285 / 688
いい匂いに
しおりを挟む
「ん~~このお肉美味しいぃ~」
「うますぎる」
「美味しいな~」
「「最高ですね」」
おう!?セドとパン君がハモった。
「これ店で出せるレベルですね」
「え!?ダリア本当?」
「ええ、本当です」ニコッ
やったぁー!!!
「ふふ、嬉しい」
パクパク パクパク
ガサガサ ガサガサ ガサガサ
ん?なんかガサガサ音がする……
「なんか来たな…」
「匂いに釣られたんでしょうか?」
「危険なやつなら任せろ!!」
男メンバーは臨戦態勢である。
ガサガサ
バタッ バタン
「あらまぁ!?ユニコーンさんと鳥族の方かしら??大丈夫かしら?」
出てきたとたん倒れてしまった
「ティアナとカリンはまだ動くな」
「う、うん」
「分かった」
とりあえずシュウの言うことを聞いておこう。
「わ、私達は危険ではありません……ここ何日もこの迷いの森で彷徨っていて……空腹で」
え!!!ここって迷いの森なの????
「とりあえず、このティアナ印のポーションを二人にあげて」
「分かった」
スオウに渡すとスオウはすぐ二人に飲ませてくれた。
「ありがとうございます……」
「何か事情がありそうだな、とりあえずティアナ食べ物をあげてやるか?」
「まだローストビーフ丼あるからそれ出すね」ニコッ
ユニコーンさんと鳥族さんに
ローストビーフ丼とコンソメスープを差し出すと目の色をかえてがっついて食べだした。
「うまい………」ポロポロ
「美味しいですね…殿下」ぐすっ…
「まだあるからゆっくり食べてね。誰も取らないから」ニコッ
「ありがどぉ……」ポロポロ
「本当にありがとうございます……このご恩は一生って……この匂いは……」
ん?甘い匂いがする。これって
ティアナが鳥族の人の側に寄ってクンクン匂いを嗅ぐ。わぁ~この匂いはメープルの匂い~!
「この鳥さん私の番みたい」
「あーー了解」
一同苦笑いである。
「番………ようやく会えたのですね……」ポロポロ
「あのね、私沢山驚くくらい婚約者いるのだけどそれでもいい?」ニコッ
「は、はい!!!何人いても番は貴女一人なので」
綺麗な羽ね~なんの鳥なのかしら???
「貴方何の鳥なの??」
「あ、自己紹介が遅れてすみません、私は代々王家の側近家系のモモイロインコという種類の鳥で名前はライルス.モモイーロです」
ふぉぉぉ、だから羽がピンクなのね!!!可愛い~!!
髪も桃色でめちゃくちゃイケメン!!!
「私はストーン王国筆頭公爵家ルイ.ローゼリアが子、ティアナ.ロゼ.ローゼリアと申します」
「筆頭公爵家!?これは……ストーン国の筆頭公爵家と言えば…王弟殿下の姫君でございますね」
「ええ、そうだけど貴方は番だし普通の話し方にして貰えると嬉しいわ」ニコッ
「はい!!」
ちらっとユニコーンさんにも近づくと……ん~やっぱり。この人もいい匂いがする。チョコレートみたいな香りがする。
「この人も番みたい」
「あーー了解」
「え!?殿下もですか!!!」
ん?殿下???この国の王子なの??
