転生幼女の愛され公爵令嬢

授業のお時間

魔法薬学は安定のスムーズな感じで、今日は人数もめちゃくちゃ少なくて……10人だけだった。だからか少々難しい薬も挑戦するとか先生が言い出して…

上級麻痺解毒薬と上級回復薬を作ることになった。もちろん私はチートだし…スムーズに完成した。完成した人から自由に
薬を作れるっていう話しだったから前から作ろうと思っていた
自然の花から抽出したオイルで作るハチミツ石鹸を作ることにした。以前に薔薇は作ったんだけど、もう少しハチミツ濃度をあげて保湿力を高めたいんだよね。と、言うことで今回使うのは春に向けて！！
サクラに似た花で香りのサクーリャの香り

レモンの香り


りんごの香り


いちごの香り


キンモクセイの香りにしてみましたー！！

5種類せっせと作り、チートな錬金術で完成しました。

ん～～いい香り、個人的には
レモンの香りが好きかなー

後は、同じ香りでシャンプーと
トリートメント、ハンドクリームも作った。


「わー、ティアすごーい！！これ石鹸？」
カリン

カリンがようやく薬が完成して
ルンルンでティアナの方に来た。


「そう、新作の石鹸とシャンプーとトリートメント。ハンドクリーム！はいこれはカリン用」
ティアナ

カリン用のは絵柄がリスだ。
リスがその香りの果物や花を持っている感じにしてみたの。


「わぁ～リス！！！貰ってもいいの？？」
カリン


「もちろん」
ティアナ


「ありがとうー！！！いい香り」
カリン



じぃぃぃ　じぃぃぃと


「先生………なんです？」
ティアナ


「羨ましいです……」
先生


先生はカリンの持っているプレゼントをじぃぃぃと見ている。


「先生もどうぞ」ｸｽｸｽ
ティアナ


「え！？いいんですか！？」
先生


良いも何もいつもあげてるでしょー苦笑


「ええ、先生の特権だと思って貰って下さい」ニコッ
ティアナ


「ありがとう！！！！」
先生


先生は嬉しそうにそれらを抱えている。

もちろんあげる前に商品登録は済み。


うん…視線が痛い……。良かったお試しセットを人数ぶん用意をしておいて。


「皆もお試しセットをどうぞ～」
ティアナ


え！？お試しセット貰ってもいいんですか！？と教室がざわつき皆に配ると嬉しそうに持っていた。


さーて、次は魔道具の授業！


「カリン～またねー」
ティアナ


「うん、またねー」
カリン


ここでカリンとはいったん別々。


魔道具も人数少ないなぁ……ここも10人くらいか……みんなやっぱり魔法防衛とか魔法総合なんだろうなー。


さーて久しぶりの魔道具！！！

何を作ろうかな～～。

この世界本当娯楽って少ないんだよねー。だからみんな…ティアナ姫人形とかに、はまるんだろうけど…。と、言うことで玩具を作ろうかなー！！新作！！！


そうだなー、ちょっと魔法を使って……。魔法版すごろくにしてみよう。想像魔法で組み立てる……やりたい人がスタートをタッチすると自分のホログラムミニチュアがあらわれてそれが
コマになる風にしよう。それならコマを無くすこともないし！

サイコロもホログラムで魔力を流せば転がる仕組み。肝心のすごろくの内容は……そうね～ティアナ姫シリーズのすごろくにしようかな。ティアナ姫とお茶をするから一回休みとか！
ティアナ姫と街にお出かけ、3回進むとか…そんな感じにしよう。もちろん街にお出かけしたりお茶をしたりすればその都度ホログラムが変わり、まるで自分のミニチュアホログラムとティアナ姫がリアルにお茶をしているような映像ホログラムが観られる仕組みだ。

うん、これなかなか面白いんじゃないかな？よし！完成！！！

完成したらなぜか…みんなに拍手された…。先生なんてなぜか感動してうるうるしている。

その場で商品登録をして………
皆で完成したティアナ姫すごろくをやる事になり大いに盛り上がった。皆が口々に販売されたら買いたい！！！！というので……今日一緒に授業を受けた縁で特別に予約という形で買えることにしたら皆にとても感謝されたの。

なにはともあれ、ティアナ姫すごろくは……とりあえず3000個を複製して空間にしまった。また商店に持っていかないとね。
予約分は発売日に直接渡す予定

さーてと、次は魔法美術ね！！


魔法美術では作りたい物があったんだよね～ふふ。

ティアナはお祖父様にあげる
プレゼントを手作りする事に決めていた。

この授業は先生に出された課題を作ったら自由だ。ティアナはサクッと出された課題を作り、
早速お祖父様のプレゼントに取り掛かった。

空間から陶芸セットを取り出して、念入りに形を整えて魔法で
焼いていく。あっという間に
青い模様が入ったコップが出来た。うん！いい感じ！！！


「ローゼリア姫……素敵ですね」
先生


「ありがとうございます」
ティアナ


この世界は基本ガラスだ。
コップもお皿も。だからティアナが作った陶器は初めて目にする物だろう。

「先生はこちらをどうぞ」
ティアナ

陶器で作った小皿を先生にプレゼントした。もちろんこれも
登録済みだ。


「え！！頂いていいのですか？」
先生


「はい、お酒のおつまみなどのせるのに便利ですよ」ニコッ
ティアナ



「ありがとうございます！！」
先生


んーー！！今日はとても充実してたなー！！！

お祖父様のプレゼント、飴の大瓶、コップ、すごろく、石鹸類を大きな箱に入れてラッピングした。もちろんバースデーカードも添えて。お祖父様のお誕生日は王宮でパーティなのよねー。別にお祖父様にプレゼント渡すだけでもいいのだけど。

少し憂鬱なティアナだった。