転生幼女の愛され公爵令嬢

今日何をする？

「さて、今日は何をしようかな～」
ティアナ


「確かに～」
カリン


イツメン達はもう食事をすませて外に行っているようだ。


「どこに行かれるか悩んでおられるのですか？」
レベッカ



「ええ、ちょっとね」
ティアナ



「島の地図とかあると便利なのにね～」
カリン


島の地図！！！！確かに！！！

カリンってたまに冴えてるのよね！！

あっ、たまにって言うと怒られるから言わないよ？？



「島の地図ですか？島の地図ならありますよ」

レベッカ



「「！？」」
ティアナ、カリン


レベッカはバルトに頼み地図を持ってきてもらう。


「こちらでございます、そちらはコピーですので姫様の持ち物にしていただいて大丈夫ですので」
バルト


ふおおおぉぉ、めちゃくちゃ事細かく描いてある！！！！


「ありがとう、レベッカ、バルト！」
ティアナ



「すごーーい！！！！ティア、見てみてここ！！！」
カリン


カリンが指差す所を見ると……そこには


「ふぉぉぉお！！！ここ行きたいね！！！」
ティアナ



そこには、ティアナ姫のガラスの遊園地と記されていた。



「神様大奮発だね！！」
ティアナ



「だね！！しかもティアナの名前付き！！」
カリン


しかし……何かが引っかかる……。

うーーーーむ。



「よし、とりあえず行ってみようか！」
ティアナ


「おー！！！」
カリン



「遊園地でしたら姫様用のガラスカートがありますのでそちらを出しますね」
レベッカ



ガラスカート？？？


「乗り物でございます。「車」のようなものですね」
バルト


車！！！車だってぇぇぇ！！


バルトに案内され、とりあえずカートの所に行くと前世の時のゴルフ場にありそうな乗り物だった。

しかもソーラー……で排気ガスゼロ！
とても自然に優しい！さすが神様！



「すでに行き先と帰りを設定してありますので大丈夫でございます。ではお楽しみくださいませ」
バルト


「姫様、こちらはお昼のサンドウィッチとアイスティーでございます」
レベッカ



「ありがとう2人共！！いってきます」
ティアナ


「ありがとうー行ってきまーす」
カリン


今日は女子二人でお出かけね！！！

ワクワクするーー！


ゆっくりカートが動き出発する。


ガラスの花やガラスの木、ガラスの虫、

ガラスの動物がキラキラしてとても綺麗だ。


「なんかのんびりだね～癒される」
ティアナ



「わかるーー、のどかだよね～」
カリン


空間からアイスコーヒーを取り出して
カリンとパウンドケーキをつまみながら
お茶をする。


「このパウンドケーキ美味しい！！」
カリン



「でしょーー、ほらこの前野営で胡桃を見付けたから胡桃のパウンドケーキにしたの」
ティアナ


「あの胡桃！！さすがティア天才！！」
カリン



「所でさ、野営っていつ帰るんだっけ？」
ティアナ



「…………いつだっけ…」
カリン


すっかり忘れているけどさ……



「でもステファンもいるんだから大丈夫でしょ」
カリン



「だよねー」
ティアナ



「ねー、ティア！！そう言えば遊園地ってなに？？？？」
カリン


そうだ……この世界遊園地はなかったよね………。


「遊べる乗り物とか色々あってさー、とにかく楽しいところ！！行けば分かるよ！」
ティアナ



「遊べる乗り物！！なんかワクワクするーー」
カリン



楽しみだね～～！！