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ん~~よく寝た。
窓からキラキラした朝の光が差し込んでいる。ちらっと窓から覗くと何かが反射してさらにキラキラしていた。
ん?なにあの…キラキラ……。ピュリは目を擦りよーーく見てみると……人の髪の毛がキラキラしているのが分った。
あの人……私と同じ髪色だわ!!!珍しい!!ん~~何歳くらいの人なのかしら??ついじぃーーーっと見つめていると……。
コンコン…
「ん?はい、どうぞ」
ピュリ
「お嬢様、陽の光に焼けてしまうので窓から離れましょう?」
ポメリ
ポメリはさり気なくレースのカーテンをしめて…ピュリを窓から遠ざけた。
「あっ、そうよね……肌が赤くなるとまた皆が心配するから日焼け止めしてからじゃないと!!」
ピュリ
「ええ、お嬢様の肌は絹のようですからね」ニコッ
ポメリ
ポメリや侍女長、執事超のもとに、影がすごい剣幕でお嬢様が「殿下」を窓から凝視していると報告に来たのだ…。
それは一大事だと……ものすごい勢いで
「殿下」を移動させるべつ屋敷中の者が
動いたのだった。
「あら??もういないわ、どなただったのかしら??」
ピュリ
「……どなたかいらっしゃったのですか?」
ポメリ
「ええ!!珍しく同じ髪色の人がいたのよ!!!」
ピュリ
「ふふっ、お嬢様と同じ髪色なら妖精か精霊かもしれませんね」ニコッ
ポメリ
妖精か精霊!?
「妖精か精霊!!!!それは益々近くで見たいわ!!」
ピュリ
「それはまた次回ですね、とりあえず今日は新たなご婚約者様がいらっしゃいます。それにお嬢様は既に契約の精霊様がおられるでしょ?」
ポメリ
「ん~そうだけどさ」
ピュリ
「ピュリーお腹すいたー」
マッシュ
マシュがクゥーンと鳴き声を出す。
「あっ、ごめんねマシュ!ご飯にしましょう」
ピュリ
ピュリも着替え、マッシュもバンダナを替えて食事に向かう。
すっかり話の話題がかわったことに胸を撫で下ろしたポメリ。
「おはようございます」
ピュリ
「おはよう、ピュリ」
お祖父様
「おはようピュリ、いい朝ね」
お祖母様
「「おはよう」」
ナサル、シンシア
「「おはよう」」
サム、エル
「やっぱり、ルナルお父様はまだ魔塔かぁ……」
ピュリ
「そんな寂しそうにしなくてもルナルなら今日にも帰ってくるよ」
お祖父様
「ええ、そうよ!ピュリがそんなに寂しそうにしているのですもの」
お祖母様
「え!!そうなの!!」
ピュリ
ピュリが「殿下」を見つめていたという
事を聞いた一同はピリピリした空気だったがピュリが食事に来たことによって一気に緩和されたのだった。
朝食を済ませて、婚約者一同が来るまでは自由なので、裏庭ならと許可を得て、
裏庭のピュリが自由に使える場所を執事が案内をした。
「え、ここ???どこからどこまで??」
ピュリ
「旦那様はどこまででもとおっしゃっておりましたので、自由にお使い下さい」
執事
えええええええええ………。遊園地が
三~四個ぐらい入る規模……。
公爵家おそるべし…………。
「あ、ありがとう…」
ピュリ
「お嬢様、何をここでなさるのですか?」
ポメリ
ん~~~とりあえず、畑??
魔法で色々やりたいよね!!
窓からキラキラした朝の光が差し込んでいる。ちらっと窓から覗くと何かが反射してさらにキラキラしていた。
ん?なにあの…キラキラ……。ピュリは目を擦りよーーく見てみると……人の髪の毛がキラキラしているのが分った。
あの人……私と同じ髪色だわ!!!珍しい!!ん~~何歳くらいの人なのかしら??ついじぃーーーっと見つめていると……。
コンコン…
「ん?はい、どうぞ」
ピュリ
「お嬢様、陽の光に焼けてしまうので窓から離れましょう?」
ポメリ
ポメリはさり気なくレースのカーテンをしめて…ピュリを窓から遠ざけた。
「あっ、そうよね……肌が赤くなるとまた皆が心配するから日焼け止めしてからじゃないと!!」
ピュリ
「ええ、お嬢様の肌は絹のようですからね」ニコッ
ポメリ
ポメリや侍女長、執事超のもとに、影がすごい剣幕でお嬢様が「殿下」を窓から凝視していると報告に来たのだ…。
それは一大事だと……ものすごい勢いで
「殿下」を移動させるべつ屋敷中の者が
動いたのだった。
「あら??もういないわ、どなただったのかしら??」
ピュリ
「……どなたかいらっしゃったのですか?」
ポメリ
「ええ!!珍しく同じ髪色の人がいたのよ!!!」
ピュリ
「ふふっ、お嬢様と同じ髪色なら妖精か精霊かもしれませんね」ニコッ
ポメリ
妖精か精霊!?
「妖精か精霊!!!!それは益々近くで見たいわ!!」
ピュリ
「それはまた次回ですね、とりあえず今日は新たなご婚約者様がいらっしゃいます。それにお嬢様は既に契約の精霊様がおられるでしょ?」
ポメリ
「ん~そうだけどさ」
ピュリ
「ピュリーお腹すいたー」
マッシュ
マシュがクゥーンと鳴き声を出す。
「あっ、ごめんねマシュ!ご飯にしましょう」
ピュリ
ピュリも着替え、マッシュもバンダナを替えて食事に向かう。
すっかり話の話題がかわったことに胸を撫で下ろしたポメリ。
「おはようございます」
ピュリ
「おはよう、ピュリ」
お祖父様
「おはようピュリ、いい朝ね」
お祖母様
「「おはよう」」
ナサル、シンシア
「「おはよう」」
サム、エル
「やっぱり、ルナルお父様はまだ魔塔かぁ……」
ピュリ
「そんな寂しそうにしなくてもルナルなら今日にも帰ってくるよ」
お祖父様
「ええ、そうよ!ピュリがそんなに寂しそうにしているのですもの」
お祖母様
「え!!そうなの!!」
ピュリ
ピュリが「殿下」を見つめていたという
事を聞いた一同はピリピリした空気だったがピュリが食事に来たことによって一気に緩和されたのだった。
朝食を済ませて、婚約者一同が来るまでは自由なので、裏庭ならと許可を得て、
裏庭のピュリが自由に使える場所を執事が案内をした。
「え、ここ???どこからどこまで??」
ピュリ
「旦那様はどこまででもとおっしゃっておりましたので、自由にお使い下さい」
執事
えええええええええ………。遊園地が
三~四個ぐらい入る規模……。
公爵家おそるべし…………。
「あ、ありがとう…」
ピュリ
「お嬢様、何をここでなさるのですか?」
ポメリ
ん~~~とりあえず、畑??
魔法で色々やりたいよね!!
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