転生幼女の愛され公爵令嬢

テントに帰宅

二人はお昼を済ませてからまたそれぞれ鉱石や湖での採取などもろもろ楽しみティアナ山2を後にする。

「おーーただいまー」
シュウ


「ただいまー」
ティアナ

バタバタ　バタバタ


「ティアお帰りー！！！寂しかったよぉ」
カリン


「カリンただいま、課題進んだ？」
ティアナ


「うん！！！今日までの分は終わったんだよ！！！！」
カリン

えっへん！！っと胸を張って言うカリンが可愛い～


「お、カリン頑張ったな」
シュウ


「えへへ褒められちった！」
カリン


「「ただいま」」
イオ、パン


「ただいま戻りました」
ラミレス


「ただいま……疲れた」
メルスト


みんな帰宅したようだ。


「そう言えばさ、今日洞窟掘ってたらさ」
ティアナ


「ミスリル？」
カリン


「ちがーう！かなり純度の高いデーヤモンドをゲットしたから皆にピアスにしてみた」
ティアナ


「デーヤモンド……あぁ！！ダイヤモンドか！」
イオ


「ダイヤのピアスですか、嬉しいですね」
パン

空き時間でイツメンお揃いのダイヤモンドピアスを作っていたティアナ、皆にピアスを配りそれぞれその場でつけてみる。


「わぁ～キラキラしてて可愛い～」
カリン


「でしょ！！私とカリンのは揺れるタイプにしたの！！」
ティアナ


キャッキャッ　キャッキャッ


メンズ達のはシンプルなシルバーの中にダイヤが埋め込まれてるやつ。

「これシンプルでいいなー」
イオ


「ですね！！！キラキラで綺麗ですし」
パン


「なぁ…ティアナ。これ普通のピアスじゃないだろ？」
シュウ


！？

目を見開くティアナ


「なんで分かったの！？すごーい！！！これね、小さなポッチがあるでしょ？それを押してみて」
ティアナ


「小さなポッチ？？？ん？？あっ！ホントだ！！押してみる」
カリン


「カリン～聞こえますか～」
ティアナ


「うわっ！！ピアスから声がする！！！凄い！！！」
カリン


「これ……通信機器なのか。凄いなこれ…」
シュウ


「でしょ～でね、このタブレットを皆に渡しておく～」
ティアナ

ミニミニタブレット……のようなもの。漫画サイズくらいのである。


「これは何？」
イオ


「魔力流してみて」
ティアナ


「うお！？これもしかして！！！！」
イオ



「そう！！ピアスしている人の現在地が分かるの～」
ティアナ


「「「「「「すげー」」」」」」
全員



「迷子になった時とか便利かなって思って。見つかりたくない時はピアスの電源切ればタブレットのも消えるよ」
ティアナ



「ティア～ありがとう！！」
カリン


「ふふ、どういたしまして」
ティアナ


ぐうぅぅぅ



「ん？誰かお腹空いてるの？ってもう４時かー」
ティアナ


「お腹空いた………」
イオ


「お昼が散々でしたからね…」
パン


「「お腹……ぺこぺこ」」
ラミレス、メルスト


そうか…なら早めに夕飯にするかな～


今日は、生鮭を軽く塩コショウして、コーンとマヨネーズ、チーズ少々をティアナ特製ホイルもどきに包んでオーブンに。

あとは、ポテトサラダと
手羽元をにんにく、醤油、砂糖、酒、みりんで漬けておいた物をこれまたオーブンで焼いた。

スープは作り置きのカボチャのスープで！！


「うわぁ～いい匂い」
カリン


「ふふ、もう少しで出来るよ」
ティアナ


メンズチームはお腹が空いてソワソワしている。

なのに…シュウはまた指をぽーっと見ている。それをジト目で見るパン君…。