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授業
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翌日から学園に向かう。一応教師として向かうので制服ではなく……動きやすいワンピースにした。
「皆さんお久しぶりです」
「ローゼリア先生!!!!」
「帰っていらしたのですか!?」
「他国にいると伺いました!!!」
なるほど……さすがに天界とは言えないものね。
「皆さんご迷惑おかけしました。今日からまた私が担当させて頂きます」
歓声があがる。
「それでは、授業をはじめますね」
みんなコクコク頷いている。
と言ってもまだ……わり算なのよね~この世界算数とか数学とか
非常に遅れているのよ……。
イチから順に教えていく。
分からない人には何度も繰り返して。そして全員が理解した所で前世で言うところのティアナ特製計算ドリル~テッテレー!
ええ、想像魔法で作りました…ハイ。
「裏に名前を書いてね」
みんなとても元気な良い返事をする。
「答えは切り取れるの、名前を書いて後ろから前に回収してくれる?丸付けの時だけ配るから」
そして、とりあえず教えたところだけ計算ドリルをスタートした。これを繰り返す事で確実に
覚えられる。
丸付けから、間違えた所をやり直して、また丸付けをする。
どうして間違えたのかを理解する。この繰り返し!
そして、授業が終わる頃にはみんな余裕で満点になる。
「また、明日続きをするから復習は必ずしてきてね」
と一言だけ言って帰宅!!!
なんか小学校低学年の先生になった気分なのよね。
「ただいまーーー」
「お帰り、ティアナ。その…どうだった?」
「ん?完璧」
「まじか……なんでこう違うんだ……」
教え方が違うからね~
「気になるなら授業見に来たら?」
「そうだな…明日見学させてもらう」
「了解~疲れたからツリーハウスに転移するわ。またね」
「ああ、お疲れ様」
パッ
「ぬあーーー疲れた」
夏なのでコタツは片付けて……
想像魔法でゴザを作って今は敷いてある。イ草のいい香りがするのよね~!おちつくぅ
ゴロゴロ ゴロゴロ
「まだ12歳なのに夏休みに仕事してるなんて偉すぎじゃない?誰かご褒美ー!!!!!」
誰も聞いてないという事で
たまにはと……疲れたから色々ぼやいてみる。
「大体、天界でも働いたのに何もご褒美ないし」
「別に新たな婚約者はご褒美じゃないし」
「やっぱり多少見返りは必要だと思うわけよ、うん」
「誰もなぁ~んにもご褒美くれないならティアナもうなぁ~んにもしない!!!」
デデンと大の字になる。
あーーー、スッキリした。
物分りいい子をするのもなかなか疲れるんだよね。
本日のぼやき終了!!
その頃…………
「今の聞いたか?」
「ええ……」
「すっかり忘れていたな……ご褒美」
「ほんとね……失念していたわ」
そう……創世神フェリックスと
女神メルちゃんとの会話
「ご褒美は何にする?」
「そうね~もう神獣はいるしねぇ……」
「悩むなぁ……」
「日本の調味料とかどうだ?」
「それいいわね!!」
日本の調味料かぁ~何かな?
「皆さんお久しぶりです」
「ローゼリア先生!!!!」
「帰っていらしたのですか!?」
「他国にいると伺いました!!!」
なるほど……さすがに天界とは言えないものね。
「皆さんご迷惑おかけしました。今日からまた私が担当させて頂きます」
歓声があがる。
「それでは、授業をはじめますね」
みんなコクコク頷いている。
と言ってもまだ……わり算なのよね~この世界算数とか数学とか
非常に遅れているのよ……。
イチから順に教えていく。
分からない人には何度も繰り返して。そして全員が理解した所で前世で言うところのティアナ特製計算ドリル~テッテレー!
ええ、想像魔法で作りました…ハイ。
「裏に名前を書いてね」
みんなとても元気な良い返事をする。
「答えは切り取れるの、名前を書いて後ろから前に回収してくれる?丸付けの時だけ配るから」
そして、とりあえず教えたところだけ計算ドリルをスタートした。これを繰り返す事で確実に
覚えられる。
丸付けから、間違えた所をやり直して、また丸付けをする。
どうして間違えたのかを理解する。この繰り返し!
そして、授業が終わる頃にはみんな余裕で満点になる。
「また、明日続きをするから復習は必ずしてきてね」
と一言だけ言って帰宅!!!
なんか小学校低学年の先生になった気分なのよね。
「ただいまーーー」
「お帰り、ティアナ。その…どうだった?」
「ん?完璧」
「まじか……なんでこう違うんだ……」
教え方が違うからね~
「気になるなら授業見に来たら?」
「そうだな…明日見学させてもらう」
「了解~疲れたからツリーハウスに転移するわ。またね」
「ああ、お疲れ様」
パッ
「ぬあーーー疲れた」
夏なのでコタツは片付けて……
想像魔法でゴザを作って今は敷いてある。イ草のいい香りがするのよね~!おちつくぅ
ゴロゴロ ゴロゴロ
「まだ12歳なのに夏休みに仕事してるなんて偉すぎじゃない?誰かご褒美ー!!!!!」
誰も聞いてないという事で
たまにはと……疲れたから色々ぼやいてみる。
「大体、天界でも働いたのに何もご褒美ないし」
「別に新たな婚約者はご褒美じゃないし」
「やっぱり多少見返りは必要だと思うわけよ、うん」
「誰もなぁ~んにもご褒美くれないならティアナもうなぁ~んにもしない!!!」
デデンと大の字になる。
あーーー、スッキリした。
物分りいい子をするのもなかなか疲れるんだよね。
本日のぼやき終了!!
その頃…………
「今の聞いたか?」
「ええ……」
「すっかり忘れていたな……ご褒美」
「ほんとね……失念していたわ」
そう……創世神フェリックスと
女神メルちゃんとの会話
「ご褒美は何にする?」
「そうね~もう神獣はいるしねぇ……」
「悩むなぁ……」
「日本の調味料とかどうだ?」
「それいいわね!!」
日本の調味料かぁ~何かな?
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