転生幼女の愛され公爵令嬢

がくえーん

「じゃ、みんなまたね～」
ティアナ

本日の在宅婚約者メンバー＆ビアンカ達に見送られイツメンプラスティアナは学園に戻ってきた。


「ただいもー」
ティアナ


「もー」
カリン


「お前ら……カウじゃないんだから…」
イオ


カウとは牛のような鳴き声で見た目はなぜか羊みたいな動物だ。


「とりあえず今日は１日フリーだよね～」
ティアナ


「フリー最高～」
カリン


「「「え！？」」」
シュウ、イオ、パン


ん？？？？？


「ん？ティアナが忘れているのは珍しいな～」
シュウ


「「確かに」」
イオ、パン


「カリンは良く忘れますけどね」
パン

コクコク頷くメンズ3名


あれ？何か忘れてる？？？
何かあったっけ？？？

「ふふ、明日からの野営の強化訓練ですよ姫」

この声は！？

振り向くと………あっ！


「ヤルータ君！！！戻ってきてたの～！？」
ティアナ


「ええ、昨日戻りました」ニコッ
ヤルータ


「帰国してたヤルータも覚えてるのに……お前ら」
シュウ

シュウはジト目でティアナとカリンを見る。


「ゔっ…ごめんなさい？？？」
ティアナ


「なぜに……疑問形なんだ…」
シュウ



「と、言うことは明日から野営なの？」
カリン


コクコク頷くメンバー


「どこに行くの～？？」
ティアナ


「それはまだ知らされてませんねー」
ヤルータ


「それは明日当日発表だな…。とりあえず野営もろもろの用意だけは今日だな」
シュウ


「了解でーす」
ティアナ


「ふぉーい」
カリン



「ティアとカリンは…淑女なのだから語尾は伸ばすなよ…」
イオ


公爵令嬢と伯爵令嬢だろ……？


「えーーーいまさら…」
ティアナ


「このメンバーなんだからよくない？」
カリン


「「だよね！」」
ティアナ、カリン

女子2名で納得してキャッキャと盛り上がる。


「それを言うならイオも一国の王子ですよ…」
パン


「………………」
イオ



「さーーて、じゃまたねー！野営の用意しなきゃ」
ティアナ


「同じく！！」
カリン


「サイフォンー、街に付き合って」
ティアナ


「了解です」
サイフォン

パッ



「相変わらず………行動が早いよな」
シュウ

「「本当に…」」
イオ、パン



パッ



「まずはパン屋さんでまたパンを山盛り補充して、そのあとお肉屋さんでー、その後釣りに行って」
ティアナ


「「釣り！？」」
カリン、サイフォン



「うん、お魚とか海鮮が底付きそうなんだよね」
ティアナ


「釣りしたい！！さっさと買い物おわらせよっ」
カリン


「そうですね！！！海釣りは楽しみです！！」
サイフォン

二人とも…久しぶりの海釣りに目がキラキラしてるよね？？

二人に急かされサクサク買い物を済ませて…はいもう海にいます。

あの精霊の避暑地です！


「みてみて！！！釣れたーーー」
カリン



「おおおお、それはアジですね！」
サイフォン


「サイフォンの釣り竿もかかってるよ！！！」
カリン



「うわっ！！本当だ！！！」
サイフォン


楽しそうだね～～。さて私は加護の魔法を使い海に潜る潜る。

アワビ～ウニ～牡蠣～、色々ゲットしていく。

サーチ魔法を使うと真珠も分かるということが最近判明したんだよねー。だから真珠も取っていく。

そそ、異世界はもう海の中の貝殻に出来た完成された真珠がキラッキラと入ってるんだよー！

ん～～他にもないかな～～