転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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スノーウェル

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「サザルは髪の毛伸びていい感じだよね」
ティアナ


「ん?ティアは長髪好きか?」


「んーというか、サザルは長い髪型似合う!プラチナシルバーのサラサラヘアー!お揃いだね!」
ティアナ


「そう言えばそうだな!ティアとお揃いだ!!」
サザル


「えーー!!!ならウィッグつけやすいように短髪にしてたけど伸ばそうかな~」
ウルーハル


んーーーー。


「ウルーハル様は、肩ぐらいの長さが似合うかも?」
ティアナ


「なら、少し伸ばしてみるよ!」
ウルーハル

ん?ちょっと待って、今大切な事を思い出したような……。


「ね、サザルとウルーハル様は二人兄弟なの?」



「「いや、下にまだ弟が二人いる」」

あーー、なら二人揃って婿に来ても大丈夫なのね。


「あぁ、王位なら弟に継いでもらうから心配いらないよ」
サザル


「だね!!弟二人は王妃腹だし!」
ウルーハル


「はぁ……お前それ重要か?別に母上の腹じゃなくても…父上の血が入ってれば継承権あるんたぞ」


「そんなの建て前だよ兄上。兄上の前であまり言いたくないですが、王妃のあの嫉妬深い性格は異常ですよ……。女性が少ないから余計偉ぶってるし……最悪あの女」


うわーーーー。サザルのお母様って性格悪いのかな……。あまり関わりたくたいなぁ。


「ウルーハル……実母だがそれは同意する。俺も母上のような女性は絶対無理だ」


自分の息子に言われるってよっぽどよね………。


「「ティア絶対関わるなよ」」
サザル、ウルーハル


「あ、うん」


「でもさー、もうそろ王妃がここに来る時間じゃない?」ウルーハル


「あ!!!しまった!!」
サザル


「ティア、とりあえず私も一緒にこのままストーンに連れてってくれないかな?」
ウルーハル


「うん、いいよー!じゃ帰ろっ!!」

皆頷き騎士団の人達に軽く挨拶だけ済ませ帰宅

パッ


「ただいまーー!!!ってそう言えば王妃様ってなんで決まった時間に騎士団に来るの?」


「「あーーー」」

ん?

顔を見合わせる二人


「父上も父上なら、母上も母上だってことだな…」
サザル


「ん?」
どういう事?


「うんとね、王族に嫁いだ女性は逆ハーレムつくれないんだけどね、スノーウェルはね。でも王妃にはお気に入りの恋人?が沢山いるんだよ…。騎士団にもね。それもさ相手の意思なんてない…ほぼ強制的にね~。まっ父上はもはや王妃の事は放置だからね」

うわーーーー。


「あ、ティアの場合は俺達が婿入りだから関係ないぞ」
サザル

「そうそう、それに国も違うしね」
ウルーハル


なるほど……


「ちなみに弟達の父親はもはや誰か分かんないよね」
ウルーハル


「あぁ……あいつらには王族特有の瞳ではないな……髪の色も」


「王族はプラチナシルバーとラピスラズリのような瞳なの?」


「あぁ、スノーウェルは相手が何色であれ、父親の色を受け継ぐんだよ。だから弟達は父親が違うんだろうな」


え!?


「それって……王位どうなるの?」


「しらなーい」
ウルーハル

「しらんな…」
サザル

「えーー!!!!知らないで済むの??」
ティアナ


「俺はもう婚約しているから王位継承権は返上したしな…」
サザル


「え!?兄上いつの間に!!はやっ!私もすぐティアナの父上と話して婚約して継承権返上してきます!!」


「あぁ、早いほうがいいぞ。クレハスと共に行ってくれ」


「クレハスも導きなの!?」
ウルーハルが目を見開く


「ええ、殿下共に宜しくお願い致します」
クレハス


「うわー!!すっごい楽しくなりそう!!!」


ウルーハルがとても嬉しそうにご機嫌だ。そんなに…王妃が微妙な国で大丈夫なのかな。
スノーウェル3人は和気あいあいとお父様の執務室にシュウと共に向かった。

さて、今のうちに2個ツリーハウス作らないとね~。




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