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ギルド
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「アニー用ってなんだ?」
ギルド長ジーン
「とりあえずソファーに移動してください」
アニー
アニーはギルド長に執務椅子から
対面ソファーに移動するように話した。
しょうがねーなぁと頭をガシガシかきながらソファーに座ったギルド長。
アニーはカシウスから貰った鞄からイカ焼きを取り出した。
あっという間にギルド長室はイカ焼きのいい匂いでいっぱいになった。
「なんだその……美味い匂いのやつ……」
ジーン
アニーはニコッと微笑んで説明しはじめた。
「これは、私がカシウス様から頂いた「イカ焼き」です。私が頂いたんですけどね??別に私一人で食べても良かったんですけど、ギルド長にもお裾分けしようかなと思いまして」ニコッ
アニー
「カシウスって……ウロコニア公爵家のカシウス様か?最近ギルドに来るようになった……」
ジーン
「はい、そのカシウス様です。」
アニー
カシウスは別に爵位など家の事は隠してもいないけれど公表もしていない。
ただ、ギルド長であるジーンと
ベテランであるアニーだけ把握している。ちなみに副ギルド長は所用によりここ数ヶ月は不在だ。
「冷めてしまうからいだだきます」
アニー
パクッ………
ん~~~!!!なにこのタレ!!
めちゃくちゃ美味しい~!!!
絶対エールに合うやつ!!!!!
イカ焼きを口に入れた途端アニーの顔は綻び目がキラキラしたのを見たジーンもイカ焼きを口にいれた。
「!?なんだこれ!!!美味しい!!!!」
ジーン
「やっぱりカシウス様って天才よね~」もぐもぐ
アニー
「おい……アニーそう言えばなんでこのイカ焼き出来立てみたいに温かいんだ?まさかその鞄……」
ジーン
「ん?お誕生日にカシウス様からマジックバックを頂いたの!手作りよ?しかもこの可愛いさでかなりの高性能なのよ!!」
アニー
「はあぁぁあ!!!マジックバックを!?」
ジーン
「兄様……うるさい。見せてあげてもいいけど、これは所有者登録されているから兄様には使えないわよ。あと、所有者の所に返ってくるし、自動的にクリーンで綺麗になるみたい」
アニー
実はアニーとジーンは兄妹だ。
ジーンはアニーからマジックバックを手渡されてまじまじと見ていた。
「すげーーな………」
ジーン
「でしょ?カシウス様って…あんな天使みたいな容姿でさらに天才とか本当……素敵……」
アニー
鞄を返されてぎゅっと抱きながら
呟いたアニー。
「俺もカシウス様に会ってみたい、次来たら俺を呼んでくれ」
ジーン
「ええ、分かったわ」
アニー
まぁ、我が兄もなかなかの男前なんだけど。
実はアニーとジーンも苗字もちだ。
それは貴族を示しているが、二人はギルドでは名乗っていない。
ジーンは次男だし、アニーも二人共に嫁ぐ者の立場だ。いずれ長兄が家を継げば姓はあるものの……爵位はないものに等しい。
だから二人とも冒険者ギルドで生計を立てている。
その頃カシウスは…
「おじさーん、果実水下さいー」
カシウス
「はいよ!」
おじさん
カシウスは二人分の果実水を買って一つはマルスに手渡した。
「ん~~冷たくて美味しいね」
マルス
「ありがとうございます……」
マルス
普通護衛中は飲食はしないのが基本だが、カシウスはそれを嫌がる。
だから大抵はカシウスに合わせるようになったのである。
さーて、何か面白いの売ってないかな~
ギルド長ジーン
「とりあえずソファーに移動してください」
アニー
アニーはギルド長に執務椅子から
対面ソファーに移動するように話した。
しょうがねーなぁと頭をガシガシかきながらソファーに座ったギルド長。
アニーはカシウスから貰った鞄からイカ焼きを取り出した。
あっという間にギルド長室はイカ焼きのいい匂いでいっぱいになった。
「なんだその……美味い匂いのやつ……」
ジーン
アニーはニコッと微笑んで説明しはじめた。
「これは、私がカシウス様から頂いた「イカ焼き」です。私が頂いたんですけどね??別に私一人で食べても良かったんですけど、ギルド長にもお裾分けしようかなと思いまして」ニコッ
アニー
「カシウスって……ウロコニア公爵家のカシウス様か?最近ギルドに来るようになった……」
ジーン
「はい、そのカシウス様です。」
アニー
カシウスは別に爵位など家の事は隠してもいないけれど公表もしていない。
ただ、ギルド長であるジーンと
ベテランであるアニーだけ把握している。ちなみに副ギルド長は所用によりここ数ヶ月は不在だ。
「冷めてしまうからいだだきます」
アニー
パクッ………
ん~~~!!!なにこのタレ!!
めちゃくちゃ美味しい~!!!
絶対エールに合うやつ!!!!!
イカ焼きを口に入れた途端アニーの顔は綻び目がキラキラしたのを見たジーンもイカ焼きを口にいれた。
「!?なんだこれ!!!美味しい!!!!」
ジーン
「やっぱりカシウス様って天才よね~」もぐもぐ
アニー
「おい……アニーそう言えばなんでこのイカ焼き出来立てみたいに温かいんだ?まさかその鞄……」
ジーン
「ん?お誕生日にカシウス様からマジックバックを頂いたの!手作りよ?しかもこの可愛いさでかなりの高性能なのよ!!」
アニー
「はあぁぁあ!!!マジックバックを!?」
ジーン
「兄様……うるさい。見せてあげてもいいけど、これは所有者登録されているから兄様には使えないわよ。あと、所有者の所に返ってくるし、自動的にクリーンで綺麗になるみたい」
アニー
実はアニーとジーンは兄妹だ。
ジーンはアニーからマジックバックを手渡されてまじまじと見ていた。
「すげーーな………」
ジーン
「でしょ?カシウス様って…あんな天使みたいな容姿でさらに天才とか本当……素敵……」
アニー
鞄を返されてぎゅっと抱きながら
呟いたアニー。
「俺もカシウス様に会ってみたい、次来たら俺を呼んでくれ」
ジーン
「ええ、分かったわ」
アニー
まぁ、我が兄もなかなかの男前なんだけど。
実はアニーとジーンも苗字もちだ。
それは貴族を示しているが、二人はギルドでは名乗っていない。
ジーンは次男だし、アニーも二人共に嫁ぐ者の立場だ。いずれ長兄が家を継げば姓はあるものの……爵位はないものに等しい。
だから二人とも冒険者ギルドで生計を立てている。
その頃カシウスは…
「おじさーん、果実水下さいー」
カシウス
「はいよ!」
おじさん
カシウスは二人分の果実水を買って一つはマルスに手渡した。
「ん~~冷たくて美味しいね」
マルス
「ありがとうございます……」
マルス
普通護衛中は飲食はしないのが基本だが、カシウスはそれを嫌がる。
だから大抵はカシウスに合わせるようになったのである。
さーて、何か面白いの売ってないかな~
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