転生幼女の愛され公爵令嬢

散策

「さて！！お昼食べて外に探索にいこー！」
ティアナ


「そう言えばお腹空いたねー」
カリン


時計を見たらもう13時すぎていた。

城の食堂に行くとイツメンが既に食事をしていた。どうやら料理人もいるようだ。


「あっ、ティアとカリンー！ここの料理美味しいよ！」
イオ


「びっくりですよ、ここの料理人はうさぎなのですよ…可愛いのです」
パン



「そうそううさぎが直立してて、コック服着ててさ」
ステファン


うさぎ！？料理人達が……なんてメルヘンなんだろうか。



「姫様達は、何を召し上がりますか？お魚とお肉どちらが宜しいですか？」
レベッカ


「んー、じゃぁ…海に囲まれてるしお魚で」
ティアナ


「わたしも！」
カリン



「かしこまりました」
レベッカ


レベッカとシャインは一礼してから厨房に向かった。


パッ


「「！？」」
ティアナ、カリン


五分くらい待つとティアナとカリンのテーブルの前に魚のコース料理が現れた……。え！？魔法？？？？


「びっくりするよなー、魔法らしいよ！」
イオ



「ええ、さすが神々の保養地ですよね」
ステファン



「………頂きます」パクッ

ティアナ


まずは、前作を…。湯葉のような物の上にしらすがのっている。んーー！！美味しい～！！なにこれ！？ポン酢！？



「美味しいー！！！！！」
カリン


二人で顔を見合わせてパクパク食べていく。

うん、これ和食のコース！！なんで！？

疑問マークを頭に浮かべながら美味しい料理をパクパク平らげていく。最後にアイスのデザートも食べて満足していると

空中に文字が………


ティアナ、お料理は美味しかったかな？

ティアナが喜ぶと思ってここの料理は
もちろんこの世界の料理もあるけれど
「地球」のさまざまな料理もあるから
いつでも料理人達に注文してみてね。

では、楽しんで！！

創生神より♡



「……………「地球」の全ての料理……ってすごーーーい！！！！！」
ティアナ


「この世界の料理もだって！！！めちゃくちゃ凄いね！！」
カリン


イツメン全員大興奮である。なぜならみんな食いしん坊だからである。


めちゃくちゃ楽しみねー、創生神様ありがとうございます！！！！



「さて、食後にお散歩いこうかなー」
ティアナ


「うん！！！」
カリン


「俺達もいくよ！」
イオ


「行きましょう」
パン


「では、準備しましょう」
サイフォン


それぞれ用意をして玄関ロビーに集合である。


ドアを開けるとやっぱりキラキラキラキラとしている。


「お花もキラキラ」
ティアナ


「葉っぱもキラキラ」
カリン



「姫様、気に入った物は自由におとりして下さって大丈夫ですよ、自動復元しますので」
シャイン


自動復元………


試しにピンクガラスの美しい花を採ってみたら。すぐぱぁぁぁあと新しい花が咲いていた。

まじか……すごっ！！！！


ティアナは小さめなピンクや黄色、赤い花を採取して割れないように空間にしまっていく。


「ティア！！見て！！！飛んでる蝶々までガラスだよ！！薄いガラスだから透けてるけどきれーい」
カリン


「うわー、本当だねー」
ティアナ

虫までガラス。



「お、あれってイチゴかな」
イオ


「イチゴですね」
パン


「ガラスのイチゴってどうやって食べるんだ？」
ステファン



ガラスのイチゴ………



「それでしたら、採っていただいてから食べる！！と念じればガラスではなく普通のイチゴになりますよ」
レベッカ



「なるほど」
イオ



「あっ、本当だ！！！うっま！！！」
ステファン



小さめなイチゴをガラスのままとる。
あと、小さめなりんごも。さくらんぼもあった！


これをあとで加工するの！楽しみ～ふふ