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まさか
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「でも…ちょっと待て」
「はい?」
「もしかしてティアナの前世の地球は…そういう事をしなくても鳥が子供を運んで授けてくれるのか??」
「なっ!?そ……そうなんですかね……」
それなら…事態は深刻である。
なんせ…この世界は鳥が運んでこないからだ。
「やばい……とてつもなく気になる…まだ夕食まで時間あるか?」
「ありますね……私も気になります」
男二名の胸の内は今まさに……
三年後に向けてざわついているのである。
「ちょ、ちょっと……転移で響介達に聞いてくるから!!」
「シュウ……宜しくお願いします」
「任せとけ……」
パッ
「「「「うぉ!?」」」」
転生四人組である。
そう、スィーツ店の海も合流したのである。
「あのさ……ちょっと深刻な問題があって…聞きたいことが」
「な、どうしたんだ?」
ラサム
「そんな大変な事があるの?」
響介
「どうせ…またティアの事だろ?」
シオン
「咲良がどうかしたのか?」
海
「それがさ……「地球」ではその…媚薬を使うと赤子はコウノトリという鳥が運んできて……その。営みをしないのか?」
「「「「…………は?」」」」
目が点になる四人組である。
「その……今の旅先に…珍しいレア度S級の花が咲いていてな。そのうちの1つが媚薬になる花らしいんだよ。それをティアナが三年後に使うとコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれるというんだ…」
「……………オーマイガー」
ラサム
「ないわ~ないわ~」
響介
「………おい。お前ら友達だったのに…高校生にもなってコウノトリを信じてる女を放置してたのか?」
シオン
「でもさ、保健体育あったよな~」
「あったけど……多分あいつ無駄に天才偏ってただろ?きっとそこは必要ないと思って頭に入ってないんだよ」
海
「まじかー」
シオン
「で……その。地球では子を授かるのは…この世界と同じか?」
「「「「同じだ」」」」
「あーーそうか。良かったー!!」
ホッとするシュウ
「でもさ、コウノトリ信じてるんだろ?ティア」
ラサム
「やばいなそれ……」
響介
「ここは……紳士な俺が第一夫になって…その。閨指導を…」
シオン
「「「「はぁ?」」」」ギロッ
「あ、さーせん…」
シオン
「で、その花は?」
海
「空間にしまってたぞ…。なんか手や皮膚についても駄目らしいんだが……」
「うわ~」
響介
「嫌な予感しかしないね」
ラサム
「まったく…困った姫さんだな」
シオン
「相変わらずだね~咲良は」
苦笑
「「「「笑い事じゃない!!」」」」
「あ、はい…」
海
「とりあえず……他の婚約者達ともこの話を共有しておいてくれるか?特に竜人の二人とか、イオとかにも」
「了解」
ラサム
「はーい」
響介
「うぃ~」
シオン
「分かった」
海
とりあえず……これで今はいいか。
「あ、シュウ」
「ん、なに?ラサム」
「今度マサーロ兄上の誕生日だからそれをティアに伝えておいてくれる?」
「了解、とりあえず旅先に戻るわ」
「「「「了解」」」」
パッ
「なぁ、咲良やばくないか?」
蓮
「やばいね~俺達が前世で守りすぎたなー」
響介
「純粋培養すぎるのは、お前らが原因か」苦笑
シオン
「あそこまでとは思わなかったなー」
海
「めっちゃ責任感じるわ」苦笑
蓮
「だね」苦笑
響介
「責任感じてもどうにもなんなくね?そもそも第一夫からだし……誰がなるのか分かんないし」
「父上が決めるんだろ」
響介
「そうなんだけど、ルイ父上は多分……ティアナの意見重視だと思うんだよね」
蓮
「えーー、それだと誰が有力候補なんだ?」
海
「うーーーん。わかんねーー」
「ティアナもとい咲良だもんね……」
響介
4人とも遠い目をする……。
咲良、いやティアナお前誰を第一夫に選ぶつもりだ??
