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冒険
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「さて、気を取り直して~、今日はどの依頼を受けようかな~」
カシウス
キョロキョロと依頼の貼ってある掲示板を見る。
「あっこれ」
カシウス
「あったわ!これにする!」
え!!!僕の……手の上に…手がのってる??誰??
チラッと見ると可愛い同じ年くらいの女の子。
わぁ~~この子可愛い
淡いブランドに目はガーネットみたいな色。整った顔立ちにまつ毛もブランドで
大きな瞳のうえにばっさりのっているようだ。
「あ、ごめんなさい……」
女の子
パッと手を離す女の子
「ううん、レディーファーストだからこの依頼は君に譲るよ」ニコッ
カシウス
かあぁぁと真っ赤な顔になる女の子
そりゃそーだ。カシウスは天使のような
幼児なのだ。
「貴方も罪づくりな男ですね……」
マルス
「ん?マルス何か言った?」
カシウス
「いえ……別に」
マルス
きっとあの女の子は貴族の子だろう。
それも高位貴族、佇まいでわかる
後ろに護衛を何人も連れて……騎士家系か
魔法家系の高位貴族かなにかってとこかな。
騎士家系や魔法家系の高位貴族は幼少期から勉強をかねて現地で実践する。
マルスもそうだったように……
「ねー、マルス聞いてる?このブルータ討伐にしようと思うのだけど」
カシウス
「あっ、すみません。ブルータならDランクですし大丈夫ですよ」
マルス
「じゃ、これにする!!」
カシウス
パタパタと受付に依頼を受けに行く
さっさと依頼を受けてさっさと行ってしまった2人を呆然とみていた女の子。
うっすら頬は赤い
「ねー、あの方はどなたなのかしら?」
ララリア
「ララリア様、気になるのでしたらお調べ致しますよ」
護衛兼側近 タリ
「ではお願い」
ララリア
「かしこまりました」
タリ
あの方……とても素敵だったわ。
淡いピンクブロンドの髪の毛に、美しい
水色の瞳。
「でも……水色の瞳って確か王家の…」
ララリア
「あっ!!確かにそうですね。あの方は王家に連なる方かもしれません。そちらの線でお調べします」
タリ
水色は王家もしくは王家に連なる者にのみ伝承される。
ララリア5歳……この時カシウスに一目惚れしたのだった。初恋である
「さ、私達も依頼受けたし森に行くわよ 」
ララリア
ぞろぞろと引き連れて森に行くお嬢様…
の背をみて冒険者ギルドメンバーは少しため息をついた。
「なんだか最近貴族の子どもが多いよなー」
ギルド長
「そりゃ、魔法家系や騎士家系なら昔からでしょ」
副ギルド長
「いや……まぁそうなんだけどさ。なんかカシーがその芽になってる気がするんだよなぁ」
ギルド長
「カシウス様ですか?団長はカシウス様の父君と親友でしたっけ?」
副ギルド長
「あぁ、カイシスとは学園時代からの親友だな。あいつもまぁ……嫁のシルビアと共に規格外で周囲をよく巻き込んだものだ……」
ギルド長
「あぁ~なんとなく分かりました。ギルド長、シルビア様に惚れてましたね?」
副ギルド長
ジト目で見る副ギルド長のザンに苦笑するギルド長のリバース
「まぁな~」
リバース
「ハーレムに入らなかったのです?」
ザン
「あいつらはハーレムを持たなかったんだよ、それにそれは陛下も認めている」
リバース
「へぇ……それは稀に見る特例ですね」
ザン
「だな~まぁシルビアは陛下と従兄妹だしな」
リバース
「なるほど」
ザン
カシウス
キョロキョロと依頼の貼ってある掲示板を見る。
「あっこれ」
カシウス
「あったわ!これにする!」
え!!!僕の……手の上に…手がのってる??誰??
チラッと見ると可愛い同じ年くらいの女の子。
わぁ~~この子可愛い
淡いブランドに目はガーネットみたいな色。整った顔立ちにまつ毛もブランドで
大きな瞳のうえにばっさりのっているようだ。
「あ、ごめんなさい……」
女の子
パッと手を離す女の子
「ううん、レディーファーストだからこの依頼は君に譲るよ」ニコッ
カシウス
かあぁぁと真っ赤な顔になる女の子
そりゃそーだ。カシウスは天使のような
幼児なのだ。
「貴方も罪づくりな男ですね……」
マルス
「ん?マルス何か言った?」
カシウス
「いえ……別に」
マルス
きっとあの女の子は貴族の子だろう。
それも高位貴族、佇まいでわかる
後ろに護衛を何人も連れて……騎士家系か
魔法家系の高位貴族かなにかってとこかな。
騎士家系や魔法家系の高位貴族は幼少期から勉強をかねて現地で実践する。
マルスもそうだったように……
「ねー、マルス聞いてる?このブルータ討伐にしようと思うのだけど」
カシウス
「あっ、すみません。ブルータならDランクですし大丈夫ですよ」
マルス
「じゃ、これにする!!」
カシウス
パタパタと受付に依頼を受けに行く
さっさと依頼を受けてさっさと行ってしまった2人を呆然とみていた女の子。
うっすら頬は赤い
「ねー、あの方はどなたなのかしら?」
ララリア
「ララリア様、気になるのでしたらお調べ致しますよ」
護衛兼側近 タリ
「ではお願い」
ララリア
「かしこまりました」
タリ
あの方……とても素敵だったわ。
淡いピンクブロンドの髪の毛に、美しい
水色の瞳。
「でも……水色の瞳って確か王家の…」
ララリア
「あっ!!確かにそうですね。あの方は王家に連なる方かもしれません。そちらの線でお調べします」
タリ
水色は王家もしくは王家に連なる者にのみ伝承される。
ララリア5歳……この時カシウスに一目惚れしたのだった。初恋である
「さ、私達も依頼受けたし森に行くわよ 」
ララリア
ぞろぞろと引き連れて森に行くお嬢様…
の背をみて冒険者ギルドメンバーは少しため息をついた。
「なんだか最近貴族の子どもが多いよなー」
ギルド長
「そりゃ、魔法家系や騎士家系なら昔からでしょ」
副ギルド長
「いや……まぁそうなんだけどさ。なんかカシーがその芽になってる気がするんだよなぁ」
ギルド長
「カシウス様ですか?団長はカシウス様の父君と親友でしたっけ?」
副ギルド長
「あぁ、カイシスとは学園時代からの親友だな。あいつもまぁ……嫁のシルビアと共に規格外で周囲をよく巻き込んだものだ……」
ギルド長
「あぁ~なんとなく分かりました。ギルド長、シルビア様に惚れてましたね?」
副ギルド長
ジト目で見る副ギルド長のザンに苦笑するギルド長のリバース
「まぁな~」
リバース
「ハーレムに入らなかったのです?」
ザン
「あいつらはハーレムを持たなかったんだよ、それにそれは陛下も認めている」
リバース
「へぇ……それは稀に見る特例ですね」
ザン
「だな~まぁシルビアは陛下と従兄妹だしな」
リバース
「なるほど」
ザン
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