え！？私が公爵令嬢なんですか！！（旧聖なる日のノック）

平和

海を見ながらジュエリーのデザイン帳にすらすらと描き込むピュリ

ダリアードは外の温泉に浸かりながらエールを飲んでいる。

各々平和なひとときである。


さてと、ん～～疲れた


「ねーー！！！ダリアード！！」
ピュリ


大きな声叫ぶピュリ


「んー？？？なんだー？」
ダリアード



「私疲れたから内湯に入ってくる！！ゆっくりしててー」
ピュリ



「はいよーーー！！！」
ダリアード


竜人だから耳がいいのは便利よね～


スタスタの屋敷内の浴室に向かう

室内の浴室もここかなり広いんだよね～！

ライオンの口からお湯でるの良くあるでしょ？？前世では！

でもここはなんと！！人魚が持っている瓶からお湯が出てるの！！


おしゃれーーー！！


さくっと体を洗ってめちゃくちゃ広い湯船に浸かる。

ん～～気持ちいいーー、あっ、そうだ！！

魔法で薔薇の花を沢山作り湯船に降らせた。

瞬く間に浴室に薔薇の香りに包まれた。

「あ～気持ちいい」
ピュリ


こんなめちゃくちゃ広い湯船が
自分家なんて最高～～


しあわせ～～

ふぅ～っと一息はいてから空間から果実水を取り出した。

あと、自作のハチミツパック！！

果実水を飲んで顔にハチミツパックを貼る

10分くらい放置してあがりお湯で洗い流した。

むきたて卵のようにつるんつるんだ。


ストームウォーム

ぱあぁぁと全身を温風に包まれあっという間に乾いた。魔法最高！

部屋着のワンピースに着替えて自室に向かう。

自室も魔法で好きなように模様替えしたの。

クリーム色の壁紙に小花柄をつけて、カーテンは暖色系のオレンジにした。

ドレッサーは白い木のシンプルな作りにしたの！

本邸が乙女チックだからここの
自宅は自分好みにしてみた！

ベットカバーは若草色で、掛け布団の羽毛布団はベージュに枕は薄いピンク。

枕元には1つだけピンクのテディベアを置いてみた。


トントン　


「入ってー」
ピュリ



「おう、って今日どうするんだ？ここに泊まるのか?」
ダリアード



「そうしようかなーだるいしー」
ピュリ



「分かる、俺もエール飲んで風呂入ったらだるくてさ、そうすっか」
ダリアード


「そうするー」
ピュリ


「じゃ、俺も少し部屋で昼寝してくるわ、どこか出かける時は必ず起こしてくれよ？」
ダリアード


「かしこまりー」
ピュリ


パタン


大丈夫もう眠いし出かけないからーー………スヤァ



すっかりぐっすりねたピュリ、目を覚ますとあたりはすっかり薄暗くなっていた。

ライト


もちろん無詠唱魔法で電気をつけて時間を確認する。

17時……どんだけ寝てたのよ私


背伸びして服を整え、夕食の用意をしに廊下に出る。

今晩の夕食は海鮮を使わないとねー！！！せっかく海だもの！！