転生幼女の愛され公爵令嬢

カレー

綺麗に魔法で解体できたわね！！
毛も想像魔法で綺麗なファーの生地に加工出来たし良かった～ふふふ。


「さて！！カレーカレー！！」

ラビットカルーのお肉を一口大に切ってローレルと一緒に炒めて野菜を入れて炒めてコトコト………。

最後に特製ルーを入れてと。
完成！！！

さっ、お肉はどうかな？？？？

ふぅ～ふぅ～パクッ

！！！！！！なにこれ！？
めちゃくちゃ柔らかくて肉汁ジュワッで美味しい～！！！
んーー、例えるなら肉汁は牛だけど柔らかさは鶏肉だわ。カレーに合う！！

「皆出来たよ」


「「「「「おおお」」」」」

ん？シュウも来たのね


「うまい！！！！！」


「ラビットカルー美味しい！！」


「この肉汁がたまらないですね」


「カレーに合うな！！」


「ふふ、美味しいよね」


ラビットカルーまだ沢山あるからまた使わないと！！

ん？
なんであそこの班だけ……何も食べてないし作ってもいないのかしら？？？？というか普通の学園から支給されたテントなのは
他の半分くらいの生徒もそうだから別に普通だけど、夕食の用意をしていないのはあそこだけね。


「ねぇ、シュウ」


「ン？なんだ？？」

「なんで、あそこの班だけ何も食べてないの？てゆうか、ラミレスとメルストは？」



「あーー、ラミレスは影の仕事中で休み、メルストは自国に一旦戻ってる」


「なるほど了解、であの班はどうしたの？？」


「…………ちょっと聞いてくるか」

シュウも把握していないのね……
貴方担任なのに！！！


「もぉいいわ。私が聞いてくる」


「あ、おいティアナ」

ガタン

スタスタ　スタスタ



「ねぇ、なんで夕食の用意もしないの？？？」


「「「「！？ローゼリア嬢」」」」


「どうかしたの？？」


「それが……食材や……調理道具をまるまる忘れてしまって……森になんとか食料を取りにいったのですが。それも無理だったんです」ｼｭﾝ


あらあら………


「なら、私が調理道具は貸してあげる。あと食料も今もってきてあげる」


「！？いいのですか！？」


「困った時はお互い様よ」ニコッ


「「「「ありがとうございます」」」」ｸﾞｽｸﾞｽ


「ちょっとまっててね」


「「「「はい！！」」」」


とりあえず、テントの中で調理道具を複製して、支給された
食料も複製！！！野菜、パン、
肉、色んな食材ね。

あとは、そうね～ラビットカルーのお肉もあげよう。
カレーも大きなタッパーにお裾分け！！！ご飯もね！！



「はいこれ、調理道具と食材とお裾分けのラビットカルーのお肉とうちの班のカレーよ、このご飯にかけて食べてね」ニコッ


「「「「ありがとうございます！！」」」」ｸﾞｽｸﾞｽ


「泣いてないでカレーライス食べてね」


「「「「はい！！」」」」


「ふふ、じゃまたね」


四人は深々とお礼を言い、ティアナが背を向けるとさっそくカレーを四人で食べだした。


「美味しい！！！」


「さすがローゼリア嬢！」


「う……美味しい……」


「泣くなよ～クロル」



ふふ、喜んで貰えて良かった～


「ありがとな、ティアナ」


「もう！シュウはちゃんと皆の様子もみなきゃね！」


「面目ない……」


「ふふ、口の端にカレーついてるわよ」苦笑


パッと口の端を手で触り少し顔を赤くするシュウ


「さ、カリン～お風呂にいこっもう汗だく～」


「うん！！」


「皆後片付け宜しく～」



「「「「了解」」」」


あーー疲れたなぁ