転生幼女の愛され公爵令嬢

まさかの……

「ね、果物食べたい？」


「食べたーーい」

「オッケー」

テーブルに、みかんやイチゴ
やブドウを出した。

「果物食べるとビタミンとれるからいいよね」


「ビタミン？？？」


「ビタミン取らないと船乗りとか壊血病になりやすいのよ」


！！！！！！！！
皆が目を見開く


「ちょっと待て……今凄い事言った自覚あるか？？？」

ん？あれ？この世界壊血病って不治の病なんだっけ？？

「壊血病はビタミンとることで防げるよ」


「まじか！！！！！」


「ティアナ……それはかなり凄い偉業をなしましたよ。これで壊血病で死ぬものが少なくなるでしょう」


「そっかぁ…この世界では壊血病は不治の病なのね。ごめんもう少し早く話すべきだったね」


「謝る必要はありません、これで防げるのですから」


「壊血病になったとしてもビタミンをとっていけば治るよ。んー何か帰ったら作ってみる」

飴なら船乗り達も普段から口に入れられるしね。


「実は騎士達の中にも壊血病になるものがいるんだよ」


「え！？そうなの？？」


「ああ、遠征でビタミンはなかなかとれないからな」


あーーーなるほどねぇ。

んービタミンならアセロラか
ローズヒップ、キュウイフルーツかな。とりあえずアセロラを
想像魔法で種を今回は作って…
アセロラの実を使ってアセロラキャンディーと飲み物を作ってみようかな。

「とりあえず帰ったら作って商品登録してみる」


「おーー！かなり世界中がざわめくだろうな」苦笑


「さて、出発しますよ？」
エヴァンの一声でみんなが片付けて進む。


「今日の目的地まで後どれくらい？」


「今日の目的地はあと2.３時間ですね」


「了解～今日も３時着くらいか」


昨日と同じね


その後穢れた魔獣2体の穢れを
祓って、普通の魔獣を三体倒してようやく目的地に着いた。

「ぬあーーー疲れた」


「疲れたね～もうむり……」

さすがに3時間も歩けばクタクタである。


「はい、カリンポーション」

「ありがとう～」

ごくごく　ごくごく

二人で腰に手を置いて飲むスタイル。


「お前たち……年若い女子なのにそのおじさんスタイルはなんのんだ？？」苦笑


「ホントだー、二人ともおじさんぽい！！」


「ふふ、いいでしょ～おじさん女子！！！」


「！？」

カリンがあ然としてる

ｸｽｸｽ
さすがのカリンもおじさんは嫌なのかしら？


「あら、カリン嫌なの？おじさんはタフだし物知りだし褒め言葉よ？」ニコッ


「そ、そうなんだ！！それならいいかも！」


本当カリンは素直なんだから


「さ、とりあえずそれぞれテントでゆっくりしよう」


「うん！！」


とりあえずお風呂に温泉を入れている間におやつとお茶！！！

今日はアールグレイティーとバナナのシフォンケーキよ！！

バナナとシフォンケーキは
とりあえず卵白と卵黄をわけて
卵白は魔導冷蔵庫にいれておく。卵黄に砂糖ひとつまみ、まぜるバナナ2,3本いれてつぶしながらまぜる、牛乳、小麦粉いれてまぜるまぜる。その後は卵白に紙コップすれすれくらい入れた砂糖を小分けに卵白に入れてメレンゲを作るんだけど別のボールに氷水を少し作ってそのボールの中に卵白のボールごといれて冷やしながらメレンゲを作ると固くなりやすいの！
で、角が立つくらいのメレンゲになったら卵黄チームに少しずつ卵白チームを入れて切りながら混ぜていくの！これはヘラがオススメ！シリコンベラだと使いやすいよ！あとは、シフォンケーキ型にいれたら2センチくらい高さから型ごと優しく落として空気ぬきしてオーブン予熱して焼くだけ！！
んー180度に予熱して35分くらい？ちなみにこっちはオーブンは魔導具でつくったよ！！ふふ


「はーい、バナナシフォンケーキとアールグレイティーにした」


「わあぁぁぁ、美味しそう！！」


うん！シフォンケーキに生クリーム添えたからオシャレね！
生クリームつけながら食べると美味しいよ！！


パクっ

「んー、美味しいぃぃ」


「うんうん、我ながら上出来」



美味しい物は正義だわ！