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イケメン達からの視線を感じつつ……
ピュリはマイペースにお茶会を楽しんだ。
向かいにはガーリディアとリディスが座っている。
「クスクス ねぇ、ピュリ二人のこと見すぎでしょ…」
エル
「そうそう……わかり易すぎるだろ」苦笑
サム
「少し妬けますよ」
キリア
あっ!!つい……だって騎士服に……
魔法師の制服でめちゃくちゃ格好いいんだもん!!!
「だって、制服が似合いすぎだからつい…」
ピュリ
「あーー。なるほどな」苦笑
サム
「ピュリは…制服フェチだったのか…」
エル
「残念ですね、文官は制服は地味ですから」
キリア
「……………」
エル
「ん?エル兄様は別に私服が格好いいから全然制服にこだわらなくても大丈夫だよ?」
ピュリ
「ピュリ~~」
エル
撫で撫でとエルの頭をなでるピュリ。
「で?この二人は確定か?」
ルナル
「お父様!!」
ピュリ
「確定ですね」
エル
「確定だな」
サム
「ですねー」
キリア
なんで!!皆が答えるのよ!!!!!
「なんで?って顔をしているけどさ、
早急に守りを固めないとだし、自分が気に入った男がいいだろ?」
サム
「…………確かに」
ピュリ
「そもそもその為のお茶会だろ?」
サム
「確かに………」
ピュリ
「むしろ二人じゃ少ないですよね」
エル
「え!!!!!」
ピュリ
「えって……。自覚なさすぎ…。で、他に気になる顔いた?」
エル
……………気になる顔?????
んーーーーー。
「あえて……一人あげるなら…あそこのあの人」
ピュリ
皆の視線が一点に向かう。そこに座っていたのは……獣人のミッチェだった。
「ミッチェか、ミッチェならいい奴だし、誠実だし家柄もいいし」
サム
「また騎士ですか……」
エル
「騎士なの??」
ピュリ
「獣人部隊の騎士団長ですね…」
キリア
あの耳……尻尾触りたい…………
もふもふ……もふもふ……
「ちなみになんの獣人か分かるか?」
ルナル
ん?白い耳に白い尻尾……もふもふ……
「フェンリル??」
ピュリ
一同が目を見開く…ん?私変な事言った???
「なんで分かるんだ!!すごいな、ピュリ。ミッチェの家は侯爵家でフェンリルの血が流れている家系なんだ」
サム
だって、フェンリルって…異世界あるあるだし?
それより…あのもふもふ……触りたい。
「ピュリ……触るのは婚約してからにしてくださいね」
キリア
「!?」
ピュリ
「婚約前に触るのは痴女認定されますからね……」
キリア
「!?」
ピュリ
くっ……目の前にもふもふがいるのに。
こうして、ガーリディアとリディス、
ミッチェとは無事に婚約を結ぶ事になった。
でもまだ足りないんだって……どんだけよ!!!!
そういえば何か忘れているような………
なんだっけ???
ルナルSide
「は?お茶会に参加させろと殿下が来たのか?意味わからん」
ルナル
「はい……。もちろんお断り致しました」
執事
「なんなんだあいつ…。最近妙にうろちょろするよな。なにかの勘か?」
ルナル
「王家は不思議な力があると言われていますしね…」
執事
「……………チッ」
ルナル
まったく大人しく城にいろよ…。
面倒だな王家は…。
ピュリはマイペースにお茶会を楽しんだ。
向かいにはガーリディアとリディスが座っている。
「クスクス ねぇ、ピュリ二人のこと見すぎでしょ…」
エル
「そうそう……わかり易すぎるだろ」苦笑
サム
「少し妬けますよ」
キリア
あっ!!つい……だって騎士服に……
魔法師の制服でめちゃくちゃ格好いいんだもん!!!
「だって、制服が似合いすぎだからつい…」
ピュリ
「あーー。なるほどな」苦笑
サム
「ピュリは…制服フェチだったのか…」
エル
「残念ですね、文官は制服は地味ですから」
キリア
「……………」
エル
「ん?エル兄様は別に私服が格好いいから全然制服にこだわらなくても大丈夫だよ?」
ピュリ
「ピュリ~~」
エル
撫で撫でとエルの頭をなでるピュリ。
「で?この二人は確定か?」
ルナル
「お父様!!」
ピュリ
「確定ですね」
エル
「確定だな」
サム
「ですねー」
キリア
なんで!!皆が答えるのよ!!!!!
「なんで?って顔をしているけどさ、
早急に守りを固めないとだし、自分が気に入った男がいいだろ?」
サム
「…………確かに」
ピュリ
「そもそもその為のお茶会だろ?」
サム
「確かに………」
ピュリ
「むしろ二人じゃ少ないですよね」
エル
「え!!!!!」
ピュリ
「えって……。自覚なさすぎ…。で、他に気になる顔いた?」
エル
……………気になる顔?????
んーーーーー。
「あえて……一人あげるなら…あそこのあの人」
ピュリ
皆の視線が一点に向かう。そこに座っていたのは……獣人のミッチェだった。
「ミッチェか、ミッチェならいい奴だし、誠実だし家柄もいいし」
サム
「また騎士ですか……」
エル
「騎士なの??」
ピュリ
「獣人部隊の騎士団長ですね…」
キリア
あの耳……尻尾触りたい…………
もふもふ……もふもふ……
「ちなみになんの獣人か分かるか?」
ルナル
ん?白い耳に白い尻尾……もふもふ……
「フェンリル??」
ピュリ
一同が目を見開く…ん?私変な事言った???
「なんで分かるんだ!!すごいな、ピュリ。ミッチェの家は侯爵家でフェンリルの血が流れている家系なんだ」
サム
だって、フェンリルって…異世界あるあるだし?
それより…あのもふもふ……触りたい。
「ピュリ……触るのは婚約してからにしてくださいね」
キリア
「!?」
ピュリ
「婚約前に触るのは痴女認定されますからね……」
キリア
「!?」
ピュリ
くっ……目の前にもふもふがいるのに。
こうして、ガーリディアとリディス、
ミッチェとは無事に婚約を結ぶ事になった。
でもまだ足りないんだって……どんだけよ!!!!
そういえば何か忘れているような………
なんだっけ???
ルナルSide
「は?お茶会に参加させろと殿下が来たのか?意味わからん」
ルナル
「はい……。もちろんお断り致しました」
執事
「なんなんだあいつ…。最近妙にうろちょろするよな。なにかの勘か?」
ルナル
「王家は不思議な力があると言われていますしね…」
執事
「……………チッ」
ルナル
まったく大人しく城にいろよ…。
面倒だな王家は…。
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