転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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夕食

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ツリーハウスに荷物を置き、カリンと一緒に夕食の唐揚げの設置をする。どどんと大皿山盛りに4皿である。それと、料理人達が作ってくれたサラダやスープ、前菜などが並べられた。


「皆、学園からお帰り、2週間に一度ティアナの手料理が楽しめるのはとても嬉しいよ」ニコッ


「そうね、愛娘の手料理なんて最高よ」ニコッ


「お父様、お母様」ニコッ


「では、皆食べよう」

皆目をキラキラさせて唐揚げをがっついている。成人組はエール片手である。

「やっぱりティアナの唐揚げ大好きです!!!」

セドは唐揚げ好きなのね、そんな目をキラキラさせて……

「俺も唐揚げ大好きだ!!というか多分竜人みんな唐揚げは虜になるな…」苦笑


なるほど、竜人の好みのドストライクなのか~ふむふむ。

みるみる大皿の大量の唐揚げが
無くなっていく。本当みんな良く食べるよね!!!

ちらっ、ちらっと視線を感じる………視線を追うとそれは、シオンだった。


「シオン何?」


「その……納豆ない?」

ん?


「納豆?あるけど、食べたいの?」


「食べたい!!!!!出来たらその……何個か分けてほしい」

そうよね、この前お餅食べたから納豆ご飯も食べたくなるよね!!


「うん、とりあえずははいどうぞ!」

シオンに納豆を一ミニタッパーを渡した。納豆は一パックくらいの量をミニタッパーに小分けしているの!!それを複製魔法でタッパーごと複製している。
瓶にしていたんだけど、タッパーのほうが使いやすくてかえたの!!


「ありがとう!!!」


「後で、沢山あげるからそれはマジックバッグで保存してね」


「分かった!!ありがとう」


そうか、シオンは納豆が好きなのね~。

ん?他にも……視線をというか皆が納豆に釘付けである。主に転生4人組以外のメンバーだ。クルも含まれる!ステファンは猫だったから納豆は食べたことないわよね。

「皆も納豆たべてみます?」


コクコク頷く

大量の納豆のタッパーを出して
それをメイド達がそれぞれに配ってくれた。

「もう、タレはかかっているのでまぜてご飯にのせてまぜて食べてください」


言われたとおり、みんなその方法で納豆ご飯を作り食べだした。


「美味しい……な私は好きだな」


「私も好きだわ」

両親は納豆が口に合うようだ。というか皆夢中で納豆ご飯を食べている。え??みんな納豆平気なの!?てっきり無理な人もいると思ったのに!!!


「皆美味しい???」

一同全員頷いている。そして
この後お父様に頼まれて納豆を大量複製して……毎日公爵家の
朝食に出るのだった。定期的に複製してあげなきゃね………。
納豆用に…麻袋大をマジックバッグにしてそこに納豆を大量に入れて厨房に保存してある。

この世界の人は納豆平気なのかもしれないわね。日本舌に似ているのかしら????それとも私の影響????と考えながらも楽しい食事も終わり、それぞれツリーハウスに戻った。そしてこの前こっそり作っておいた……芋ようかんと温かい緑茶で
カリンと食後のデザートをこたつに入りながら楽しむのだった。まだ秋なのにだいぶ冷えるのよ!!もちろん全てのツリーハウスはホットカーペットと
こたつがあるから寒くないよ!

りんちゃんの寝床にも敷くタイプのヒーターをつけてあげているのよ。


「カリンも納豆好き?」


「好き!!!ネバネバしてて美味しいもん」


「ふふ、良かった。納豆は美容にもいいから」

「え!!そうなの!?」


「うん」


「美味しいし、体にも良くて美容にもいいって神様のご飯みたいね!!!」


「確かにそうね~」


「んー、芋ようかん最高」


「美味しいよね~」


パッ

ん?


「あーーやっぱり!!」

「ブハッ……ちょっと響介転移で何よ!!!」


「いや、なんか美味しい物を食べている気がして」


「相変わらず鼻がきくわね……」


「クスクス 響介本当だったな」


「響介はすごいなーー」


「お、芋ようかん!!!」

まさかの…響介、ラサム、シオン、クルである。


「皆にも出すからこたつに入りながら待ってて」


「「「「はーい」」」」

それぞれにも芋ようかんと緑茶を出すとみんなご満悦で食べだした。


「和菓子最高!!!!」

「うんまっ!!」

「緑茶と合うよなー」

「上手い~」


「まったく……転生四人組は。食べたら帰ってよね。もうそろそろ寝るんだから」


「「「「おー」」」」

芋ようかんも緑茶も綺麗に完食してお礼を行ってまた転移で戻っていった。まったく……騒々しいんだから。


「ティア、私も帰るね!」

「うん、おやすみ」

今日も頑張ったなー、お風呂入って寝よっと!!

みんなおやすみなさい!
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