「ライって呼んでもいい?私はティアかティアナで」
「はい!!ではティアと…」
コクっと頷く
「ライ、このユニコーンさんは王子様なの?なのに何故迷いの森で空腹でいたの??」
「はい……この方はこの国の第一王子殿下なのですが……今の王妃が後妻でして第2王子殿下がお生まれになり命を狙われてこの迷いの森に退避したのですが、その……」
「迷ってしまったのね」
「はい……お恥ずかしいのですがそうなのです」
「王はどちらを王太子に推しているの??」
「陛下は第一王子殿下を王太子に推しておられます。第2王子殿下には王族が引き継ぐ能力と角が出なかったので」
あーーなるほど。
「貴方名前は??」
「挨拶が遅くなりすみませんでした。私はユニウス.ミュージと申します。この国の第一王子です、番の姫にお会い出来てとても嬉しく思います」
わぁ~このユニコーン王子様は
中性的な顔立ちに七色の角がとても神秘的で素敵~ふふ
「宜しくね、ユニと呼んでもいい?私の事はティアナかティアで」ニコッ
「はい!!ではティアと」ニコッ
「二人共何歳なの??」
「17になります」
「私も17です」
二人共17歳なのね!イオの1つ上なのね
「ならこの旅が終わったらそのまま一緒にストーンに行こうよ、お祖父様が国王陛下に連絡をしてくださるわ」ニコッ
「ありがとうございます」
「ありがとうございます」
二人ともよっぽど怖い思いをしたのだろう……またポロポロと泣き出してしまった。二人をシュウが優しく話しかける。こういう時本当頼りになるのよね。
「セドとスオウと同じテントでいい?」
「ええ、かまいませんよ」ニコッ
「ああ、全然いいぞ」ニコッ
「宜しくお願い致します」
「宜しくお願い致します」
「セドとスオウも竜人国の王子様だから王子同士話も合うかもしれないわね」
「「!?」」
「ちなみにイオも王子よ」
さて、後は男メンバーにお任せして私とカリンはお風呂に行こーっと!!
「うますぎる」
「美味しいな~」
「「最高ですね」」
おう!?セドとパン君がハモった。
「これ店で出せるレベルですね」
「え!?ダリア本当?」
「ええ、本当です」ニコッ
やったぁー!!!
「ふふ、嬉しい」
パクパク パクパク
ガサガサ ガサガサ ガサガサ
ん?なんかガサガサ音がする……
「なんか来たな…」
「匂いに釣られたんでしょうか?」
「危険なやつなら任せろ!!」
男メンバーは臨戦態勢である。
ガサガサ
バタッ バタン
「あらまぁ!?ユニコーンさんと鳥族の方かしら??大丈夫かしら?」
出てきたとたん倒れてしまった
「ティアナとカリンはまだ動くな」
「う、うん」
「分かった」
とりあえずシュウの言うことを聞いておこう。
「わ、私達は危険ではありません……ここ何日もこの迷いの森で彷徨っていて……空腹で」
え!!!ここって迷いの森なの????
「とりあえず、このティアナ印のポーションを二人にあげて」
「分かった」
スオウに渡すとスオウはすぐ二人に飲ませてくれた。
「ありがとうございます……」
「何か事情がありそうだな、とりあえずティアナ食べ物をあげてやるか?」
「まだローストビーフ丼あるからそれ出すね」ニコッ
ユニコーンさんと鳥族さんに
ローストビーフ丼とコンソメスープを差し出すと目の色をかえてがっついて食べだした。
「うまい………」ポロポロ
「美味しいですね…殿下」ぐすっ…
「まだあるからゆっくり食べてね。誰も取らないから」ニコッ
「ありがどぉ……」ポロポロ
「本当にありがとうございます……このご恩は一生って……この匂いは……」
ん?甘い匂いがする。これって
ティアナが鳥族の人の側に寄ってクンクン匂いを嗅ぐ。わぁ~この匂いはメープルの匂い~!
「この鳥さん私の番みたい」
「あーー了解」
一同苦笑いである。
「番………ようやく会えたのですね……」ポロポロ
「あのね、私沢山驚くくらい婚約者いるのだけどそれでもいい?」ニコッ
「は、はい!!!何人いても番は貴女一人なので」
綺麗な羽ね~なんの鳥なのかしら???
「貴方何の鳥なの??」
「あ、自己紹介が遅れてすみません、私は代々王家の側近家系のモモイロインコという種類の鳥で名前はライルス.モモイーロです」
ふぉぉぉ、だから羽がピンクなのね!!!可愛い~!!
髪も桃色でめちゃくちゃイケメン!!!
