転生幼女の愛され公爵令嬢

うなうなぎー

「うなぎ～うなぎ～うなうなぎーうなうなぎー丼は美味しいよぉ～ふんふんふーん」


「ティア…ご機嫌だね」
イオ


「鰻はテンションあがるもんな」シュウ


「鰻は絶品です」
パン


「匂いがそそられますね……」
サイフォン


でしょ～鰻は夏バテにいいんだから！！！！
沢山あるから今日はクラスメート皆に鰻重をご馳走する事にしたの！！！



「みんなー！！！！！ごはぁぁぁぁぁぁぁぁん」

魔力と共に叫べば皆にも声が届く！！！

一斉にクラスメート達が集まる。うん、皆匂いで待っていたよね！！！

鰻重を皆配り終わり、私達も実食！！！！


「美味しいぃ～！！！我ながら天才かも！！」


「「「「「天才でしょ」」」」」


「えへへ、照れる……」


でも柔らかくて美味しい～！！
タレも完璧！！！

白焼きも美味しいけど、私はタレ派なのよね。


「お腹いっぱい～美味しかった」


「元気でたね！！！」


「鰻最高だった」


みんなご満悦でなによりです！

ん？


「イオ達も即席大浴場行くの？部屋に温泉あるのに？」


「せっかくティアが作ってくれたんだから俺達も入ってくるわ」
シュウ


「同じく～」
イオ

「同じくです」
パン

「同じくです！！」

サイフォン


「はーい、行ってらっしゃい」


そっかぁ～大浴場いいよね。
うーん。


「カリン温泉だけ、亀様行っちゃおっか？」コソッ


「いいねーいこっ」コソッ


男メンバーが大浴場の小屋に入ったのを見届けて転移！！

パッ


一個だけドームテントを出してと。

「誰もいないし、バスタオル巻くだけでいいよね」


「うん！！！」


二人で温泉に体全身をクリーン魔法してから入る。

チャポン


「うーーん気持ちいい。足伸ばせるし広くて最高」


「本当！！この景色も最高だよね」


森に囲まれている温泉なのに、
湖畔のような場所。

本当亀様に感謝感謝！！！！



「明日は何する？」


「そうだよね～森は散策したし、洞窟も行ったし、湖でも遊んだしね～」


「そうそう、街でもあれば色々お土産とかも買えるのにね」


「旅行なのに、野営ぽいよね」


「カリン、ほんとそれ」苦笑


「明日も自由行動だったらシュウに許可とって近くの村なり街に行ってみない？お土産欲しい」


「いい！！！！聞いてみよう！！！」

新しい植物とか布とか、食べ物とかあったら嬉しいなぁ～ふふ。


「ぬあーー、のぼせた上がってシャーベット食べよ」


「うん！！あついー」


ざばぁぁぁ


さっさと寝間着に着替えてテラスでシャーベットタイム。


「今日は、オレンジシャーベットでーす」


「んーー、美味しい～！！」



「さっぱりしててビタミンC入ってるから夏には最高！！」


「ビタミンC？？」


「体にもお肌にもいいやつ」


「それは最高だね！！！」


「でしょ～！！」

うん、夏はアイスが最高！！！

二人であっという間に平らげて
転移で戻る。
パッ

「たっだいまー」

「ただいーーま」


「！？ティアナ！！どこに行っていた？」


「探してたんだぞ！！！」


ん？


「テーブルに、亀様温泉行ってくるよってメモ置いておいたけど…」


「なっ！？」


あーー、その顔じゃ見なかったんだね。


「メモ見ようね？」


「お、おう……なんかすまん」

「ごめん……ってあれ？俺達が悪いの？？」


「カリン～寝よう」


「うん～眠い～」