転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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騎士団その2

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「今日はどうする?」

ん?


「今日はどうするとは??」

「イオ……それでは伝わりませんよ……」

パン君がため息をつく


「そうか??んじゃ今日はテントにする?城に泊まる?それとも叔父上の屋敷に行く?」


あーーー今日の宿泊地のことね~


「んーー、なんか疲れたし。まだアニーマルに居たほうがいいの??」


「あーーなるほど。ちょっと待って、叔父上に聞いてくるから」


「うん」

良く今の言い方で理解してくれたなぁ~


「イオはティアの話す事ならわりとなんでも理解するよな」苦笑

「ん?シュウそうなの??」


「そうだと思うぞ。俺でもたまに分からない事でもイオはわりとすぐ理解してくみとってる」

「運命の番なのかもしれないな」


ん?運命の番?


「前にも聞いたことあるけど、運命の番って何?リンサー」


「番とは唯一無二の存在だと聞いてるだろ?獣人や竜人は番のみを愛し婚姻する」


「うん」


「その上で、運命の番とは魂の半身と言われていてな~、お互いの思考や好みや色んな物が似てきたり、元々似ていたり。なんというかぁ……ツーカーというか…」



「なるほど、なんとなく分かった」


「多分ティアも成人になればわかると思うよ番契約すると魂自体も繋がるから」


「居場所もお互い分かるの?」


「ティアは獣人ではないからなぁ~相手の獣人だけティアの居場所が分かるのかもしれないな」


「えーーなんか不平等!!」

ぷぅ~と頬を膨らますティアナに
つい苦笑するカルロとリンサー


「ティアナは私達の居場所が知りたいのですか?」


「ん?だってさセド!セド達は私の居場所を常に把握しているのに私だけ分からないってなんか嫌なの!」


「ふむ…なるほど。なら何か魔導具とか考えてみます」ニコッ


GPS的な魔導具!?
それは凄いわね!!でもなんかシュウがそんなの持ってなかったっけ??チラッとシュウを見ると苦笑している。

「ああ……すでにそういった魔導具はあるぞティアナ。現にティアナはつけてるからな」苦笑


「だよね!!」


「クスクス ですがそれは1名特定なのでティアナの沢山の婚約者全員を含むは難しいのですよ。なので新たに考えるのです」

なんと!?全員を特定できる魔導具とな!?セドそれは世紀の大発明になるのでは?


「ティアナなら作れそうだな」コソッ


「シュウ…まぁね……でもせっかくセドが作ってくれると言ってくれてるもの!!待ってるわ」コソッ


「だな」コソッ


「ティアナと番契約できる時までに作ってプレゼントしますね」


「ありがとうセド!!大好き!」

ほっぺにチュッとしたらかあぁぁと赤くなったセド。

チュッってされた頬を片手で抑えて嬉しそうにしている。


「お待たせってなんだ?セド顔が赤くないか??日焼けでもした??」



「イ、イオ!?ええ…ハイ。多分日焼けです」


「へぇ~竜も日焼けするんだな……」


「そ、そうですよ!!竜でも人になってれば日焼けもしますッ」



「あー確かに」



「で、イオどうだったの??」

話を反らせばなぜかセドはホッとした顔をした。


「あ?ああ…叔父上が父上に説明したのちにストーンに転移石で戻る事で了承したからこのまま転移で戻れるぞ」

おおおおお、さすがイオ!!やっぱりさっきので理解していたのね!


「なら、亀様温泉で一泊しましょ!!!おっきいお風呂に入りたいの!!ついでに騎士団まるごと連れて行く??皆も疲れてるしあそこの温泉は大きいもの」


「それは皆が喜ぶな」苦笑
イオ

「さすがティアナですね……提案のスケールが大っきいです」苦笑
リンサー


「なら希望者を呼んでくるよ」


「うん!イオ宜しく~」


よし、今のうちにテントを複製しまくろう……20個中身ごと複製したから大丈夫!ちなみに一番部屋数が多い男用テントだからね!
5部屋の10人用テント!それを20テントだから200人は泊まれるわよ!さて…何人になるかしら?










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