転生幼児は夢いっぱい

meimei

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授業その2

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朝から調理実習からの実食で満腹なクラス一同。

2時限目が魔法社会学で凄まじく眠かった……。

2時限目終了の鐘がなりホッと一息。


「ん~~眠かった~」
カシウス


カシウスは座ったまま背伸びをした。


「カシウス、おはよぅ……」
クルト



「クルト…お前爆睡してたろ?」
シバル


「だってさぁー、あの満腹で魔法社会学はやばいっしょ!!」
クルト


クルトの大きな声にクラス一同が
相槌をうっている。


「分かる、僕も眠かったからさ、さすがに起きていたけど」苦笑
カシウス


「えーー、えらーい」
クルト



「お前なぁ……先生の話聞いてたか?毎回テストがあるみたいだぞ……。やったところを覚えているか……寝てたから明後日やばくないか?」
シバル


その言葉に数名の生徒がざわつく………寝てたのか。


「ええええーー、やばい!!」
クルト



「やれやれ………後で俺のノート転写しておけよ。それ見て復習してくれ…」
シバル



「うん、ありがとうー。毎回テストとか…あの先生やばくない?」
クルト


「「やばい」」
カシウス、シバル


クラス一同がコクコク頷く


ちょっと待って?なんでみんな僕達の話を聞いるわけ????


「カシウス、クラスメートを餌付けしちゃったんじゃない?」コソッ  クルト



「だな」苦笑
シバル


えええええええ、餌付けってなんだよ!?



「勘弁してくださいませ…」
カシウス


「「ぶはっ……なにその話し方」」
クルト、シバル



「侍女風~」
カシウス


「「あはははは」」
クルト、シバル


中休みも終わり、お次は魔法薬学

本日授業はこれで終わり。

このあとお昼だ。


先生の説明が終わり、それぞれ考えながら好きに薬を調合する。

もちろんどの組み合わせでも危険にならない素材だ。


ん~~何を作ろうかな~。

あ、そうだ。


「先生、持ち込み素材も利用しても大丈夫ですか?」
カシウス



「ん?どの素材か聞いても?」
先生


「これと、これになります」
カシウス


「それなら大丈夫だ。それと組み合わせて何を作るのか気になるな~」
先生


薬学は担任のマメリルハ先生だ。



さて、許可を得た事だし作ろう。

お母様から追加で頼まれていたんだよね。。


魔力を流して……うん、完成!!

出来上がったのは薬用リップクリーム。

塗ると唇のカサつきがなくなって
生まれたての赤ちゃんみたいになるんだよ。ポーション入りだからね。

それが20個出来た!!



「これは?」
マメリルハ先生



「マメリルハ先生、これは薬用リップクリームです。唇のカサつきをなくす薬です。ん?先生も唇が荒れてますね」
カシウス


「マメリルハではなく、ラントナーでいい……。季節の変わり目にいつと荒れるんだよな~」
ラントナー先生



「ラントナー先生、では1つ差し上げますので使ってみて下さい」
カシウス


カシウスはラントナーにリップクリームを手渡した。


「ありがとう」
ラントナー


後はマジックバックにしまった。


「いいなー」
クルト


「いいよな~」
シバル


羨ましそうにしている二人に苦笑するカシウス。


「後であげるから……」ボソッ
カシウス


コクコク頷く二人


「ここだと、皆欲しくなるでしよょ?皆に悪いからさ」ボソッ
カシウス


「「了解!!」」
クルト、シバル


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