「はい?」
「もしかしてティアナの前世の地球は…そういう事をしなくても鳥が子供を運んで授けてくれるのか??」
「なっ!?そ……そうなんですかね……」
それなら…事態は深刻である。
なんせ…この世界は鳥が運んでこないからだ。
「やばい……とてつもなく気になる…まだ夕食まで時間あるか?」
「ありますね……私も気になります」
男二名の胸の内は今まさに……
三年後に向けてざわついているのである。
「ちょ、ちょっと……転移で響介達に聞いてくるから!!」
「シュウ……宜しくお願いします」
「任せとけ……」
パッ
「「「「うぉ!?」」」」
転生四人組である。
そう、スィーツ店の海も合流したのである。
「あのさ……ちょっと深刻な問題があって…聞きたいことが」
「な、どうしたんだ?」
ラサム
「そんな大変な事があるの?」
響介
「どうせ…またティアの事だろ?」
シオン
「咲良がどうかしたのか?」
海
「それがさ……「地球」ではその…媚薬を使うと赤子はコウノトリという鳥が運んできて……その。営みをしないのか?」
「「「「…………は?」」」」
目が点になる四人組である。
「その……今の旅先に…珍しいレア度S級の花が咲いていてな。そのうちの1つが媚薬になる花らしいんだよ。それをティアナが三年後に使うとコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれるというんだ…」
「……………オーマイガー」
ラサム
「ないわ~ないわ~」
響介
「………おい。お前ら友達だったのに…高校生にもなってコウノトリを信じてる女を放置してたのか?」
シオン
「でもさ、保健体育あったよな~」
「あったけど……多分あいつ無駄に天才偏ってただろ?きっとそこは必要ないと思って頭に入ってないんだよ」
海
「まじかー」
シオン
「で……その。地球では子を授かるのは…この世界と同じか?」
「「「「同じだ」」」」
「あーーそうか。良かったー!!」
ホッとするシュウ
「でもさ、コウノトリ信じてるんだろ?ティア」
ラサム
「やばいなそれ……」
響介
「ここは……紳士な俺が第一夫になって…その。閨指導を…」
シオン
「「「「はぁ?」」」」ギロッ
「あ、さーせん…」
シオン
「で、その花は?」
海
「空間にしまってたぞ…。なんか手や皮膚についても駄目らしいんだが……」
「うわ~」
響介
「嫌な予感しかしないね」
ラサム
「まったく…困った姫さんだな」
シオン
「相変わらずだね~咲良は」
苦笑
「「「「笑い事じゃない!!」」」」
「あ、はい…」
海
「とりあえず……他の婚約者達ともこの話を共有しておいてくれるか?特に竜人の二人とか、イオとかにも」
「了解」
ラサム
「はーい」
響介
「うぃ~」
シオン
「分かった」
海
とりあえず……これで今はいいか。
「あ、シュウ」
「ん、なに?ラサム」
「今度マサーロ兄上の誕生日だからそれをティアに伝えておいてくれる?」
「了解、とりあえず旅先に戻るわ」
「「「「了解」」」」
パッ
「なぁ、咲良やばくないか?」
蓮
「やばいね~俺達が前世で守りすぎたなー」
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「純粋培養すぎるのは、お前らが原因か」苦笑
シオン
「あそこまでとは思わなかったなー」
海
「めっちゃ責任感じるわ」苦笑
蓮
「だね」苦笑
響介
「責任感じてもどうにもなんなくね?そもそも第一夫からだし……誰がなるのか分かんないし」
「父上が決めるんだろ」
響介
「そうなんだけど、ルイ父上は多分……ティアナの意見重視だと思うんだよね」
蓮
「えーー、それだと誰が有力候補なんだ?」
海
「うーーーん。わかんねーー」
「ティアナもとい咲良だもんね……」
響介
4人とも遠い目をする……。
咲良、いやティアナお前誰を第一夫に選ぶつもりだ??
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