「私はストーン王国筆頭公爵家ルイ.ローゼリアが子、ティアナ.ロゼ.ローゼリアと申します」
「筆頭公爵家!?これは……ストーン国の筆頭公爵家と言えば…王弟殿下の姫君でございますね」
「ええ、そうだけど貴方は番だし普通の話し方にして貰えると嬉しいわ」ニコッ
「はい!!」
ちらっとユニコーンさんにも近づくと……ん~やっぱり。この人もいい匂いがする。チョコレートみたいな香りがする。
「この人も番みたい」
「あーー了解」
「え!?殿下もですか!!!」
ん?殿下???この国の王子なの??
「ライって呼んでもいい?私はティアかティアナで」
「はい!!ではティアと…」
コクっと頷く
「ライ、このユニコーンさんは王子様なの?なのに何故迷いの森で空腹でいたの??」
「はい……この方はこの国の第一王子殿下なのですが……今の王妃が後妻でして第2王子殿下がお生まれになり命を狙われてこの迷いの森に退避したのですが、その……」
「迷ってしまったのね」
「はい……お恥ずかしいのですがそうなのです」
「王はどちらを王太子に推しているの??」
「陛下は第一王子殿下を王太子に推しておられます。第2王子殿下には王族が引き継ぐ能力と角が出なかったので」
あーーなるほど。
「貴方名前は??」
「挨拶が遅くなりすみませんでした。私はユニウス.ミュージと申します。この国の第一王子です、番の姫にお会い出来てとても嬉しく思います」
わぁ~このユニコーン王子様は
中性的な顔立ちに七色の角がとても神秘的で素敵~ふふ
「宜しくね、ユニと呼んでもいい?私の事はティアナかティアで」ニコッ
「はい!!ではティアと」ニコッ
「二人共何歳なの??」
「17になります」
「私も17です」
二人共17歳なのね!イオの1つ上なのね
「ならこの旅が終わったらそのまま一緒にストーンに行こうよ、お祖父様が国王陛下に連絡をしてくださるわ」ニコッ
「ありがとうございます」
「ありがとうございます」
二人ともよっぽど怖い思いをしたのだろう……またポロポロと泣き出してしまった。二人をシュウが優しく話しかける。こういう時本当頼りになるのよね。
「セドとスオウと同じテントでいい?」
「ええ、かまいませんよ」ニコッ
「ああ、全然いいぞ」ニコッ
「宜しくお願い致します」
「宜しくお願い致します」
「セドとスオウも竜人国の王子様だから王子同士話も合うかもしれないわね」
「「!?」」
「ちなみにイオも王子よ」
さて、後は男メンバーにお任せして私とカリンはお風呂に行こーっと!!
44
お気に入りに追加
2,560
あなたにおすすめの小説
女性が全く生まれない世界とか嘘ですよね?
青海 兎稀
恋愛
ただの一般人である主人公・ユヅキは、知らぬうちに全く知らない街の中にいた。ここがどこだかも分からず、ただ当てもなく歩いていた時、誰かにぶつかってしまい、そのまま意識を失う。
そして、意識を取り戻し、助けてくれたイケメンにこの世界には全く女性がいないことを知らされる。
そんなユヅキの逆ハーレムのお話。
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
最強の赤ん坊! 異世界に来てしまったので帰ります!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
病弱な僕は病院で息を引き取った
お母さんに親孝行もできずに死んでしまった僕はそれが無念でたまらなかった
そんな僕は運がよかったのか、異世界に転生した
魔法の世界なら元の世界に戻ることが出来るはず、僕は絶対に地球に帰る
目が覚めたら男女比がおかしくなっていた
いつき
恋愛
主人公である宮坂葵は、ある日階段から落ちて暫く昏睡状態になってしまう。
一週間後、葵が目を覚ますとそこは男女比が約50:1の世界に!?自分の父も何故かイケメンになっていて、不安の中高校へ進学するも、わがままな女性だらけのこの世界では葵のような優しい女性は珍しく、沢山のイケメン達から迫られる事に!?
「私はただ普通の高校生活を送りたいんです!!」
#####
r15は保険です。
2024年12月12日
私生活に余裕が出たため、投稿再開します。
それにあたって一部を再編集します。
設定や話の流れに変更はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる