「もちろん!!」」
クルト、シバル
「それぞれの部屋の前にネームプレートついているから自分の部屋も分かるよ」
カシウス
クルトもシバルもワクワクしながら2階の部屋に続く階段を登っている。
2階はそれぞれの部屋4部屋
一階は、リビング、キッチン、トイレ、お風呂だ。
さて、お昼はどうしようかなー
「野営楽しみだねー」
クルト
「あんまりはしゃぐと怪我するぞ……カシウスに迷惑かけるなよ」
シバル
ここ数日で一足先にカシウスの婚約者になり、ハーレム入りした
シバル。すっかり嫁のような態度にクルトは口を尖らせる。
「なんだよーー、まだ僕が嫡男でサルトはスペアなのに、自分だけさっさとハーレム入りして!!ずるい!!!!!」
クルト
「は?この野営が終わったら話すのだろ?」
シバル
「そのつもりだけど……」
クルト
「なら、先にハーレム入りしといたほうがサルトにごちゃごちゃ言われなくてすむ。うちの父上は断れない性格だからな…。さっさと兄上に代替わりしてほしいもんだ」
シバル
「あー、ソリム兄様ならハッキリ断りそうだよね」
クルト
「だろ?兄上は、第二母上に似ているからな」
シバル
「シバルは第1夫人に似てて綺麗だよね~」
クルト
「サルトは、あのヘビ女そっくりだよなぁ……俺あの夫人も嫌いだわ」
シバル
「あーー、第二夫人ね。僕もあと人は無理……。父上も断れない性格難儀だよね~」
クルト
「まっ、僕はいつでも避難してきて貰ってかまわないけどさ……きっぱり綺麗にしてから来てよね……。」
カシウス
立つ鳥跡を濁さずでさ……
逆恨みされるとか本当にやめて…。
「うん、大丈夫」
クルト
「おーい、森に出発するぞ」
ラントナー先生
なんと、野営部は担任の先生が
顧問だった。
それぞれラントナー先生が描いた
魔法陣の上にのる。
「発動するぞ、隣や近くのやつと手を繋げ」
ラントナー
それぞれ手を繋ぐとラントナー先生が魔法陣を発動させたのと同時に森に転移した。
森は光がさしてとても綺麗だ。
へー、魔法陣だとこういう感じなんだ~。
カシウスは普段自分で自由自在に転移出来るから初めてだ。
「さ、ここを30分くらい歩いた所に野営地を作るぞ」
ラントナー
はーいと皆が返事をして歩きだす。
30分ほど歩くと美しい湖畔があった。
「うわーー、きれい」
クルト
「本当に綺麗な湖だね、底が見えそう」
カシウス
「魚が見える」
シバル
「ここのまわりに各自用意したテントを張るように」
ラントナー
「テントさ、カシウスが用意してくれるって言ってたから持ってこなかったけど」
クルト
「俺も」
シバル
「もちろん、ちょっと出すからどいてて」
カシウス
作っておいた空間をかなり広げて
部屋数も4部屋、リビング、お風呂、トイレ、とかなりいい感じに拡張した見た目だけテントをポンと地面に置いた。
「うわー、テントなのにドアがある」
クルト
そう、ドアは自動鍵付きだ。
「クルトとシバルは魔力登録されているから入れるよ」
カシウス
「入っていいの?」
クルト
「もちろん」
カシウス
3人で中に入るとリビングで
呆然と立っているクルトとシバル。
「どう?空間拡張してみた、お風呂もあるよ」
カシウス
「すっ、すげーー!!!!!!なにこれ!!中テントじゃないし!!!普通の家じゃん!!」
クルト
「これ……ここに住めるな」
シバル
「ふふっ、いいでしょ~!気に入った?」
カシウス
「「もちろん!!」」
クルト、シバル
「それぞれの部屋の前にネームプレートついているから自分の部屋も分かるよ」
カシウス
クルトもシバルもワクワクしながら2階の部屋に続く階段を登っている。
2階はそれぞれの部屋4部屋
一階は、リビング、キッチン、トイレ、お風呂だ。
さて、お昼はどうしようかなー
367
お気に入りに追加
795
あなたにおすすめの小説

異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!

異世界でのんびり暮らしたい!?
日向墨虎
ファンタジー
前世は孫もいるおばちゃんが剣と魔法の異世界に転生した。しかも男の子。侯爵家の三男として成長していく。家族や周りの人たちが大好きでとても大切に思っている。家族も彼を溺愛している。なんにでも興味を持ち、改造したり創造したり、貴族社会の陰謀や事件に巻き込まれたりとやたらと忙しい。学校で仲間ができたり、冒険したりと本人はゆっくり暮らしたいのに・・・無理なのかなぁ?

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

俺だけ皆の能力が見えているのか!?特別な魔法の眼を持つ俺は、その力で魔法もスキルも効率よく覚えていき、周りよりもどんどん強くなる!!
クマクマG
ファンタジー
勝手に才能無しの烙印を押されたシェイド・シュヴァイスであったが、落ち込むのも束の間、彼はあることに気が付いた。『俺が見えているのって、人の能力なのか?』
自分の特別な能力に気が付いたシェイドは、どうやれば魔法を覚えやすいのか、どんな練習をすればスキルを覚えやすいのか、彼だけには魔法とスキルの経験値が見えていた。そのため、彼は効率よく魔法もスキルも覚えていき、どんどん周りよりも強くなっていく。
最初は才能無しということで見下されていたシェイドは、そういう奴らを実力で黙らせていく。魔法が大好きなシェイドは魔法を極めんとするも、様々な困難が彼に立ちはだかる。時には挫け、時には悲しみに暮れながらも周囲の助けもあり、魔法を極める道を進んで行く。これはそんなシェイド・シュヴァイスの物語である。


貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!

転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる