転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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美術ゾーン

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「ね、美術ゾーンに行かない?せっかくのキリオーンだし」

「いいね~美術ゾーンいこっ」


「「オッケー」」


王子が現れる前に皆でキリオーンの美術ゾーンに移動!!


「うわー、道でも美術品を沢山売ってるね」


「まだ駆け出しなんだろうね~」

「ね、あのガラスのアクセサリーとか可愛くない?」


「うわー本当だ!!見に行こっ」


「「いっておいで~」」


「「はーい」」

もちろん二人も後ろから見守ってる。


「うわー、可愛い~。マーブルのガラスの指輪だ~」


「これなんてガラスのピアスだよ~めちゃくちゃ可愛い」

ガラスアート専門なんだね、この人。


ふおぉぉ黒髪……短髪
目は赤。それはブラッドーだものね。でもこの顔立ち素敵ー
超絶イケメン……。

ぽーっとつい…売ってるお兄さんを見ちゃう。


「クスクス、そんなに俺の顔好き?俺の顔お買い上げしてくれる?」ニコッ


「お、お買い上げしてもいいんですか?」


「ブハッ……ああ。是非俺もお嬢さんの事一目惚れみたいだし」
ニコッ

微笑まれば、珍しく顔が赤面になるティアナ。



「「100%導きだな」」

コクコク頷くサイフォンとシュウ

そしてカリンとティアは気に入ったガラスのアクセサリーをちゃんと買いつつ。シュウとサイフォンとその人でなにやら話し合いをしている。


「ティアナもういいぞ、こっちに来て」

「うん」


「この方は」


この方????たんなるデザイナーじゃないの?

「うん」


「このブラッドーの公爵家のルリーア様だ。」

公爵家!?


「で、次男でいらっしゃるから婿に来てくれるから問題なし」


「ストーンでもガラスアートの仕事してもいい?」


「もちろん」ニコッ

「宜しくティアナ」

「宜しくルリ。ちなみに何歳?」


「俺は17だよ」


「私は12歳」


「あと三年か~了解!」


「じゃ、ルリまたね、ね、他の美術品も見に行こっ」

「うん!!」


「了解、じゃルリーアまた連絡する」

「ああ、宜しくシュウース」

あらまぁ…二人共名前呼びなのね~


「シュウ仲良くなるの早くない?」


「ん?ああ、ルリーアは…実は知り合いだ」

「「え!?」」


「この仕事をしていると、美術関係の人とも付き合いができたりするんだよ」

なるほどね~

「あ、見てティア!!あれ可愛い~」


「本当!!!木工細工かな!!見に行こっ」

「うん!!」

パタパタ パタパタ


「王子ではなく、公爵家だったんですね…」苦笑


「そうだな~」苦笑


「でも、王子より爽やかな人で安心しました」


「ルリーアは裏表なくていいやつだよ」


「そうなんですか」


「ああ。でもまさかあいつとティアナが導きだとは予想してなかったけどな」苦笑



「わぁ~可愛い!!!このリスの絵が彫ってる木の容れ物欲しい!!!」


「カリンは本当リス好きだよね」


「うん!!!」


「私はこれがいいかな~」

木で作られたミニタンスみたいなやつで花が彫られている。


二人で欲しい物を買えてルンルンで歩く。


こっち………こっちに来て……


「誰か呼んだ?」


「誰も?」

「呼んでないぞ」


「呼んでませんね」

空耳???


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