転生幼女の愛され公爵令嬢

新たな？

「貴方エンジュなの？？」


「はい、エンジュです。ご主人様」

淡いピンク色の髪の毛にピンク色のバサバサのまつげ……瞳は
水色。なんというか……絶世の美少年なのである。

「貴方はユニコーン……幻獣なの？」


「はい、俺は幻獣。女神様からの命により姫様の護る者としてこの地に先ほど来ました」


ふぉ～女神様が！？


ティアナちゃん～その子はこの前の美味しいティアナの差し入れのお返しよ～ふふ。


「え！？女神様！？」
キョロキョロ　キョロキョロ


心に話しかけてるからいないわよ～ふふ。

あと、ティアナちゃんの新商品もその子に渡してくれたらありがたく受け取るわ！！！

あーー、なるほど。エヴァンが忙しくて頼めないから……。なんとなーく女神様の真意に気がついたティアナ。


あー、あとその子美少年でしょ？一応導き要素いれてあるから気に入ったら側近件婚約者にしてあげてね！！


了解しました……女神様

導きかぁ～確かに絶世の美少年なのよね。


「貴方は私の婚約者になりたい？？」


「はい、私はティアナ姫の為に存在する者ですので。生涯寄り添わせて欲しいです」

かあぁぁと白い顔を赤く染める
エンジュ


か、、、可愛い。男の子なのに……可愛い。


「じゃ、今日はもう遅いしテントに入ろう」



「俺もテントに入っていいのですか？」

不安そうに瞳が揺れるエンジュ


「え？だって側近で婚約者なんでしょ？？」

コクコク頷くエンジュ


「ユニコーンの姿ならまだしも人型なんだし、部屋で寝ないと」

コクコク頷くエンジュ


「とりあえず私の部屋の反対側がエンジュの部屋ね」


「ありがとうございます」


「後で夕食食べるから呼ぶね」


コクコク頷くエンジュ


「それまで自由にゆっくりしてて」


「はい」



パタン


なんなの？？？？なんで差し入れのお礼がユニコーンであんな美少年の導きなのよ！！！！！
女神様の思考が謎すぎる…………

絶世の美少年だし…しかもユニコーンになれるから乗れるし、
空も飛べるしめちゃめちゃ快適そうだけども！！

ただでさえチートなのに。苦笑


でも綺麗なミルキーピンクみたいな髪に同じ色のばっさばさの
まつ毛だったなぁ……。目も大きくて。

ユニコーンのぬいぐるみとか
作ったら売れるかしら？？

売れるような気がしてきた！！！！！

夕食食べたら作ってみよう！！


とりあえず夕食は簡単に………

ステーキ丼と海鮮サラダと
オニオンスープにしたのだった。

エンジュは美味しいですっ！！と目をキラキラさせながら３杯もおかわりしたのよ。

本当私のまわりってみんな大食いよね～