転生幼女の愛され公爵令嬢

まさかの

なんと……無人島の話をカリンが
ぺらっとお父様に話しちゃったら……その話がお祖父様もとい…国王まで流れて今年のお誕生日はお祖父様から無人島が貰える事になった。

嬉しいけどさ、嬉しいけどね？

なぜかお祖父様にまで話が流れるかな～？

カリンは良かったね！！ってご機嫌だけどさ。

と言うことで今年の夏は無人島開拓になりそう。

誕生日前の夏季休暇入る前にもう
プレゼントしてくれるのだそう。

それなら夏季休暇中ずっと開拓出来るでしょ？ってことらしい

無人島開拓……とりあえず家？

あとなんだ？？？

畑に、果樹園……あと水場？？

温泉も欲しいよねー！

無人島だしせっかくだからアスレチック的なやつも作る？

後は追々考えていけばいっか。


「ティアー」
カリン


「なーに？カリン」
ティアナ


ティアナとカリンは無人島に植える予定の果物を果樹園に来て苗分けをしている。

「畑も作るんだよね？」
カリン


「その予定～」
ティアナ


「ならじゃがいもは絶対植えたい」
カリン

じゃがいも？？？？？


「じゃがいもなの？」
ティアナ


「だってポテト食べたいし、ポテサラも好きだし、コロッケも好きだもん」
カリン


確かに全てじゃがいもだわ


「了解ーそういえばさ、コロッケってカボチャとかさつまいもで作っても美味しいよ？今度作ろうかな～」
ティアナ


「え！！！カボチャとさつまいも！！もしかして甘いコロッケなの？」
カリン

「そうそう～甘くておやつになる」
ティアナ


「甘くて、おやつになるコロッケとか最高すぎ！！！絶対食べたい！！！！」
カリン


「分ったよ、つくるよ」
ティアナ


この後さつまいもとカボチャも

無人島に持っていく野菜に加わったのは言うまでもなく……。


あと、きゅうり、キャベツ、長ねぎ、玉ねぎ、人参、白菜、レンコン。

里芋は向こうに行って植えられるか見てから決める。


そして今私は………カボチャコロッケを作りましたー！だってカリンがずっとカボチャコロッケ、カボチャコロッケとつぶやいていたから。こわいから！！ほんと！！


「ん～～～！！！ティアこれおいひぃ～」
カリン



「ティアナ、これ美味しいですね～」
セド


「美味しい～～ホクホク」
キリ


なぜかセドとキリも来て食べているよ～。



「うん、美味しい」
ティアナ



「何個でもいけそうー」
カリン


何個でもって……それ揚げ物だからね？？？カロリーすごいからね？

太るよ？？？？



「私も何個でもいけそうですね」
セド


「俺もー」
キリ


カボチャコロッケの山がみるみるうちになくなっていく。


私は一個でじゅうぶん、皆が食べている間に無人島グッズを作っちゃおうー！

他国で買ったお気に入りの生地を何枚か取り出して魔法でスイスイ縫っていく。

そう、部屋に置く予定のクッション！

真っ赤な生地や真っ青な美しい生地がみるみるうちにティアナの手によってクッションやマルチカバーに変化していく。

マルチカバーはソファーにかける予定！


無人島楽しみだなー！