転生幼女の愛され公爵令嬢

ツリーハウス

姫様の父上様に認めていただきはれて俺も姫様の婚約者に！！！！

ポンッとキツネの姿になり…
姫様のツリーハウスの前でお座りしている。

キューーン、キューーン

キューーン、キューーン


え？？誰か泣いてるの？
窓から覗けばフォレオがお座りしている。


「え！？フォレオもう帰ってきたの？今迎えに下に行くね！！」

パッ



「フォレオなんでまたキツネちゃんなの？？可愛いけど…ふふ」
ティアナ

コテンと首をかしゃげるフォレオ。


「というか、ロイのツリーハウスを作りに行くから人型が好ましいんだけど」苦笑
ティアナ


！？

ポンッ

「姫様……その。無事に婚約者になりましたので宜しくお願い致します」
ロイ


「こちらこそ！！フォレ……ロイ宜しくね！」
ティアナ


「フォレオで大丈夫ですよ！」
ロイ


「だめよ～ご両親がつけてくれた大切なお名前なんだから」
ティアナ


「はぃ……」
ロイ



「じゃ、ロイ行くよー」
ティアナ


「はい！！」
ロイ

パッ



たいした距離じゃないけど、めんどくさいから転移でメンズツリーハウスゾーンに。


「あれ？ティアどうしたの？」
イオ


「本当だ、メンズエリアに来るの珍しいね」
ダリア


「あーー！！！ティアだ！！」
響介



「なに…響介。相変わらず元気なんだから…」
ティアナ


「そりゃ元気だけが取り柄って……ちがーーう！！」
響介


「自分で言ってて突っ込んで平和ね～」ｸｽｸｽ
ティアナ


「だからそうじゃなくて！！」
響介


「ん？何かあった？」
ティアナ


「俺もペアアクセ欲しい！！！！俺もティアとペアアクセ買ってもいい？」
響介

なにその……懇願するような…瞳は…。


「い、いいけど……毎日はつけられなくてもいいの？」
ティアナ


「全然いい！！！俺とデートの時につけてくれれば」　響介

響介とデート？？？

したことあったっけ？？？？？



「デートってしたことある？」
ティアナ


「まだないけど！！そのうち誘うからさ！」
響介



「なるほど、了解」
ティアナ


響介とデートかー。なかなか楽しそうかも？


「あ、ごめんねロイ！さっロイのツリーハウスはここに建てるから少し下がっててね」
ティアナ


ロイのツリーハウスは獣人ゾーン？？というかイオとパン、
ダリア、キリのツリーハウスの側にしたの。

魔法が展開されてツリーハウスが完成した。


「うわーー。姫様の魔法凄いですね……」
ロイ


「ふふ、そう？あ、ロイの部屋のイメージは緑のギンガムチェックにしちゃった」えへへ
ティアナ


白いふわふわのロイに似合うかなって思って。



「ギンガムチェック？？？」
ロイ


「ティア、ギンガムチェックって言っても分かるわけないだろう～」
響介


「あっ！そうか！！とりあえず中見てきて」ニコッ
ティアナ


ロイを筆頭に男メンバーがぞろぞろとロイのツリーハウスに入って行った。


「ティア！！！！」
響介



「なによ……窓から大きな声ね」
ティア



「俺もこのソファー欲しい！！なにこのふわふわのソファー！！ムートンじゃん！！！」響介


そうそうラビットファーのようなふわふわのソファーにしてみたんだよね。ぬくぬくでしょ？



「はーい。後で作るよ」
ティアナ



ぱあぁぁと笑顔になる響介



「やったあぁぁ！！！フクロウでソファーにうもれたい…」
響介


あーー。確かにそれ気持ちよさそうね。


結局獣人メンバー全員から頼まれる羽目になった……ティアナ。


みんな同じ色じゃ嫌よね？？

もーーーめんどーい！！