転生幼女の愛され公爵令嬢

まさか

翌朝！朝食を済ませて昨日思いついた作業に取りかかる。

ここを撤収するときには空間にしまえるように簡単な仕様にするつもり。

掘っ立て小屋の少しおおきいバージョンを作り床は脱衣所は木にして、浴室はタイルにした。

大きめの大浴場にしてと！！

循環するように魔導具と自動クリーン機能付きにしたの！！！

魔法で温泉を出したら完成～！

もちろん私とカリン以外は男なので男湯よ！！！！



「おおおおお、ティアナこれは大浴場か！？」


「うん、皆も湯船にはいりたいでしょ？温泉にしたから」


なぜか……クラスメート達はまだ山には行かずティアナが何を作るのか興味津々で見ていたらしい。すごい歓声があがったのだった。

クラスメート一同にお礼を言われて、皆森に行かずに……温泉直行！！！！そりゃ気になるよね！！新しい物だものね。


「シュウはテントに温泉あるでしょ？」


「ん？おう！！でも夜な夜な一人で大浴場でゆっくりするのも最高だろ？」


「確かにね、でもエール飲みながらは駄目よ？危ないから」



「わ、分かった」

そのまま湯船で寝ちゃったら大変だもの。


「皆お待たせ～森に行くでしょ？」


「んーーー、今日は湖で泳いだら、釣りしないか？まったりのんびりと」

確かに、野営じゃないし旅行だものね。苦笑



「うん！！！そうしよう！！」


想像魔法で白鳥足漕ぎボートを何個か作りそれに乗り込んで湖をまったりする。


「この鳥さんの船可愛いし、足で漕げるの楽しいね！！」


「でしょ～ふふふ」

これは子供に人気あるものね。

大人は漕ぐのが大変だけど……


「じゃじゃーん、釣り竿です」


「ティア準備いい！！！」


「湖は何が釣れるかなー」


「お魚パラダイス！！」

私は祝福あるから……なんでも釣れるのよね。

でもまぁ……今回は自然に任せてみようかな！！


ん？もう、ひいてるわね！！

腕強化！！！釣り竿強化！！！
よし！！！ぐぐぐぅとひけば………ざばぁぁぁ

「ぬあーーーー、鰻！鰻だぁぁぁぁぁ前の鰻もないから嬉しい！！！！」

そう……複製しわすれたのよね。



「わぁ～ティアそのうねうねお魚は前に食べたあのめちゃくちゃ美味しかったやつだよね！？」


「そうよ！！！カリン！！！」


「きゃぁぁぁぁぁ素敵！！！沢山釣らないと！！！！！」



「おーーい、ティア、カリンどうしたー？」


「どうしたんですかー？」

パン君とイオが心配で白鳥ボートから叫んでる。



「この湖、鰻がいるの！！！！」



「なっ！？あのめちゃくちゃ美味しかったうねうね魚か！！」


「鰻！！！！！食べたいです」


「でしょ～釣り竿ある？」


「「ある！！」」


「頑張って釣って鰻重を夕食にしよっ！！！」


「「おー！！！！」」

心なしか二人の目に闘士がともったように見えたわね……。


「お嬢様！！！釣れました！！」


「サイフォン！ナイス！！！」


もりもりもりもり鰻が釣れていく。なにこの……湖！？鰻が沢山いるの！？また……転移でこれるから最高すぎる！！！！！

ホクホク顔のイツメンとティアとカリンはシュウにドヤ顔をしてバケツ5個満タンを見せてシュウはあまりの嬉しさに飛び跳ねるのだった。

シュウさん？貴方そんなキャラだった？？苦笑