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温泉
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「ティア~」
「カリンやっときたー」
「ごめんごめん」苦笑
チャポン
「なんかここの温泉匂いがするね」
「うん、硫黄泉っていうんだよ!お肌ツルツルになるよ」
「お肌ツルツル!?それは最高」
「温泉水欲しいな~増やして自宅でも硫黄泉にも入りたい」
「家でも入れたらいいよね」
「後で女将さんに聞いてみよう」
「うん」
チャポン
気持ちいいな~
男湯にはサイフォンが入ってる。向こうは貸し切りじゃないけどね!
「お嬢様!!大丈夫ですか?」
「サイフォン?全然大丈夫~気持ちいいね」
「大丈夫なら安心しました」
チャポン
「隣の女湯は知り合いなのか?」
「ああ、婚約者なんだ」
「それは羨ましいな」
「羨ましいのか??ブラッドーも少ないながらも女性はいるだろ?」
「いるんだが……ブラッドーは平民は自由だが…貴族はその…長子のみ女性と婚姻出来るんだ……」
「は?じゃ長子じゃない貴族はどうなるんだ??」
「一生独身か……同性と婚姻するかの二択なんだよ。だから他国に行く者が最近多くて」
ここの国は同性婚可能なのね。
「俺はその……同性は無理だから他国に行こうか考えてて」
「なるほどな~でも他国も女性は少ないしなぁ」
「だよなぁ……」
ねぇ……丸聞こえなんだけど?
「サイフォン、熱いしもうあがるねーごゆっくり」
「はい!!」
さばぁ……
「なぁ、なんで婚約者に敬語なんだ?」
「婚約者だけど、専属護衛なんだ」
「へぇ~なるほどな」
その頃………
「あついね~部屋でアイス食べよう」
「うん!!」
二人でルンルンで部屋に戻り
アイスを堪能していた。
トントン
「ん?」
「お嬢様、夕食はどうします?」
「あ、もう時間だね!今行く!!」
「お腹すいたー」
バタン
サイフォンと三人で宿の食堂に向かうと知らないブラッドーの
男の人が手をひらひら振っている。
へぇ~綺麗な顔の人ね
長い黒髪にやっぱり瞳は赤なのね。でもこの人の目ってピジョンブラッドみたいな赤なのね…
「サイフォン知り合いなの?」
「先ほど……温泉で一緒になりまして……一緒でも宜しいですか?」
「別にいいけど」
「カリンもいいですか?」
「いいよ」
「サイフォン、その子が婚約者か?」
「ああ…そうだけど」
「こんばんわ」ニコッ
ティアナ
「こ、こんばんわ……」
「カリン~何注文する?」
「んーー、迷う」
「ねぇ、お互い注文してシェアしない?」
「それ名案!!する!!」
キャッキャ キャッキャ
「その……名前を聞いても?」
ん?
「人の名前を聞くよりもまずご自分の名前からでは?」ニコッ
「…………ですよね。失礼致しました。キリアル.ブラッドです」
ん?ブラッド?????って…
「王族の方でしたか……それは知らぬとは言え失礼致しました。私はストーン王国から参りました、ティアナ.ローゼリアと申します。隣は友人のカリンナと申します」
「ご丁寧にありがとうございます……ローゼリア家といえば王族に連なる筆頭公爵家ですね…貴女もその…」
「ええ、一応継承権はありますね……」苦笑
「失礼ですがキリアル殿下はどうして宿に??」
「ああ……殿下といっても俺は第2王子で自由なんだ……ここの温泉が好きでね」
「なるほど~ここの温泉は硫黄泉でとても気持ちがいいですものね」
「これは……導きか?……」
サイフォン
コソコソ
「そうかもしれないね…」
カリン
コソコソ
「何か言った?」
「「何も」」
「ここは料理も美味しいんだ」
「それは楽しみですね」
ブラッドーの第二王子ね~
「カリンやっときたー」
「ごめんごめん」苦笑
チャポン
「なんかここの温泉匂いがするね」
「うん、硫黄泉っていうんだよ!お肌ツルツルになるよ」
「お肌ツルツル!?それは最高」
「温泉水欲しいな~増やして自宅でも硫黄泉にも入りたい」
「家でも入れたらいいよね」
「後で女将さんに聞いてみよう」
「うん」
チャポン
気持ちいいな~
男湯にはサイフォンが入ってる。向こうは貸し切りじゃないけどね!
「お嬢様!!大丈夫ですか?」
「サイフォン?全然大丈夫~気持ちいいね」
「大丈夫なら安心しました」
チャポン
「隣の女湯は知り合いなのか?」
「ああ、婚約者なんだ」
「それは羨ましいな」
「羨ましいのか??ブラッドーも少ないながらも女性はいるだろ?」
「いるんだが……ブラッドーは平民は自由だが…貴族はその…長子のみ女性と婚姻出来るんだ……」
「は?じゃ長子じゃない貴族はどうなるんだ??」
「一生独身か……同性と婚姻するかの二択なんだよ。だから他国に行く者が最近多くて」
ここの国は同性婚可能なのね。
「俺はその……同性は無理だから他国に行こうか考えてて」
「なるほどな~でも他国も女性は少ないしなぁ」
「だよなぁ……」
ねぇ……丸聞こえなんだけど?
「サイフォン、熱いしもうあがるねーごゆっくり」
「はい!!」
さばぁ……
「なぁ、なんで婚約者に敬語なんだ?」
「婚約者だけど、専属護衛なんだ」
「へぇ~なるほどな」
その頃………
「あついね~部屋でアイス食べよう」
「うん!!」
二人でルンルンで部屋に戻り
アイスを堪能していた。
トントン
「ん?」
「お嬢様、夕食はどうします?」
「あ、もう時間だね!今行く!!」
「お腹すいたー」
バタン
サイフォンと三人で宿の食堂に向かうと知らないブラッドーの
男の人が手をひらひら振っている。
へぇ~綺麗な顔の人ね
長い黒髪にやっぱり瞳は赤なのね。でもこの人の目ってピジョンブラッドみたいな赤なのね…
「サイフォン知り合いなの?」
「先ほど……温泉で一緒になりまして……一緒でも宜しいですか?」
「別にいいけど」
「カリンもいいですか?」
「いいよ」
「サイフォン、その子が婚約者か?」
「ああ…そうだけど」
「こんばんわ」ニコッ
ティアナ
「こ、こんばんわ……」
「カリン~何注文する?」
「んーー、迷う」
「ねぇ、お互い注文してシェアしない?」
「それ名案!!する!!」
キャッキャ キャッキャ
「その……名前を聞いても?」
ん?
「人の名前を聞くよりもまずご自分の名前からでは?」ニコッ
「…………ですよね。失礼致しました。キリアル.ブラッドです」
ん?ブラッド?????って…
「王族の方でしたか……それは知らぬとは言え失礼致しました。私はストーン王国から参りました、ティアナ.ローゼリアと申します。隣は友人のカリンナと申します」
「ご丁寧にありがとうございます……ローゼリア家といえば王族に連なる筆頭公爵家ですね…貴女もその…」
「ええ、一応継承権はありますね……」苦笑
「失礼ですがキリアル殿下はどうして宿に??」
「ああ……殿下といっても俺は第2王子で自由なんだ……ここの温泉が好きでね」
「なるほど~ここの温泉は硫黄泉でとても気持ちがいいですものね」
「これは……導きか?……」
サイフォン
コソコソ
「そうかもしれないね…」
カリン
コソコソ
「何か言った?」
「「何も」」
「ここは料理も美味しいんだ」
「それは楽しみですね」
ブラッドーの第二王子ね~
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