転生幼女の愛され公爵令嬢

錬金

さて授業、授業！！

「授業だからもう行こう」

「うん！」

皆でぞろぞろ教室に戻る

錬金の授業がスタートしてそそれぞれ錬金をはじめている。


「んー、何を錬金しようかなぁ～」

お、カリンは入浴剤チャレンジしているみたいね！！

リップほしいのよね、もうそろそろ。前にチュウブタイプのリップは作ったけど固形が欲しい！！！

錬金釜にミツロウとホハバオイルとあと今回はイチゴからとっておいたストロベリー液も入れて錬金スタート！！リップを想像して……出来た！！！！ストロベリーリップ！！！早速唇に塗り塗り、鏡魔法でみると桜色のぷっくりとした小さなティアナの口がリップで潤っていて桜色の可愛い口がさらに際立って見えた。

「ティア、それなに？？口に塗ったの？」


「これは、リップクリームで唇の乾燥を防いで保湿してくれるの、ちなみに私のはストロベリーの香りつき」


「唇の乾燥！！！！いいな～秋冬は乾燥するよね」


「カリンは何のフレーバーがいい？」

しばらく考えたカリンが口にしたフレーバーは


「リンゴがいい！！」


「オッケー」

さっきと同じ工程で作り、フレーバーだけリンゴにした。ついでに、ミカンのリップも完成！
この3つのリップを大量複製してリュックにしまったのだった。


「はい、カリンの分」

もちろん商品登録もしたよ！！

今日の放課後にでも商会に届けようかな。

「ありがとう！！」
ぬりぬり　ぬりぬり


「わぁ～ふんわりリンゴの香りがしていい！！！」


「ふふ、唇乾燥すると切れたりするからこまめに塗ってね」


「うん！！ありがとう」

さてと、残った時間でポーションを沢山作ったのだった。

体力回復、魔力回復、毒消し
それぞれ一本ずつ作り、大量複製して、100本をイオに渡すと王国で買い取ってくれるらしい！

シュウにも100本渡したらとても喜んで改めてお礼をすると言ってマジックバッグにしまっていたっけ。

まぁ、お金もお礼も…私使い切れないくらいの大金持ちだからいらないんだけどね！！！！
でも貰ったお金とか臨時収入は
孤児院に援助しているから助かるのだけど。孤児院も良く横領するって話もありがちだからうちの領ではローゼリア家の騎士に一人交代でついてもらっているのよ。私の発案でね！！せっかく援助しても建物や子供達に還元されないと意味がないもの！！

次は薬草学ね！！！今回の薬草学は学園のハウス見学みたい！！


「ハウス楽しみだね」


「うん！！」


ぞろぞろと薬草学の先生とハウスに移動して中に入ると、沢山の薬草や見たこともない植物が沢山あった。

ん？あ！！！この稲穂！！！

鑑定

もち米になる稲

女神様からの贈り物


ふぉぉぉ！！！！


「先生、こちらの稲穂を少しでいいので…頂けないでしょうか？？」


「ん？ああ、それは使い道ないし好きだけ持っていっていいぞ」


「ありがとうございます！！」

根から丁寧に抜いて空間にしまってティアナはご満悦である。
今年の冬はお餅が食べられるわ！！！大豆もあるし、アレを作ろう！！！！んふっふっふ！


「ティアナ、お前嬉しそうだな」

ん？振り向くとそこにいたのは


「シュウ、なんで薬草学までいるの？？」


「ん？暇だから、さっきの植物はなんだ？？」


「んっふっふっ、後のお楽しみよ」


「わ、分かった」


今ここで話したら先生の気が変わるかもしれないもの！！！もうマジックバッグにしまったけどね！！これを複製して畑に植えないと。転生３人組も喜ぶだろうなぁ～！！豚汁に入れても美味しいのよ！！あんこもあるし、きな粉もあるし、あとは…
やっぱりアレを作るしかないわよね！！！海苔はシオンの国で作ってるからいつでもあるし！

あ～お餅早くたべたーい！！！