転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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「ガゥガゥ~ガゥガゥ~」
(ティアナどこだー!返事しろよ~)

イオはティアナの匂いを番の居場所を特定できるわずかな気配を読みながら森を探していた。

まだ番本契約していないからおんまり気配察知できないんだよなぁ。


その頃……


スースー スースー

むにゃむにゃ……ステファニーもふもふ……むにゃむにゃ……


ティアナはまだ夢の中だったが
ひとつ違ったのは………


「良く寝てるなぁ、魔法変身薬持ってて良かった」
ステファン


そう、ステファンはわりと早く
ティアナのテントを見つけて
ステファニー、ステファニーと寝言でいうティアナの為に魔法薬で今は猫の姿になってティアナに抱き枕にされている最中である。

時たま尻尾で前世のようにティアナの顔をぺしぺしと叩いては
えへへと笑うティアナにステファンは猫もなかなか悪くないと
思っていた。


そして…また一方は………


「「あぁぁぁ……ティアナに嫌われたらどうしよう」」
パン、カリン


二人はティアナを泣かせてしまった罪悪感で頭がいっぱいだった……。


「どうすればいいかな…」
カリン


「それが分からないから困っているんですよ…」
パン


「わ、私……とりあえず課題する」
カリン


「確かに……ティアナはその方が喜びそうですね…」
パン


「でしょ!?うん!私自分のペースで頑張る!」
カリン


「ええ、私は……何かティアナに甘い物でも作ってみます」
パン


「え!?パン君って料理出来るの!?」
カリン



「ええ……実はお菓子作りはわりと…」
パン



「女子力たかっ!!出来たら私もたべたーい」
カリン


「ええ、もちろんカリンにも作りますよ」
パン



「わーい!!!じゃ課題頑張ってくるね!!」
カリン

パタパタ パタパタ

パタン


さて………何のスイーツを作りますかねぇ。んーーー、あっ!!
そう言えばさつまいもとクリームチーズがありましたね。でしたらアレを作りましょう!!!

ティアナの魔導具かりますね……


パン君はサクサクスイーツを作っていく。

オーブンに入れて焼けたそれを
粗熱とれてから冷蔵庫に入れた。

よし!!これで皆が戻ったら食べられますね。どうか…無事でいてくださいティアナ。


「うわー、いい匂い!!パン君何作ったの!?」
カリン


「さつまいものチーズケーキですよ」ニコッ


「さつまいものチーズケーキ!?なにそれ!!めちゃめちゃ楽しみ!!」
キャッキャッ キャッキャッ


「スイートポテトとチーズケーキが好きなら絶対好きですよ」
パン


「両方大好き!!!!」
カリン


「それは良かったです、早くティア帰って来るといいですが…」
パン


「本当だよね……ティア」
カリン


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