転生幼女の愛され公爵令嬢

帰宅

翌朝、ダリアが帰ろうと言うので　帰ることに。　
別にここでの時間、日数はカウントされないのに………。

よくわからないけどダリアなりに何かあるのだろう。

「皆ありがとう、また来るからね」
ティアナ


「「「はい」」」
バルト、レベッカ、シャイン


パッ



「ただいま～」
ティアナ

といってもまだ半日くらいしか実際たっていないはず。



「あ！！！！ティア！！どこに行っていたんだ！？」
響介


「…………」
ティアナ



「心配したんだよ？」
ラサム


「…………」
ティアナ



「あれ？ティアどうした？？」
シオン

シオンが俯くティアナの顔を覗き込む。


ダリアは苦笑いである。


「あーー、ティアは皆に置いていかれて寂しかったみたいだよ。でもそのおかげで俺と二人でデート出来て役得だったけど」
ダリア



「なっ！？」
夢ちゃん




「え！！置いていかれてって……お前らティアをおいてったわけ？」
シオン



「え！！！だっててっきりついてきているもんだと……」
響介


「あぁ……」
ラサム


転生者メンバー達で部屋で待っていた組と夢を迎えに行った組で揉め始めた。



「おいおい……落ち着けよ…」
クルナード


「クルッポー……」
ティアナ


ティアナは自分せいで喧嘩になっていると誤解し……涙ぐむ。


「あーー！！！貴方がたは何をしているのですか！！！」
セド


！？


セドの圧に皆が怯む



「セド～」ｸﾞｽｸﾞｽ
ティアナ



「あーー、ティアナがこんなに涙ぐんで……めったに泣かない子なのに。」ギロッ
セド


「ひっくっ……ひっくっ……」
ティアナ



「せっかく楽しくデートしてきたのに……」
ダリア


「とりあえずダリア、ティアナを連れて部屋に行きましょう。貴方たちは反省してくださいね」
セド


セドはティアナを抱きかかえたままダリアと本邸に戻っていってしまった。


圧から解放されたメンバーはその場にしゃがみ込む。


「竜人の圧やべーーな」
夢



「だな……俺気絶するかと思った」
響介



「獣人や竜人にとって番は宝物のような存在だからな…。ま、俺達にとってもティアは宝物だけど」
ラサム



「反省会して……ティアに謝らないとな」
クルッポー



「だな……」
シオン


転生者メンバーもぞろぞろと本邸に戻っていく。




「ティアナ落ち着きました？」
セド


「…………うん。ありがとう」
ティアナ



「はい、ティアこれ。温かいタオル。目元にあてて」
ダリア



「お嬢様、紅茶をお持ちしました」
ビアンカ



「え！！！ビアンカ！？カリンは今実家にいるけど！！」
ティアナ



「ええ、里帰り中ですね～、ですが私は仕事なので」ニコッ
ビアンカ



「そ、そうなんだ」
ティアナ


久しぶりのビアンカの入れてくれた紅茶を飲むとホッとした。


「美味しい」
ティアナ


「ティアナそのネックレス可愛いね、新作かい？」
セド


あー、作りたてのネックレスつけていたんだった。



「うん、ガラスの島で作ったの。あ！これセドにもあげるね、新作のティアナ姫シリーズ！！このネックレスはティアナ姫のネックレスとお揃いなんだ～」
ティアナ



「うわーーー！！！！沢山の新作だね！！！ありがとうティアナ」セド



「あれ？俺………」
ダリア


ふふっ



「もちろんダリアにもあるよ？はいこれ」
ティアナ


ダリアにも新作セットを渡した。


「うわーー、このお風呂凄いですね！！！」
セド



「分かる！？魔石をいれたからボコボコお湯がなるのよ！！」
ティアナ



「これ俺達も入りたいな」
ダリア


ジャグジー？？？？

確かにジャグジーはないかも？


今度ジャグジーつくってみようかな～