転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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魔法手紙

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帰ってきたものの、何をしようかな~。


ん?魔法手紙が向かってくるわね………わたし宛てかしら?
窓をあけたら魔法手紙が部屋に入っきてティアナの手の上にゆっくり落ちた。


誰かしら?裏を見るとマドラさんだった。

ティアナ嬢へ

ティアナ嬢が作ったジュエリーがまさかの…2時間足らずで完売してしまった。あれだけ…高額設定したのにだ。そして、予約出来ないのか??とすごく問い合わせが殺到していてどうしたらいいものやら……とにかく困っている!!
もう少しジュエリーを作り売ることはできるだろうか?いい返事を待っている。

マドラ



えーーー!?2時間で売れるって何事!?しかもブルーダイヤでめちゃくちゃ高いのに………。
ブルーダイヤでレアだから貴族
は買うのかしら?それにしても2時間って凄いわね。

特にすることないしジュエリー作ろうかな。

魔法手紙を取り出して返事を書く。


マドラさんへ


先日は私のジュエリーを置いてくださりありがとうございました!!2時間で完売とはかなり
驚きましたがありがたいです!
分かりました追加で作り後ほどお持ち致します!!
宜しくお願い致します


ティアナより


封を閉じて魔力を流せば完成
宛先の人に届けてくれる。


よし、じゃ作ろう!!!!!

まずはピアス!!!
シンプルな丸い肩にブルーダイヤを削りピアスにしたのを多めに作り、ハートのブルーダイヤのピアスも複製で多量に。
あとは、3つの小さめのカットにしたブルーダイヤを縦に3つ繋げたピアス!これはゆらゆら揺れて可愛い!!

後はブレスレットかな~!
周りは普通のダイヤにして中央だけブルーダイヤにしたブレスレットも作ってみた。
しずく型のブルーダイヤのチャームを付けたブレスレットと

しずく型のピアス、しずく型のネックレス、指輪はシンプルな
ダイヤカットの指輪を多めに作った。

これだけ作ればとりあえずいいかしら??

あ、一粒のブルーダイヤのネックレスも作るかな~。

何か忘れている気がするのよね
…………………。うーーーーーーん

あ!!!!!!シュウが落ち込んでいるって聞いた気がする……

よし!!シュウにブレスレット作ろうかな。シュウってブルー系好きなのよね~うーん、デザインどうしようかな。ブルーダイヤを周りにしてイエローダイヤを月の形にしてチャームでつけてみよう。うん!!いい感じになったわ!!

とりあえずシュウのはラッピングしてと…マジックバックに入れておこう。

マドラさんに渡すのは想像魔法で作ったジュエリーボックスに
一つずつ丁寧に入れてそれを空間に入れた。

パッ

「マドラさ~ん来たよ~」


「ティアナちゃん!!!!助かるよ!!!」


「なんかこれだけ頻繁に売る感じだとその…ブレスレット代がわりじゃ申し訳ないから、2割はマドラさんとって」


「え!?何を言ってるんだ!!!このブルーダイヤのブレスレットは一生働いても買えない代物なんだぞ!!それをプレゼントしてもらったのに……そんな事出来るわけないよ…」


「まぁ、マドラさん私すごく大金持ちなんですよ?ティアナ商店の収益も入るんですっ」


「うん知ってるけど…」


「受け取って貰えないならもうジュエリー作って持って来づらくなりますけど……」


「なっ!?それは困る!!!分かった受け取るから!!」


「ふふ、なら宜しくお願い致しますね」ニコッ


「ああ…」


「新作見ます?」


「見たい!!!!!!」


従業員の人に任せて二人で応接室に。


作ってきたわりと大量のジュエリーをマドラの前に並べるとマドラは大興奮だった。

「凄いな!!!!また売れたら連絡する!」


「うん、ありがとうございます」ニコッ


さて、一人で来たしそのまま帰ろう。


パッ


あ、間違えて屋敷の部屋に戻ってきちゃった。


「お嬢様!!!!」


「あ、ビアンカ…ただいま」


「お帰りなさいませ」ニコッ

「キュッキュッ」

りんちゃんがちょっとほっぺた膨らませて怒っているようだ……

「りんちゃん……ごめんね」

ぷぅ~と頬を膨らませたまま
背中しか見せてくれない。

クルミをりんちゃんの方に差し出してもう一度謝る。

「りんちゃん、次からはちゃんとビアンカには告げていくわ…ごめんね」


クルッと振り向いて

クルミを受け取りティアナの肩に乗ってくれた。どうやら今回は許してくれたようだった。

一応ビアンカには魔法手紙で
りんちゃんのことはきちんと頼んでおいたし、ビアンカからも魔法手紙で任せて下さい!!存分までゆっくりしてくださいとの返事を貰っていた。

そこはきちんとしないとね~!!

「りんちゃん今度私の秘密基地行く?」

「お嬢様!?秘密基地ってなんです???」

「ん?ビアンカも行ってみたい?」


「はい!!!」

目をキラキラさせて頷く


「ならこのまま行こう」

「はい!!!!」

「りんちゃんも行こうね」

「キュッキュッ」

リス用に作ったお洋服型リードをつけて長めにしてあげて手にリードをきちんと握る。

パッ


「ここが私のツリーハウス!隣のツリーハウスはカリンのツリーハウスと転生三人組のツリーハウスよ」ふふ


「わぁ~木の上にあるんですね!!!とても夢があって素敵です!!!!」

「そう?ありがとう」ニコッ

「しかも!!内装が猫ちゃんで最高ですね!!!!!」


「ふふ、カリンの家は鳥よ」

「いいですね、妹までありがとうございます!!」


「ビアンカならどんな内装にするの?」

少し考えるビアンカ…………


「そうですね、お嬢様が猫で、カリンが鳥なら私はうさぎですかね~ふふ」


おおおお、なるほど!!!


「なら、ビアンカは私の専属侍女だし隣にビアンカのツリーハウス作ってあげる」


「!?」


「一回おりるわよー滑り台で」


「え!?あ、はい!!」

「キュッキュッ、キュッキュッ」

りんちゃん、滑り台にご機嫌である。



少しだけ離してティアナのツリーハウスの隣にビアンカのツリーハウスも立てて、うさぎ内装にしてあげるとビアンカは半泣きで感激して頭を下げたのだった。もちろんお風呂はうさぎ型!!


「ふふ、頑張って色々家具とかチョイスしてね、ってあ!!これあげておく」

空間からポシェット型のマジックバッグを出してビアンカにあげた。


「お嬢様、このカバンは?」


「これ、マジックバッグといって屋敷一個分くらいの物は入るし、食べ物とかも新鮮なままで腐らないから」ニコッ


「そ、、そんな貴重な物いいのですか!?」


「ビアンカは私の専属侍女だもの」ニコッ


「お嬢様…ありがとうございます」ぺこっ


「これに家具とか色々入れて運ぶと便利よ」ニコッ

「はい!!!」


「じゃ、頑張ってね!」

ちなみにビアンカも螺旋階段の滑り台つきである。

パッ


「ただいま~りんちゃんもツリーハウスでゆっくりしてね」

コクコク頷くりんちゃん、かわいいわね~ほんと!
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